☆しろの雑記帳☆


9/28 Nice to meet you!

昨日はアメリカから、ビーズつながりのお友達が仕事のついでに名古屋にいらっしゃって
職場を一日サボって一緒に遊んでました。
その方はランプワーカーではなくて、ジュエリーアーティストなんです。
ジュエリーっていうと、日本では天然石の高級アクセサリーというイメージですが
日本語の「アクセサリー」とだいたい同じ意味だと思います。
アメリカのランプワークビーズを使った素敵なネックレスやブレスレットを作られてます。

いろんな作家さんのビーズをコレクションしてらっしゃるんですけど、それを持ってきてくださってて
それを全部ホテルの窓辺に広げたら、まるでギャラリーみたいでした。
あちらのビーズは色が鮮やかで透明感があるので、日の光にきらきら光って、すばらしくきれい。
私も自分のコレクションと、作ったとんぼ玉を持っていったので
部屋中ビーズだらけになっちゃいました(笑

高島屋でアンティーク着物市をやってたので、二人で見てまわりました。
彼女はお仕事で関西方面にはよく行かれるそうで、とんぼ玉ミュージアムなんて常連さんなんです。
日本好きの欧米の方ってなんとなく、金襴豪華な派手な柄を好まれるイメージがありますが
さすがに通の方は違いますね。選ばれる柄がとっても趣味がいいんです。
それから、ジュエリー(この場合は天然石高級アクセサリー)のコーナーをまわったのですが
彼女は天然石にも詳しくて、いろいろ教えていただきました。
私は人の手で作ったものが好きなので、石にはそれほど興味なかったのですが
いろいろ説明していただきながら見てると、やっぱりきれいなものですね。

彼女の作られた樹脂粘土のビーズアクセサリーととんぼ玉を交換していただいて
新作の玉を1個買っていただいちゃいました。
樹脂粘土って面白いですね。ガラスビーズとそっくりに作れて、軽くて丈夫なのだそうです。
それから、彼女の専門のランプワークビーズを使ったジュエリーの作り方を教わりました。
材料をいろいろいただいちゃったのですが、自分でできるかな〜〜

…問題のえ〜ごですが…まあ、通じていたとは思うのですが…さて、どうでしょう??
日本人のお友達がたくさんいらっしゃるみたいだから、日本人発音は慣れてるようです。
着物の柄の植物名とか、とんぼ玉の材料とかは、辞書を引き引きでした。
でも、一生懸命え〜ごしゃべってるとどんどん頭が混乱してきて
日本人の店員さん相手に「サンキュー」とか「ソーリー」とか言っちゃうんです。
え〜ごのメールを書く機会は増えましたが、会話は練習する機会がないんですよね。
文化交流は楽しいので、またこんな機会があるといいな。
いつかアメリカのランプワークのイベントに出かけてみたいですね。

彼女は10月の神戸のビーズショーに出展されるそうです。
ブース名が決まったら、また宣伝させていただきますね。


9/23 お道具紹介 その6

購入したばかりの大型電気炉、こちらも商品画像です。…だって、作業台が汚くて〜〜すみません。
アメリカのランプワークツールの業者さん、アロースプリングスオリジナルのマルチキルンです。
A3インターナショナルさんで、温度コントローラーと合わせて税込み20万弱のところを
他の商品もいろいろいろいろ一緒に注文して、いくらかおまけしていただけました。(ありがとうございました!)
アロースプリングスから直輸入すれば10万くらいでいけそうでしたが
この業者さん、アメリカ国内でも発送6ヶ月待ちも珍しくないとかで、涙を呑んで断念…
 
でかいですよ〜、大きさは34cm×40cm×29cmくらいあります。
ランプワークフェスタに参加された方は、デモの作業台にのってたのをご覧になられましたよね。
大きなホールで見てもでかいが、個人宅に置くとなおさらでかく見えます。
広かった作業台があっという間に狭くなってしまいました。

本体もでかいが、箱もでかかったです。何しろ、うちのアパートの狭い入り口が通りませんでした。
箱を横にして無理やり引っ張り込んで、箱を空けたら梱包材があふれてきて、大騒ぎでした。(笑
重いので、箱から引っ張り出すのも一苦労。炉材はもろいので、落としたら割れちゃうでしょうし〜〜
あとから別便で鋳物の炉台が送られてきたのですが、設置しなおすのが大変なので使ってません。
そんなに高い温度で使ってないので、まあ大丈夫でしょう。

海外ではソーダ系のガラスが主流なので、ビーズを販売するなら電気炉でのなましが必須だとか。
佐竹の鉛ガラスなら還元炎でよくなませばそんなに割れないのですが
一度小さい炉で玉をなましなおしてみたところ、クリアの艶がとてもよくなったので
温度管理が良くて、鉄芯に付けたままなませる大型炉を購入することにいたしました。
電気炉徐冷すれば、徐冷中に割れることもまずないので、時間を無駄にしないですむし
それに、大型炉があればマーブルやコアグラスもできるんです。

前扉を開けて鉄芯に付けたまま玉を入れて、扉を下げると保温シートで隙間をふさげます。
上側も開くようになっています。前扉をきっちりふさぐ蓋がついてたので
吹きガラスで作った大きな作品などは、上から出し入れして使うんでしょうね。
温度管理は小型炉より精度が高いです。っていうか、小型炉精度悪すぎ(笑
いつも420℃くらいで使っていますが、30分くらいで温度が上がります。
冷めるのは数時間かかりますね。夜使って、寝る前に電源切って、朝取り出すと、まだちょっとあったかいです。

問題は電気代。今月分がちょっと怖いです…
熱持ちがいいのでそんなにめちゃくちゃ電気使ってはいないと思いたいところですが〜〜どうかな?
電気代が怖いので、パーツの組み立てには相変わらず小さい炉を使ってます。
カッターで切ったパーツの表面を焼くには、小さい炉のほうが便利ですしね。
作業台に両方並べているのが、ますます狭くなっている理由です(笑

なにしろ今持ってる機器の中ではダンチのお値段なので、がんがん使ってもとをとらないと…
来年はコアグラスの講習会に参加したいなと思ってます。(…またお金が…泣)
とにかく、今はマーブルがんばります。
というわけで、次回のお道具紹介は、マーブルモルダーいきましょうかね。


9/22 デジカメ解決

先日「デジカメが不調」とこちらで愚痴をこぼしましたら、地元のとんぼ玉仲間のSさんから
「USBが不調ならカードリーダーを導入しては」とアドバイスをいただきました。
さっそく電気屋さんに出かけて購入してまいりました。なんと1300円くらいでした!
そういう機器があることは知ってたのですが、なんとなく2万円位するものと思い込んでまして…(←物知らず)
おかげさまで、スムーズに画像が取り込めるようになりました。
電気炉購入直後なので、なんといってもお金がかからなかったのがうれしい…!
Sさん、ほんとにありがとうございました〜!

プリンターの方はつ〇インクが悪いんじゃないかと勝手に決め付けて、再生インクを買ってきました。
(今気がついたけど、「つ〇インク」って「つまるインク」と読めますね〜そういうつもりではなかったのですが(笑)
これで少しはましになるのか、ますます詰まるようになるのか
今度カートリッジを取り替えるときがちょっと怖い…
ヘッドクリーニングでインクを大量消費するので、値段が安いのはうれしいのですが。
×プソンさん〜〜、やっぱりなんとかしてください〜〜


9/17 イライラ…

うちの商売道具、デジカメとプリンターが最近不調なんです。
デジカメは写真はきれい取れるのに、PCへの取り込みがうまくいかなくて…
USBのケーブルの接続部分が接触不良を起こしているらしく、PCとつないで電源入れるとエラーが出るのです。
電源を入れては消し、入れては消し、15分くらいやってると、そのうちたまたまつながることがあって
つながってる間にとりあえず画像をPCにコピーペーストするのですが
ペーストしてるうちに接続が切れちゃったりして、キ〜〜!ってなったり…

プリンターは印刷画像がざらざらになっちゃいます。
インクジェットのノズルが詰まってるらしいんですよね〜〜
ひどいときはヘッドクリーニングを4、5回してもざらざら。
特にマゼンダがでないので、ピンクのお花の部分だけかすれちゃうんです。
なんか、印刷ではなくヘッドクリーニングするためにインクを購入してるみたい。
デジカメはヘビーユーザーなので、まあ納得なのですが、プリンターは納得できんぞ〜
つ〇インクが詰まってるんじゃないかと、疑ってるのですが
×プソンさん〜〜なんとかしてください〜〜

プリンターはだましだまし使うしかないですが、デジカメは使用頻度が高いので
そろそろ買い換えないとだめかなあ…電気炉買ったばかりでお金がないのに…
それに、いい機種を探すのがめんどくさくて…
接写がきれいで、PCとの接続部分がシンプルで丈夫な機種…
どなたかお勧めの機種がありましたら、どうぞご紹介くださいませ〜〜


9/13 マーブル、マーブル

現在しろがね屋にはちょっとした野望があります。
マーブルの本場アメリカの方に、とんぼ玉の技法で加飾した鉛ガラスのマーブルを買っていただけたらなあと。
ホウケイ酸のマーブルも透明感があって、きっちり真円で美しいのですが
とんぼ玉ならではの開くお花や蝶々の模様のマーブルもきれいだと思うんですよ。
大きい電気炉があれば、大きいマーブルも割れずに徐冷できるし、一番の問題のポンテ跡も消せるはず!
(強い火であぶると消消せるけど,温度むらができちゃうんです。でも、電気炉で徐冷すれば大丈夫。)
というわけで、張り切って電気炉を購入したしろがね屋なのですが…

…ううう、いきなり大きいのに挑戦しすぎ(直径約4cm)。
たしかにポンテ跡も消えたし、割れなかったのですが、大きいと温度管理が大変で、スス入るは、失透するは
それにデザインが〜〜…小さい玉用のパーツをそのままずらっと並べても、なんか違うんですね。

で、もうちょっと小さめにしてリベンジしましたが…今度は形が悪い…
台の上においてしまえばごまかせるのですが〜〜(笑

さらにリベンジ。いつも中心を半透明にするのですが、今度は透明感を出したくて全部クリア系で作りました。
…色が暗い…半透明がないと反射光が得られないので、ガラスの厚みが増すと色が暗くなるみたい。
それに蝶々のゆがんでること、ゆがんでること。

負けずにリベンジ。…これも形が悪いなあ。ちょっと大きめにするとすぐ〇がゆがんでしまいます。
それに、やっぱりお花をたくさん入れると、あっちこっちゆがみまくり…。
 
それでもリベンジ。…ま、前よりはちょっとましかな。
睡蓮のお花はゆがんでるし、はっぱはもっとゆがんでますけど…
でも、えんどう豆の地玉のグラデーションはなかなかいい感じ。これはまた使えるかも。

…しかし…大きい玉を作ると、当然ながらガラスも、表面を飾るパーツもあれよあれよという間になくなります。
なにしろ、表面積は二乗倍、体積は三乗倍で増えていきますからね。
玉の直径が1.5倍になれば、表面積は2.25倍、体積は3.375倍になります。
1個失敗すると、無駄になるガラスやパーツも半端ではなく、ガラスの値段が上がった直後だし、ショックが大きい…
でも、練習しなくちゃうまくならないですものね。しょうがないですよね。
さてと〜〜、この中で販売できるのはいったいどれでしょう〜〜(笑


9/6 ビーズグランプリ2006

名古屋の高島屋で行われているビーズグランプリに出かけてきました。…有給とって(笑
ビーズとビーズジュエリーのイベントで、特設会場に入賞した招待作家の作品がたくさん。
販売ブースでも、ビーズやキットのお店がたくさん出店されてましたが
個人的には、例によってはんどさんの出展を見に行くのが主たる目的でした。

入賞作はビーズジュエリーがほとんどでしたが、すごいゴージャス。
…でも、あれって、豪華だけど、ものすごくかさばって重そうで
日本人の日常生活でつける機会があるようには見えませんでしたが…
やっぱりあれもとんぼ玉と同じで、基本的には眺めて楽しむアートなんでしょうね。

私の興味はやっぱりとんぼ玉・ランプワークビーズでした。
招待作家さんのコーナーの大鎌先生の作品。…ケースごしでピントが合ってません(すみません〜)
新作の横向きの蝶々に目を奪われちゃいました。ホウケイ酸のマーブルもますます美しい…
それから海外の作家さんのビーズ。立体のお花がきれいでした。欧米のガラスは色が鮮やかですね。
入選作品も、おもしろいのがありましたよ。高橋若菜先生の人面モザイク、超絶技巧〜〜
お友達の作家さんが入選されてました。水仙の玉、とってもきれいでした。

↑ホウケイ酸のマーブルとペンダント
←大鎌先生のとんぼ玉。中央下の方のが、横向きの蝶々です。
↓外国作家さんのビーズ

販売会場でははんどさんのブースに張り付いてたのですが、今回はお買い物なし。(泣
大型電気炉(約20万円)を買っちゃったので、お金がないのです…
大鎌先生の蝶々も、小倉先生のフグの帯留め(すんごく可愛かったです)も眺めるだけ…
でもまあ、この冬には名古屋ではんどさんの展示会あるし、ランプワークフェスティバルもあるし
きっと機会がありますよね。そのころにはボーナスもでるかもですし〜〜
大鎌先生、小倉先生、お世話になりました〜。またおじゃまいたしますので、よろしくお願いいたします。


9/2 ebayで落としました!

ebay(アメリカのオークションサイト)に出品するだけではつまらないので
自分でも入札してみることにしました。
GlassArtists.orgで見つけたお気に入りの作家さんです。
Anna Duhameさん、玉の上に様々な景色を描いたビーズがきれいですね〜
画像ではよくわからないですが、夜空の星は銀色に光るんですよ。
樹木の絵柄の方は、裏側は青空に雲での柄で、これもきれいなんです。
 

でも、ebayで何か落とすのって、大変でした。
なにしろ時差があるので、終了時刻が職場にいる時間だったり、寝てる時間だったり…
自動入札システムがあるので、めちゃくちゃ高い値段を入れておけば大丈夫なんですが
なかなか高額を入れるのは度胸がいりまして…
それに、展示会でたくさんの中から選ぶわけじゃないから
次にもっと良いのが出てくるんじゃないかと欲張って、迷ってるうちに買いそびれちゃうんです。
だいたい、私、ヤフオクでもほとんどもの買ったことないんですよね〜(笑

実は、もう一人ぜひ購入したい作家さんがいるのですが、これがなかなか…
たぶん、世界で一番の人気作家さんなんです。
LavenderCreekさんっていうんです。
ちょっとおたんびな女性像のビーズがとってもきれいです。
やっぱり、欧米のビーズを買うなら、お花玉よりスカラプチャー系ですよね。
いつか手に入れられると良いなあ。ランプワークフェスタでお招きしてくれないかしら。


9/1 ランプワークビーズのネックレス講習会(再)

8月にも上げた記事なのですが、再度宣伝です。
海外にビーズお友達のジュエリーアーティストの方が神戸でワークショップを開かれます。
ソフトフレックスシルバーコートワイヤを使用したネックレス。
ソフトフレックスワイヤというのは、日本ではまだあまり使われていないそうですが
とても丈夫で使いやすくて、仕立てたあともビーズがゆるみにくいのだそうです。
講習会では、とんぼ玉やスワロフスキーのビーズを使ったネックレスの作り方を教えて頂けるそうです。
こんな感じのネックレスです。すてきですよね〜♪
   ☆潮風にそよぐネックレス☆
 〜ランプワークビーズと
     ソフトフレックスワイヤを使って〜

     講師 Mary Thomason
 講習費 12000円(特注品ランプワークビーズと
シルバーコートのソフトフレックスワイヤ等を含む)
  2006年9月15日(金)14:00-18:00
     会場 BEAD ART KOBE
 〒650-0021 神戸市中央区三宮町3-9-6
     (三宮センター街3丁目)
 TEL 078-331-0884 FAX 078-331-6672

詳細は、BEAD ART KOBEさん
またはしろがね屋にお問い合わせ下さいませ。




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