☆しろの雑記帳☆


7/26 ばぶるすさん

金曜日に本業の東京出張が入ったので、これ幸いと
翌土曜日に、マーブルの委託をお願いしている高円寺のばぶるすさんにご挨拶に伺ってきました。
(出張が先週だったら、はんどさんの展示会にも行けたのに〜〜悔しい。)
新しい展示台にマーブルをおいていただいてると伺って、どんなんだろうとわくわくして出かけたら
じゃ〜ん!こんなすばらしい飾り棚が…!
この棚も、マーブルを置いていただいている台も、すべて店長さんの手作りなんです。
す、すごい…感動です!!うちのマーブルがなんだか立派に見えるじゃないですか〜〜
店長さん、ありがとうございました〜感謝感激でございます!

木目の渋いシックな飾り棚…ライティングも完璧です!



上がいっしょに委託されてるしげさんのマーブル、下がしろがね屋です。
店長さんとお話ししながら、お客さんの様子を見ていたんですが
この飾り棚のおかげで、マーブル大変目立っております。
かなりのお客さまが足を止めて、じっとごらんになっていらっしゃいました。
今のところ「これはいったい何だろう?」という感じだと思うんですが
こうやっていろんな方にマーブルを知っていただいて
だんだん日本にもマーブル好きな方が増えてきたらとっても嬉しいな。

ばぶるすさんの店長さんは、ご自分もバーナーされる方なんです。
それに、しろとはなんだか妙なところで趣味が合うみたいで…(笑
それから、マーブル販売の将来とか、海外販売のこととか、お話が弾んで
なんだかついつい長居してしまいました。
お忙しいところお相手してくださって、本当にありがとうございました。
今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします。

せっかくの東京なので、ついでにいろいろ遊んで参りました。
午前中は国立科学博物館 へ。実はポピュラーサイエンスや古生物が好きなしろでした。
下の左の画像、きれいなガラスの蓋ものに見えるでしょう。これ、ケイ藻の拡大模型なんです。
ケイ藻って、プランクトンの一種で、細胞壁がガラス質なんですよ。
そのガラスの殻が、顕微鏡で見るとすっごく繊細で精巧で美しいんです。詳しくはこちらへ。
微生物って透明なのが多くて、画像的に美しいと思うんですよね〜いつかガラスで表現できたらいいなあ。

それから右側は、国立科学博物館主催植物画コンクール入選作の絵はがきです。
これが、素人の作品とは思えないくらい美しいんですよ。
一般部門はもとより、中高生部門でも、びっくりするほどのディテールです。
おまけに、プロの作家さんの絵じゃないから、とっても安くて、絵はがき1枚たったの30円。
コンテストは毎年行われて、皆さんどんどんレベルが上がってるので、行く機会があるたびに購入してます。
 
      実は店長さんにも好評のケイ藻のガラス模型(笑)           しろおすすめの絵はがきシリーズ 機会があったらぜひお手にとってご覧ください

その後、山種美術館にまわって、繊細な花の日本画を見てまいりました。
趣味にどっぷりつかって、お世話になっているお店にもおじゃまできて、とっても有意義な週末でした。
なんだかとっても充電できた感じ!
明日からは、また玉作りに励みますね〜


7/21 トロピカル

毎日お暑いですよねえ…。これから丸2ヶ月は酷暑が続くわけで…バーナーワーカーにはつらい季節です。
どうせなら、おもいっきし夏らしい玉を作ろうと思って、熱帯魚の玉を作ることにしました。

ほんとは、どこかのCMで見た、高層ビルの夜景の星空に熱帯魚が泳いでる画像をまねしたかったのですが
丸くないパーツを引くのって難しくて…。形はできても、引っ張るときにゆがみまくり…。
おまけに、玉に入れるのも難しく、さらにゆがんでしまいます。
で、こりゃ、何かもうちょっとマシに見えるものを上にのっけてごまかさないと…と思い
ネットでトロピカル画像を検索し、ハイビスカスのお花を入れてみました。

ところが、星に魚たくさんと、葉っぱとお花…と、山ほどのパーツを入れるのが大変で
ゆがむわ、玉はでっかくなるわ、細かいパーツを入れるので肩は凝るわ〜〜
とりあえず、下手なテッポも数うちゃ当たる方式で、たくさん玉を作りました。
ここから少しはマシなのを選ぶ予定です。

ええと、お魚は実際にある種類を参考にしたのですが、同じ海域に泳いでる種類かどうかはちょっと…
だいたい、これだけゆがんでちゃ、種類なんて識別不能ですよね。すいません。

とりあえず、今から撮影に入りますので、うまくいけば、今晩予告が出せるかもです。
こんな玉ですが、よろしければ、またのぞいてやってくださいませ〜


7/17 リズム感…

先日、久しぶりに通っているお教室に伺いました。
(数カ月おきにしか顔を出さない、ヤクザな生徒です。先生、申し訳ございません…)
他の生徒さんが重ね点打ちを習っていらっしゃいました。
お茶の時間に、「私、同じ大きさに点を打てたことがないんです」ってグチをこぼしたら
先生から「あれはリズム感かもねえ」とのお言葉。

うう…な、なるほど、納得。私、リズム感ないです。
昔楽器弾いてたことがあるのですが、音感は「良い・悪い」の「悪い」レベルだったんですが
リズム感は「ある・なし」の「なし」の方でした。
…リズム感って、才能かなあ。というか、運動神経がないのが根本的な問題かも…
でもなんかこれで、点打ちについてはあきらめがついて、いっそさっぱりいたしました(笑
今後は(も?)リズム感の必要なさそうなことをがんばります。

お教室のあとで研磨機をお借りして、またペーパーウェイトの底を磨いてきました。

…画像ではわからないのですが、左側のピンクの、表面ざらざらなんです。
マーブルをペーパーウェイトにするときは、電気炉でちょっと溶かしたら良い形になるよって
ガラス関係の方からアドバイスいただいて、やってみたのですが…
確かに形は良いのですが、溶かす前はつるつるだった表面が、炉から出してみたらざらざらに…
バーナーの火加減でざらざらになることはあるけど
炉で加熱する方が、直火よりガラスにはやさしいかと思ったんですけどねえ。
きっと、ソーダ系のガラスなら大丈夫なんでしょう。佐竹の鉛はホントに気難しいから…
値段の高い方のクリアなら大丈夫かなあ。でもあれも火に入れると曇ることあるし、信用できないなあ。

一応、底を磨いてはみましたが…手触りの悪いガラス製品って気持ち悪いですよね。
今後は、やっぱり丸い形から底を削ることにいたします。


7/7 ニューモルダー

今年のAlphabet Marble Contestの賞品が届きました。
左が、その新しいマーブルモルダー。すっごく使いやすいです。右は参考のため、今まで持ってたものです。
 
こちらが新型モルダー              こちらは今までの持ち手付き。

ちょっと不思議な形してるでしょう。初めて見たとき、沼からあぶくがわいてるとこみたいって思っちゃいました(笑
今までと穴の形が違うのでちょっと緊張しちゃいましたが、使ってみたら、とっても使いやすくて、感激!

今までは片手で鉄芯付きマーブル、片手でモルダーを持って成形してたんですが
作業台において使うタイプは、力があんまりいらなくてすごく楽なんです。
なるほど〜これが物理の時間に習った、作用・反作用ってやつですね。
壁を手で押すと、壁が同じだけの力で押し返すっていうの。かけた力が倍になるから、腕があんまり疲れません。

それから、今までのは丸く彫り込んだ穴の縁が切り立った形だったんですが
新しいのは縁が盛り上がって丸くなってます。
佐竹の鉛ガラスは柔らかいから、穴の縁で回して成形するときに跡が付いちゃったんですが、これは全然大丈夫。
倍になった力で押しつけても、きれいに丸く成形できます。
この形だとガラスとの接触面積が増えて、ガラスが冷えて濁るんじゃないかと心配だったんですが
とがってないだけで、ガラスと面で接触しているわけじゃないので、大丈夫でした。

持ち手が付いていないと、ポンテ跡を消すのに使えないので、今までのも引き続き使うのですが
これまで成形に苦労して、時間かかって、腕もとっても疲れていたのが、新しいモルダーのおかげで
早くて楽できれいに仕上がるようになって感激!マーブルを作るときのストレスが半減いたしました。
今年のコンテストに参加して良かった〜〜(うるうる
賞金も去年よりちょっと増えたし、来年もまたがんばって出品しようかな〜♪

このモルダーを作られてコンテストの賞品に提供されたのはMike Closeさんという方です。
業者さんじゃなくて、マーブル作家さんなので、モルダー販売用のサイトとかはお持ちじゃないのですが
ご希望の方には1個150ドル+送料で販売されてるそうです。
興味のある方がいらっしゃいましたら、しろがね屋までご連絡お願いいたします。
モルダーの詳細はこちらです。よろしくお願いいたしますね。


7/4 表面加工

最近のしろがね屋のマイブームは、表面加工。
埋め込みだけじゃなくて、玉の外側にも何か工夫を凝らしたいなあと、試行錯誤中です。

まずは、表面にゆらゆら波紋模様を入れた金魚と水草の玉。
ゆらゆらの下にお花を入れたくて、水中で咲く花を探したんですが、そういう花はあんまりないようで…
そりゃ、お花ってそういうもんじゃないですからね〜
で、ちょっとウソなんですが、増水で水没したオオカナダモという設定で、玉を作ってみました。(笑

 

集合写真ではゆらゆらがわからないので、拡大写真も…
実際も遠目ではよくわからないと思いますが
お手にとってくるくる回してごらんになると、お花と金魚がゆらゆらしますよ。



こちらは葉っぱの玉。
透明、不透明のガラスで作った葉っぱを重ねて、森の奥の葉陰に赤い実がのぞいているようなイメージ…
と思ったんですが、…これって、なんだか、クリスマス玉??
…まあ、売れ残りはクリスマスにまた売りましょうかね。
一番外側は透明の葉っぱなのですが、画像では透明感が全然出てないし…う〜む(汗

とりあえず、現在カートの準備中です。
土曜日にはupできますので、こんな玉でよろしければ、のぞいてやってくださいませ〜〜


7/3 ランプワークビーズブレスレット

こちらは最近ebayで入手したブレスレットです。
かわい〜〜でしょ〜〜♪♪

 


作者はDanaさんとおっしゃって、普段はebayで可愛いちっちゃなブーケ型のビーズを販売されてます。
仕立てたジュエリーは初めて見たのですが、あんまり可愛いので、すぐ入札しちゃいました♪
こんなに凝ったお仕立てなのに、すっごくお手頃価格だったんですよ。
おまけに、送料が思ったより安かったからって、その分返金してくださったんです。なんて良心的!!

立体お花のランプワークビーズは欧米のサイトではよく見かけますが、仕立て方が良くわかんなかったんです。
もちろん、どんなふうに使ってももかまわないと思うんですが、私の想像力ではどうしたらいいかわからなくて…
そうか〜、こんなふうになるんだ〜と、感動しちゃいました。

でも、実はこのブレスレット、私にはちょっと大きすぎまして…
まあ、この場合、私が欧米人に比べて体格が小さいので、仕方がないのですが
欧米のアクセサリーって、ネックレスでも何でも、アジャスターのないものが多いんです。
留め金具も、すっごくかわいいのがいろいろ販売されてますが、どれも長さが変えられないし
欧米の方って、そういうの気にされないのかな〜。ネット販売も多いのに、ちょっと不思議。

長さが合わないのは、想定していたので、気にはしてません。
私の腕では、金具の付け替えはムリなので、これで何とか使うか、眺めて楽しむかですね。
それより、こういうのを参考に、自分もすてきなジュエリーが仕立てられたらよいのですが…
う〜む…これは今後の課題ですね〜〜(笑




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