☆しろの雑記帳☆


8/30 テレビチャンピオン

夏の恒例、テレビチャンピオン ガラスアート王選手権
いや〜、もう夏も終わるのに、もう今年はやらないのかと心配しちゃいましたよ(笑
今年から1時間番組になったのがちょっと残念だけど、今回もすてきなガラスアートを堪能いたしました。

一回戦は「びっくり!おもしろ丼物創作勝負」。
鰻丼、エビ天丼、海鮮丼、カツ丼。
単なるオブジェじゃなくて、どんぶりだけど実は…というのがミソでした。
私のお気に入りは、アクセサリー丼(笑
大葉のブローチにイクラのネックレス。おいしそうなのにとってもきれいで、びっくり。

二回戦は「びっくり創作!NEW金魚鉢創作勝負」。
小川をイメージしたかわいくておもしろい金魚鉢と、壮大な宇宙をイメージした金魚鉢。
どちらも大作で、お見事!ってかんじでした。
連なる惑星の器はとても美しかったけど、でもしろ的には、アクセサリー丼の方がお気に入りかなあ。
すいません、人間が小さいもんで、細かいもんが好きなんです。

しろ的今回のトピックは、初めて吹きの女性アーティストが参加されて、見事優勝されたこと!
Fusing Factoryノグチミエコ先生。キャリア20年のベテランだそうです。
いや〜、吹き竿持った女性って、かっこいいですね〜♪
5kgのガラスを操る姿にほれぼれ♪私なんて、たった100gのガラスにひいこら言ってるのになあ…

しかし、毎年毎年、すごい作家さんが出演されますね。
ガラス工芸って、奥深くすそ野広い分野なんですね。
去年まで連続優勝の小牟禮尊人先生は今年は遠慮されたのかな。
来年はどんなすてきなガラスを見られるか、今から楽しみです。


8/27 次はツーソンビーズショー

アメリカのISGB(International Society of Glass Beadmakers)のイベントで
京都でスタジオモリオを主催されてる豊島守男さんと喜南鈴ガラスさん
業者専用ブースで日本の作家さんの作品を展示・販売され
おそれおおくも、私もお声をかけていただいて、とんぼ玉を販売していただきました。

スタジオモリオさんのHPにブース画像が掲載されていますので、ごらんになって下さいね。
すごい立派なブースで感動です。日本のとんぼ玉、好評だったみたいですよ〜。
私の玉を買ってくださった方が、メールを下さいました。
いつか日本へ来て、とんぼ玉を習いたいとおっしゃってて、すごく嬉しかったです。
モリオさん、ありがとうございました〜!

残った玉は9月のツーソンベストビーズショーで販売されるそうです。
ISGBのこともよく知らない私ですが、ツーソンのことはさらによく知らなくて…すいません。
ツーソンというのはアリゾナの町で、貴石で有名なんだそうです。
だから、ビーズショーもランプワークに限らず、ビーズのお祭りらしいです。
なんでもISGBよりさらに大きなイベントで、販売ブースをとるのもすごく大変なんだとか。
自分では絶対いけないだろうから、モリオさんには、感謝感激です。ありがとうございます!
またいろんな方にとんぼ玉見ていただけると嬉しいな。


8/26 ハンズメッセ

恒例の東急ハンズさんのハンズメッセに行って参りました。
ハンズメッセといえば、佐竹のガラス端材アソート袋。今回は11袋も買ってきました。
一袋840円で、短い端材がたくさん入ってます。
安いことはものすごく安いんですけど、短い棒をつなぐのに大変時間がかかるので
ほんとにお得なのかちょっと悩むところですが…
材料費は安く上がっても、時給も安くなってしまうような〜(笑)プロの先生はこんなことされないですよね。
現在時間がなくてまとめてつなげないので、とりあえず例のピペット入れに放り込んであります。
作業の休憩時間にぼつぼつつなごうかな〜

ガラス端材売り場の隣で、バーナーワークセットがどんどん売れてました。
購入されてるの、男性の方が多かったなあ。
新しくとんぼ玉はじめられる方、まだまだいっぱいいらっしゃるんですね。

その他に、アートマーケット等に出展するときのためのエプロンとか
レターセット100円均一とか、ポストカード量り売りとか
フロアをぐるぐる回ってついついお買い物してしまう、実は買い物好きのしろがね屋でした。
ハンズメッセは全店8/29(水)までです。
名古屋Annex店では端材袋はまだありましたので、よろしかったらお試し下さいませ。


8/21 離型材



佐竹ガラスさんから、コアグラス用に調合前離型材を取り寄せました。
こちらはネットショップにも店頭にもないので、佐竹さんに特にお願いして送っていただくんです。
この3種類を防州粉:土粉:クレー粉=5:3:1の割合で混ぜると
コアグラスにぴったりだと、小暮先生の講習会で習ったんですよね。

A3インターナショナルさんのFusion+は玉には最適なんですが、コアグラスにはちょっと固いみたい。
それに、乾くのが早すぎて(この早く乾くところが玉だとすごくいいんですけどね)
塗ってるうちにどんどん乾いてきて、分厚くなる上にヒビが入っちゃうんです。
まあ、香水瓶ならコアもそんなに大きくないので、それほど問題ではないのですが
やっぱり小暮先生の工房にあったのが、すごくしっとり柔らかくて、使いやすかったんですよね〜

さて〜、離型材を自分で調合するのは初めてなんですが、うまくできるかな〜
作ってからしばらく寝かせないといけないみたいなので、試してみるのはちょっと先になりそうです。


8/18 やっと…

先週、やっとHPのギャラリーを更新いたしました。
なんだかばたばたしていて、何ヶ月もほってあったんですよね。
販売した玉の写真はほとんどとってあるのですが、なかなか整理が追いつかず…
よろしければ、見てやってくださいませ。

しかし〜、先週はほんとに暑かった…暑いというより、熱いという感じ。
バーナーつけるときしかエアコンをつけないと決めてたのですが、とてもやってられません。
PCの前で作業してると、アタマがクラクラしてきちゃって、ものが考えられなくて…
しょうがなく、作業中はとりあえずエアコンつけてます。でも、一応設定は29℃なんですよ。
は〜〜、早く涼しくならないかなあ…。
皆さまも、お体にはお気をつけてお過ごし下さいませね。


8/14 The Annealer Magazine


アメリカのランプワーク関係の投稿誌に記事を載せていただきました。
The Annealer Magazine、記事はレースを使った葉っぱの帯留めの作り方です。
ほんとは開くお花を書きたかったのですが、紙面が限られますし
何より、そんな複雑なもの、え〜ご力が〜〜〜(泣
それに、レースの葉っぱなら鉛ガラス以外でもできそうなので、アメリカでは良いかと思ったんです。

  
中身はこんな感じ。…画像がいまいちですみません。
これだけのえ〜ごを書くのも大変でした。
実は結局編集の方にずいぶん直していただいて、何とか読むに耐えるものになっております。
画像も、なにしろ私は一人暮らしだし、家はぐちゃぐちゃで写真どころじゃないし
お友達にお願いして、場所までお借りして、写真撮っていただいたんです。
実際、一月くらい、かかり切りでした〜。
紙面で見ると大したことなさそうなんですけど、記事を書くって大変なんですね。

編集の方が何冊か送って下さったので、関係者にお渡しして
あとは10月の神戸のランプワークフェスタで展示しようかなと…
作品が足りなかったときに、ブースが埋まっていいかな〜なんて(笑
興味のある方は、うちのブースにお寄りくださいませ。
雑誌は、リンク先から購入できると思います。よろしければお問い合わせ下さいね。
アメリカのランプワークビーズやジュエリーの作り方がいろいろ載ってて、おもしろいですよ。


8/12 ガラスの買い出し

このところお出かけばかりでばたばたしているしろがね屋、先週は本業の出張でした。
東京方面の出張となれば、恒例のイクスピアリの佐竹直営店でガラスの買い出し。
今回もがんばって仕入れて参りましたよ。

でもね〜、今回は鉛の透明のちょうどいい太さのがあんまりなかったんです。
ハンズさんに続き、直営店のガラスもダイエットに入っちゃったのかな〜
せっかく来たのに細いガラスばっかりじゃ悔しくて、直営店でしか買えない極太クリアを買ってみました。
どうせならというので、一番太いのを選んだら、直径2cm近くありました。
値段からしたらすごく安いんですけどね…でも、これどうやって使ったものでしょう??
細く引き直したいけど…電気炉使わないと無理かな。

それから、今回初めて直営店のポイントカードを使えたんです。
これまで、金額的にはけっこうお買い物してるのに、年に2,3回しか行けないので
カードがいっぱいになる頃には有効期限が切れて、最近のポイントまで全部失効しちゃってました。
そこで一計を案じ、去年からお買い物のたびに別のカードを作ってもらってたんです。
そうすると、有効期限がバラバラになるので、期限内のだけ集めて、やっとポイントが割引分に…
初めての一割引です〜〜感激!たくさん買うので、一割ってばかにならないんですよ。
地方在住の方、ぜひ試してみてくださいね。(って、こんなこと当たり前かな(笑)

とにかく、今回も60本くらい買いました。
ほんとはもっと買いたいんですけどね、あんまり重くてこれ以上は…
さてさて、これでまた新しい玉作らなくっちゃね〜〜


8/5 内田俊樹先生講習会

2週続けて講習会。なんだか忙しくて、嬉しい悲鳴のしろです。
今週は、普段通っているお教室で、内田俊樹先生のデモンストレーションを見せていただきました。

さまざまなパーツを駆使して、独特の世界を創造される内田先生。
今回はその中から、モザイク、蔦やオウムガイ、椿の玉などを伝授いただきました。
今まで、ちょっと手を出して難しくてさっぱりだった技法を見せていただけて、しろはとっても幸せでした。
パーツの組み立て、モザイクの並べ方、立体パーツの埋め込み、葉っぱの立体感の付け方など
アタマをひねってもなかなか思いつかない技法の数々に目からウロコ。
いやあ、やっぱりガラスは、百聞は一見に如かずですねえ。

花とんぼ制作中の、内田先生。

でも、しろ個人は、はじけたガラス棒の先を一生懸命集めて、まとめて溶かしてる内田先生に
とっても親近感を感じちゃいました(笑
そうですよね、ガラス、もったいないですよね、うん、うん。
それから、なぜうちの使い古しのクイキリが、新しいのより切れるのかもわかりました。
実はしろ的には、この情報が一番の収穫だったりして…(笑

毎年、講習会には豪華なお昼ご飯と、おやつと、先生を囲んでのバーベキューが付いてます。
今年のおやつはおっきなシュークリームで、しろ感激♪
バーベキューでは先生と同じテーブルに図々しく座り込んで、いろいろお話を伺いました。
内田先生、有意義な講習会、本当にありがとうございました!
お教室の先生方、スタッフの皆さまには、大変お世話になりました。
また来年は、どちらの先生を招いていただけるのか、とっても楽しみです♪

…というわけで、お勉強は進んでおりますが、制作の方がさっぱりです。
このところ、玉もマーブルも全然作ってないよう…(泣
来週は本業の出張入っちゃったし…どうしよう〜〜(東京方面なので、またガラスの仕入れはしますが…)
ちょっと焦り気味のしろがね屋でした。すいません、がんばります〜


8/4 なんちゃって香水瓶

先月は、雑記帳を3回しか更新できませんでした。…すいません。何かと忙しくて…
今月はがんばりたいなあ…

というわけで、こちらは小暮先生のコアグラス講習会の後で自分で作った香水瓶。
開くお花で加飾すると地がすごく分厚くなっちゃうので、アタマをひねって考えました。

左は、どうせ厚くなるなら、いっそ思いっきし厚くしちゃえ!…と思って作ったものです。
ネットで「香水瓶」を検索したら、キャスト成形の分厚い地のがいろいろあったので、真似してみましたが
いや〜、地が厚いと重いわ、時間かかるわ、時間かかりすぎてクリアは濁ってくるわ、もう大変でした。
器の容積部分はとっても小さくて、ガラスが一番分厚いところで、1.5cmくらいはあるんです。…重かった…
この形でクリアが白く濁ると、本業の職場にある、使い古しの三角フラスコみたい…(泣

右のは、小暮先生の作っていらっしゃったものを参考に
パーツの上のクリアをドーム型に残して、地の部分は薄いままにしてみました。
開くお花って、クリアをのせて開かせた瞬間が一番きれいなので、そのまま玉にしたいってずっと思ってたんです。
でこぼこの玉じゃみっともないですが、広い面のある大きな作品なら大丈夫そうですね。
お花がぐっと立体的になって、なかなか悪くないかもです。

しかし…これはどちらも「なんちゃって香水瓶」なんです。
口の形がきれいな○じゃないので、蓋がきっちり閉まらないんですよ。
香水入れたら、あっという間に蒸発してなくなっちゃいます。
それに形がねえ…紙にデッサンしてそれを見ながら作ったのに、できあがったのは…なんじゃこりゃ??
紙の上のデッサンでも、輪郭線が1mmずれたら雰囲気ずいぶん変わるのに
ガラスで作ってると、1mmどころじゃなくゆがんできますからねえ…
口と高台の成形がぐにゃぐにゃだし…
かっこよくて、実用に耐える器って、こりゃほんとに難しいわ〜〜

どうも、お見苦しいものをお目にかけまして…(汗
まあ、焦らずぼちぼちがんばりますので、これに懲りず、また何かできたら見てやって下さいませ〜




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