☆しろの雑記帳☆


2/20 東京

先週末は本業の出張のついでにちょっと東京で遊んでまいりました。
今回は、Bunkamuraでやってるフェルメール展を見てきました。
フェルメールも大好きですが、17世紀オランダの風俗画全般、とっても好きなんです。
オランダ行ったことないんですけど、いつか行ってみたいですね〜。
フェルメールは3枚来てたんですが、「手紙を書く女と召使い」が一番好きだったかな。

もちろん
蜻蛉玉ばぶるすさんにもおじゃまして、ご挨拶とちょっとだけ納品してまいりました。
ばぶるすさんは、いつ伺っても楽しくて、つい長居してしまいます。
今回はお客さまが来て下さっていろいろお話しできたし、新しい作家さんの玉もすてきでした。



お客さまから、すてきなプレゼントをいただいたんですよ。
これ、手すき和紙のカレンダーなんです。動物の図柄が可愛いでしょ〜♪
いいなあ、こんな可愛い動物、いつか作ってみたいです。
他にも美術館の絵はがきとかいろいろいただいちゃったんですが、これも動物シリーズですごくすてきで
どれもほんとにセンスが良くて、感激しちゃいました。ほんとにありがとうございました。
こんなセンスの良い方が、私の玉を買って下さるなんて、考えるとちょっと不思議かも…(汗
いえ、私ももっと精進して、センスと技術を磨かねば…!!

でも、今回滞在中に何度も地震があって…まだまだ関東地方は余震が続いてるんですね。
ちょうどばぶるすさんにいたときに揺れて、私だけ大騒ぎ(笑
とんぼ玉の棚が揺れるのが怖くて、つい押さえようとしたりして…。
ばぶるすさんの棚は店長さんの手作りで、3月11日にも全く被害を出さなかったとかで
私なんかが心配することないんですけどね〜
東海地震が来るのも怖いけど、東日本の地盤も早く落ち着いてほしいです。

滞在中、お世話になったみなさま、いろいろありがとうございました。
そんなにたびたびは伺えないですが、またばぶるすさんには機会を見つけておじゃましたいです。


2/12 ヤマセミ

あいかわらず寒いですね〜。
ええと、今回は鳥の玉です。
鳥を作りたいなあと思って、何の鳥にしようか考えたんですが
一番作りたいのは、鷹とか鳶とか、羽を広げたところがきれいな鳥なんですが
(要するに、木の枝を上手に作れないので、空を飛ばせるしかないというわけで…笑)
でも、背景が空だけだと、これはこれで表現が難しい…
じゃあ、川の上を飛んでる鳥なら…と思って
カワセミだとちょっと冬っぽくないので、白黒のヤマセミにすることにしました。

いや〜、これが難しかった〜。
いえ、失敗はよくあるんですが、黒に特色を使ったので、けっこう打撃が大きくて…(笑
全体に入った白黒の模様を細かく表現しようとしたら、細かすぎて模様が見えない…。
模様が見えないもんだから、白に黒い模様はただの白、黒に白い模様はただの黒に見えて
鳥全体としては、なんだか白と黒のパンダみたいな模様になっちゃって…(涙
仕方ないので、全体を黒を基調に、模様を少し粗めにして、作り直しました。
組み立て前のパーツを見ると、もとのの方がきれいに見えるのになあ…
なかなか難しいものですね〜

でも、私の腕ではやはり鳥だけでは絵にならなくて、葉っぱを入れることにしました。
紅葉の葉っぱに霜や氷がつくととってもきれいで、それを表現したかったんですが
赤い葉っぱに霜が付いた状態は難しくて、白いのと赤いのと混ぜることに…
ついでに、緑や黄色の紅葉のも作ってみましたが
…どう見ても、冬とか早春じゃなくて、秋の絵柄ですよねえ。すみません。

夏になったら、今度は鮮やかなカワセミも作ってみたいなあ。
って、鉛ガラスじゃなかなかこれも難しそうですけどね。






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