☆しろの雑記帳☆


11/27 クリスマス…クルシミマス…

クリスマスがどんどん近づいて参りますね。そしてその後にお正月…
毎年この時期は、アタマが痛いのです。
クリスマスやお正月って、定番のデザインというかイメージがあるじゃないですか。
でも、クリスマスモチーフをそのまま使うと、クリスマスにしか使えません。
ツリーのオーナメントなら良いけど、高額のアクセサリーでそれはちょっとつらいですよね。
かといって、やっぱりクリスマスの雰囲気はほしいし…
クリスマスモチーフを使わず、クリスマスの雰囲気を出せないか、毎年アタマを悩ませております。

去年は開き直って、クリスマスデザインそのまんまのパーツを作ってみたのですが
やっぱり人気がいまいちだったような…
いずれにしても、毎年同じデザインのものばかりは出せませんしねえ。
今年はどうしたものやら…は〜〜
他のアクセサリーショップはどうされてるのかなあ。

悩みつついくつか作ってみてはおります。
どうかお気に召していただけるとよろしいのですが…は〜〜
やっぱり、クリスマスは、クルシミマスです。


11/25 G1S

佐竹ガラスさんが、新しいクリアの鉛ガラスを発売されました。
その名もG1S。G1は普通のクリアガラスだから、そのスペシャルっていうことでしょうね。
なんでも、失透したり、みゃくりが出たりしにくいのだそうです。う〜む、これは試してみたいかも。
普通のガラスよりかなりお高いので、まずは少量
東急ハンズさんに注文してみました。


太くてまっすぐ!なガラス棒。もやもやに見えてるのは、下の布目が写り込んでるんです。実物はとっても透明です。

いつものガラスより短くて、40cmしかありません。その代わりずっと太くて、1本100gくらいありました。
実は、いつもと形状が違うことをハンズの担当者の方がご存じなくて
問い合わせたときにいつもの太さで計算したお値段を答えられたらしいんです。
おかげで、今回だけずいぶんお安く入手できちゃいました。
(う〜ん、もっとたくさん頼めば良かった…って、い、いえ、失礼を。あ、ありがとうございました〜!)

普通に玉に使うにはあまりにも太いので、ちょっと細めに引き直して使いました。
どうせなら、クリアの透明感が活きるデザインを…と思ったのですが
それって要するにクリアの層が厚い玉ってことで、クリアガラスがいっぱい必要なわけです。
おまけに、いつもと模様の入れ方が違うので、ガラスの動きが読めず、失敗ばっかし…
うう…こんな高価なガラスを湯水のように使って、クズ玉量産…(泣
いえ、まあ、今回は安くお譲りいただいたんですから、愚痴ることもないんですが…

使ったパーツは普通のクリアで作ったのですが(こんな高いガラスで、パーツは作れません〜〜)
やはりパーツの型は付きにくいような気がしました。
失透もしにくいので、火加減もそんなに気を使わずにすみます。
できあがった玉のクリアは、透明度が高いせいか、なんだかいつもより軽い感じ。
なんだかいつもと雰囲気が変わって、不思議な感じです。
これでマーブル作ったらきれいかなあ…前にあきらめた、もっと透明部分の多いデザインもできるかも。
以前作ったクロッカスみたいな玉も、きっときれいにできるんだろうなあ。
今度佐竹さんにガラス注文するとき、多めに買ってみようかなあ。


高価なガラスによるクズ玉の山。(涙

クリスマスっぽいデザイン…のつもりです。
クリスマス向けの洋食器のデザインで野薔薇をときどき見かけるので
その上に雪の結晶を散らしてみたのですが…
雪のパーツを入れると下のお花がゆがんで、難しいのなんの…
マシなのをいくつか選んでお店に出してみますので、よろしければ見てやってくださいませ〜
模様はとりあえずさておいて、新しいクリアガラスの輝きをお楽しみ下さいませ…


11/16 黄アゲハ

蝶々のパーツ、今まで何種類か作りました。
でも、鉛ガラスには鮮やかな黄色の不透明色がなくて、黄アゲハはできなかったんです。
無理となると、かえって作りたくなるのが人情。いつかモレッティで黄アゲハを作るのが夢でした。

ところがところが、先日ランプワークフェスタで、鉛の不透明黄色が売られていたのです。
黄色に、オレンジ、血赤…どれも今まで鉛ガラスでは無理と言われていた色。
特色でちょっとお値段高かったけど、そりゃあもう、飛びついて、いっぱい購入して
さっそく黄アゲハを作ったわけですよ。
ええまあ、ちょっと季節はずれの蝶々だけど、でも地球温暖化してるし
11月アタマならまだコスモスあたり咲いてるよね〜、と簡単に考えていたのですが…

ところがこの黄色、意外にくせ者でございました。
はっきりしてるのは良いんだけど、色が強すぎて、いつもの佐竹鉛カラーと微妙に違和感が…
う〜む、これは…お花の方にもこの特色シリーズを入れた方が良いんじゃないかなあ。
と、急きょ、特色を使って作れそうなお花探しが始まったわけです。

時間がないので、あんまり複雑じゃなくて、せっかくの特色なんだから、オレンジか真っ赤なお花…
これまで色がなくて作りたくて作れなかったお花リストから選んで、作ってみましたが
…いや、色さえあればできるっちゅうもんでもありませんな〜、腕が足りなくて撃沈。
さらにネットで必死に検索…オレンジの花、赤い花〜、秋の終わりから、冬の初めでも咲いてる花〜〜(アセ・汗・あせ
…探すとなかなかないものです。
おまけに、これはどうかなとオレンジで作ったパーツが、どうにも美しくない…
黄色や赤はそうでもないけど、オレンジはなんだかガラスの粒子が粗いみたいな感じで
ガラスを薄く広げると、なんだかざらざらした感じになります。
鮮やかなオレンジも、普段ソーダガラスを使わない私には使いこなすのは難しいみたい。
…強い色を待ちこがれていたはずなのに、なかなか思うようにはいかないもんですね〜

試行錯誤の末、何とかできあがったパーツを使った玉です…
ランタナと、マリーゴールド。マリーゴールドはなかなか気に入ってます。
特色の不透明度の強いところを生かして、今までとちょっと違ったパーツになりました。
コスモスは、今まで作ったブルー系の蝶々と合わせて、何とかまとめたんですが…どうでしょう。
季節的には、ギリギリ…かな。このお花、まだ、咲いてるよねっ、ねっ、ねっ(汗
  

というわけで、何とか売出しにこぎつけられそうです。
いや〜、新しい材料って、おもしろいけど、苦労しますね。
こんなことやってるうちに、もう11月も半ば過ぎ…クリスマスの準備しなくちゃ〜(汗
が、がんばります…


11/9 ビーズグランプリ

名古屋三越で開かれているビーズグランプリに行ってきました。
テーマはビーズアクセサリーなので、ランプワークの作品はそれほど数はないのですが
しろは職場の帰りで時間がなくて、とにかくそれだけピンポイントで見てまいりました。
有料の展示エリアにはグランプリの入賞作品と招待作家さんの作品が展示されています。
今年は大好きな川北友果先生が招待作家で、しろ的にはラッキー♪
海外作家さんのもいくつか展示されていました。

入賞作品は、さすがグランプリだけあって、インパクトの強い個性的な作品がいっぱいでした。
新しい技法に挑戦されてる方もたくさんいたし、今年はモレッティの玉も多かったみたい。
個人的には、多鹿由美先生の蘭のパーツの玉が一番お気に入りでした♪
あんなパーツ、どうやったらできるのかなあ。すっごくきれいでうっとりです…
ベテランの先生方や売出し中の若手作家さんの他に、しろが名前を存じ上げない作家さんもたくさんいて
新しい方がどんどんがんばっていらっしゃるんだなあと思って、わくわくしちゃいました。
私もがんばろう!って、なんだかとっても励まされます。

無料の販売エリアにキナリさんがブースを出されて,とんぼ玉を販売されていました。
こちらは名前を存じ上げている、ベテラン作家さんが多かったです。
入賞されてたのと同じ作家さんももちろんいらっしゃるのですが
こうやってまとめて見ると、コンテストの展示ケースとはまた違った雰囲気がかもし出されますね。
お客様に喜んでいただくことに配慮された、身に着けて使いやすく、眺めて美しいとんぼ玉。
熟練の技術と成熟した個性、まさに「良い仕事されてますね!」っていう感じ。

考えてみると、コンテストの作品というのは、審査員と観覧者に自分の個性と技術をアピールするためで
販売用の作品は、お客様にご満足いただき、その貴重なお金をお支払いいただくわけです。
だからそういう作品がたくさん集まると、全体から受ける印象にちょっと違いがでてくるのかも。
自分はどんな作品を作りたいのかなあ…と、ちょっと考えてしまった経験でした。

ビーズグランプリの名古屋三越での展示は2007/11/12(月)までです。どうぞお早めに。
入場券は手芸屋さんなどの店頭で無料配布されてますよ〜


11/8 トライアル・アンド・エラー その2

あのね、冬向きに、黒い薔薇なんていいかな〜、なんて思ってしまったわけなんですよ。
黒いガラスを花弁にして、間が透明だと花びらの重なりがわからないから、乳白を入れればいいかな〜なんて。
…でも、ダメでした。乳白の効果全くなし。これじゃただのシルエットじゃん〜〜(泣
色的には、薄くなった黒がちょっと赤紫っぽくなって、晩秋の感じかな〜なんて思うんですが…これでは…
何とかならんかと、お花を大きくしたり、小さくしたり…無駄な努力…

黒薔薇のシルエット…(泣)…右は平らにカットしてみましたが〜〜

結局、三角にせず、平らにカットしてバックが透けるように入れてみましたが…う〜〜む…どうでしょう…
なんかもう少し工夫ができそうな気がするんだけどなあ。
すみません、私には今のところこれ以上思いつかないので、これでご勘弁を…
どなたかアイデアありましたら、引き継いで試してください〜。

ええと、気を取り直して、前々から作ってみたかったキアゲハに挑戦。
フェスタで購入した、佐竹の特色の新色です。鮮やかなレモンイエローと濃紅色。
これまでこの色がなくて、ホントに苦労したんですよね〜
溶かしてるときはまるでソーダガラスみたいですが
(黄色は真っ赤、赤は真っ黒になります。それに普通の鉛ガラスより、かなり硬いです。)
ちゃんと鉛です。黒くにごりません。それに、色がとっても鮮やか〜♪

しかし…ちょっと鮮やかすぎるかな〜〜。
これはこれで良いんだろうけど、いつもの佐竹カラーのお花とちょっと違和感が…
蝶々に合わせて、もうちょっと色のはっきりしたお花を作った方が良いかも。
それに黄色の間に入れたブルーは全然色が出ておりません。…こちらも特色を使うべきだったかな。
う〜む、やっぱり、新しいことって難しいですね。でも、めげずにまたがんばろっと。


11/6 トライアル・アンド・エラー その1

フェスタ以来、いろいろ作ってはいるのですが、ど〜もアイデア倒れが多いです…
前から練習しているモザイクを製品化しようと思っているのですが、これが難しゅうて〜〜
引いたパーツはまあ四角いといえば四角いですが、やっぱり引っ張るときに四隅が丸まってしまってます。
そのためもあるのか、並べるときにぐにゃぐにゃにゆがんじゃって…玉になったら何の模様かわかりません…(泣

練習のときは不透明のパーツを使っていたのですが、やっぱり透明感がないと作っていて楽しくなくて
半透明に白の模様を入れたんです。…レースみたいで、クリスマスっぽいかなあと…
でも、パーツを厚く切ると、模様がぜんぜんきれいじゃないんですよ。
先生方のデモを見るとかなり分厚くカットされてるので、薄いとうまくいかないのかなあ…
(でも、不透明で練習していたときは分厚く切ってたのですが、あんまり変わらなかったような…
やっぱり腕、ですかね。汗)

おまけに、何度やっても、巻き終わりのつじつまが合いません。
地玉を大きめにしたり、小さめにしたりするのですが
結局最後に、あと2枚で埋めようか、3枚押し込もうか、アタマをひねって悩むハメに…
で、後ろがごまかせる帯留めを作ってみましたが、四角い玉だとパーツがまっすぐ並んでいないのが丸わかり。
…やっぱし、楽な道はございませんですね。

クズモザイク玉の山…(涙

まあ、数を作れば、その中にたまたまマシなのもあるかもしれません。
もうちょっとがんばってみますです。は〜〜


11/3 売り込み!

本日、な、なんと、しろ初めての「売り込み」というものをいたしました。
名古屋近郊のギャラリーにマーブルを置いていただけないか、持ち込みでお願いしてきたんです。



委託先はこちら
悠遊舎さん、刈谷市のギャラリーです。
以前、磯野昭子先生や川北友果先生のグループ展をされてたときにおじゃまして
とっても広くてきれいで、並んでいる作品もいろいろおもしろくて
いつかこんなところに置いていただけたら嬉しいだろうなあと思ってたんです。
ちょっと駅から遠いんですけど、すてきなカフェも併設されてます。
ガラスのオブジェや陶器の器も、オーナーさん厳選の個性的な作品が並んでます。
どうぞ一度お寄り下さいませね。



ええと、置いていただけたのはこちらの3個です。
すみません、お値段は前にHPで出していたよりちょっとお高くなっております。
でも、委託中はHPでの販売はいたしませんので、よろしければこちらでお買いあげ下さいませね。

…でも、売れるかなあ。
マーブルって、日本では全然マイナーな分野ですものねえ。
それに、私のマーブルって、あんまり一般的じゃないですし…
オーナーさんも、私のお見せしたホウケイ酸マーブルのコレクションに、興味お持ちだったですし
ホウケイ酸のマーブルもいっしょに並べていただいた方が
マーブルというものをお客さまに知っていただけるし、私も嬉しいのですが。
どなたか、委託販売されるホウケイ酸のマーブル作家の方、いらっしゃらないかなあ。

アクセスはこちらです。詳細はお問い合わせ下さいませね。

〒448-0804 愛知県刈谷市半城土町大湫99-3 TEL/FAX:0566-61-0321




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