☆しろの雑記帳☆


9/30 ヒガンバナとリコリス

今年も紅白のヒガンバナが見たくて、また昭和記念公園に行ってきました。
ヒガンバナ、ちゃんと紅白で咲いてました。ちょっと去年より白が少ないかなあ。でも互いに引き立てあって、あいかわらずとってもきれい。
民家園の土手いっぱいに咲いてました。写真と動画をたくさん撮って、満足満足。


紅白のヒガンバナ

先週出かけたすぐ後に、公園のサイトに、いつもあまり行かない北側の池沿いのリコリスの開花情報があり、しまった〜と思ってたんですが
行ってみたらまだたくさん咲いてました。よかった〜。割と花期が短いので、なかなか見られないのです。
黄色と、淡いピンクや黄色のお花。白っぽい方は、白のヒガンバナとあんまり区別がつかないですが…まあ、同じ仲間の園芸品種だそうですし。
こちらも池のふちに沿ってたくさん咲いていて、大変美しかったです。

前回あまり咲いてなかったシュウメイギクは、日本庭園では咲いてました。でも日本庭園のは花壇の奥の方にあって、写真が撮りにくい…
民家園の方はまだつぼみでした。…何しろ9月の終わりなのにまだ暑くて、秋の花がちゃんと咲くのか、大変心配です。
枯れ枯れだったホトトギスも、ときどき雨が降るので新しい葉っぱは出てましたが、咲いてるのは雑木林の奥の日陰になってるとこばかり…
雑木林でも日当たりの良い側に茂ってて、例年、日当たりの良い株から先に咲いていくのに…大丈夫かなあ。
この分では、今年の紅葉もいまいちな気がして、大変悲しいです。昆虫もナミアゲハとクマバチと赤トンボくらいしかいなかった…


                                リコリス                            シュウメイギク いくらか咲いてたホトトギス

朝、雨が降ってたので、涼しいかと思いきや、晴れたとたんに湿気が増して、大変蒸し暑かったです。…歩くのが辛い…
前回の方が日差しは暑かったけど、カラッとしてまだ過ごしやすかったかも…もう10月なのになあ…
秋のお花が心配なので、また見に行こうとは思ってますが、いい加減お散歩が楽しい気候になってくれないかなあ。
秋を消滅させちゃったのは人類なんだから、その一員が不満を述べる資格はないのかもしれませんが…つらいです。


9/25 秋…?の昭和記念公園

久々に昭和記念公園に行きました。…もうそろそろ秋になったかなあと…
うーん、確かに秋の雰囲気になってきましたね。空気が乾燥してきたせいか、日差しがキラキラして、秋っぽい雲が浮かんでました。
ただやっぱり…日向を歩くと暑い…キラキラした秋の日差しで日に焼けそうです。そしてやぶ蚊もすごい…

でも確かに秋のお花は咲き始めてました。秋のブーケガーデン、今年はソバのお花畑ができてました。白くてふわふわで雲の上みたい。
ソバ蜜が取れるかと思うと、ますますステキに見えます(ソバ蜜大好き)。小さなお花の花芯が熟すとピンクになるのも、初めて気づきました。
キバナコスモスも花の丘いっぱいに咲いてて、ちょうど見頃。雑木林の山野草もヤブランとかイカリソウとか、秋の花が咲き始めてました。
民家園や日本庭園のヒガンバナも赤は見頃。白はまだお花が少なかったです。去年も赤が咲いてしばらくしてから白が満開になってたような…
リンドウやオミナエシもあちこちに、萩も、紫と白と咲いてましたね。盆栽園に実物が出始めてましたが、まだ色づきはいまいちかな。


        ソバのお花畑           キバナコスモス      ヤブラン    イカリソウ        白の萩          ヒガンバナ

ただ、酷暑のせいか枯れている植物もあって、日本庭園のホトトギスとか、葉っぱが半分くらいチリチリ。ちゃんと咲くかなあ…
去年も紅葉はいまいちでしたが、今年はどうなのでしょう…うちの近所の街路樹のヤマボウシとかも、枯れちゃったのありましたし…
とりあえず、現在気になっておりますのは、ヒガンバナの白と、まだほとんど咲いてなかったシュウメイギクがいつ頃咲くかです。
あと、こちらもまだだった黄色いコスモス(キバナコスモスではない)と、今回あまり虫を見られなかったので、昆虫も気になる…
また暇を見つけて、出かけてみようと思います。次回は晴れてても涼しい気候になってますように…


9/22 アイヌ展とカラス

国学院大学博物館 国立アイヌ民族博物館共催 特別展「アイヌモシリ-アイヌの世界と多様な文化-」
インターメディアテク特別展示『アヴェス・ヤポニカエ<11>-鴉は黒いか』に出かけてきました。
国学院博物館はミュージアムトークがあったので。例によって交通費節約でインターメディアテクにも。どちらも大学博物館ですね。

国立アイヌ民族博物館・ウポポイには、一度行きたいと思ってるのですが、なかなか機会がなく…国学院で資料を見られてラッキーでした。
展示はアイヌ語研究史、アイヌの伝統民具、現代アイヌの工芸や、和人による北海道探検の記録、アイヌ語地名を記載した古地図などの他
クマやアザラシの毛皮をさわれたり、アイヌの衣装(現代のもの)の試着や、アイヌの工芸家の製作風景のビデオ上映なども。
展覧会中、ロッカーやトイレにアイヌ語併記の表示が。ウポポイではこれは標準仕様だそうです。
ウポポイ所蔵の各地のアイヌ関連展覧会の図録の閲覧もできます。現代作家さんの工芸展や民芸館の所蔵品の巡回展とか、行きたかったなあ。

ミュージアムトークは「描かれたアイヌの人々」。講師は放送大学の博物館展示論の講師だった先生で、好きな授業だったので嬉しかったです。
先生のご専門はアイヌ絵の研究とのこと。アイヌ絵というのは、和人がアイヌを描いた、狭義には19世紀半ばまでの絵だそうです。
アイヌには具象画を描く文化がなかったのですが、江戸時代から明治初期、北海道周辺を探検した和人たちが、文章や絵で記録を残しました。
それらの絵や写しが伝わっていますが、アイヌ自身が描いたものではないため、間違いも多く、アイヌへの蔑視も見られ
現代のアイヌには史料価値を否定する意見もあるくらい、どう研究するか難しい史料なのだとか。
展示にあったアイヌ絵は、有名な松浦武四郎のものが多く、和人のアイヌ搾取を批判する絵などは信用できる気がしますが…
トークのスライドの様々なアイヌ絵…貴重な画像史料ではあるし、研究が進んで、それぞれの絵の問題点がわかるようになってほしいです。

最後に夜間営業中のインターメディアテクに移動。アヴェス・ヤポニカエは日本の鳥類についてのシリーズ展示です。
今回はカラスがテーマで、河辺華挙の『鳥類写生図』のカラス部分と、カラスや近縁種のはく製や骨格標本が展示されてました。
ハシブトとハシボソ、標本になるとなんか区別がつきにくい気が…生きてるときの方が鳴き声や行動の違いもあって、わかりやすいかも。
近縁種のはく製もきれいでした。ホシガラスやカケスやオナガなど。でもカササギは構造色が消えちゃって、生きてる方が全然きれい。
鳥の羽根の構造色の解説もありましたが、なぜ標本で構造色が残らないのかが知りたいなあ…昆虫でも残るのと残らないのがあるみたいだし。
遺伝子解析では、カケスの祖先は日本のルリカケスとか。私はヨーロッパでしかカケスにお会いできてないのに、そのご先祖が日本にいたとは…!


マキリ    サケの皮でできた靴  松浦武四郎 近世蝦夷人物誌 瀧口政満「コタン・コロ・カムイ」2005頃  試着用アイヌ衣装 アイヌ語入りの表示  カケス

なかなかに充実した一日でしたが、やっぱり一番楽しかったのは、アイヌ衣装の試着でしょうか。4着全部着て、鏡で自撮りしてきました。
いつかウポポイや、北海道のアイヌ関係の博物館などにも行ってみたいなあ。


9/13 今月のお出かけ

今月のお出かけは国立科学博物館氷河期展東京国立博物館の特別展運慶 祈りの空間-興福寺北円堂です。
もちろんトーハクさんの常設展ものぞいてまいりました。

氷河期展の呼び物はまず、当時繁栄してた大型哺乳類の化石や復元模型。会場にでっかい標本がずらりと並んでます。
大陸ステップのケナガマンモス、ホラアナグマ、ケサイ、ギガンテウスオオツノシカなどは、主にドイツの博物館の所蔵品だとか。
氷河期には日本が大陸と地続きになり、人類が渡ってきました。ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカなど当時の日本にいた動物の展示も。
大型哺乳類は絶滅したものが多いですが、原因が環境変化か、人類の捕食か、その両方か…議論の続くところだとか。
北極圏や高山に移動して生き延びた種もいます。小型種が多く、当然ながらもふもふ。ホッキョクギツネとかめっちゃ可愛かったです。

もう一つの呼び物が、有名復元職人の手になる、ネアンデルタール人とクロマニョン人の復元模型。精巧でリアルで見入ってしまいます。
発掘された頭骨と、DNA解析による形質から再現されたそうで、ネアンデルタール人は色白、クロマニョン人はかなり肌の色が濃いです。
ネアンデルタール人はヨーロッパ近辺で、ホモサピエンスはアフリカで進化した人類ですから当然だけど、想像より濃いめの肌色でした。
遺跡から針が発見されてるそうで、クロマニョン人は毛皮を縫った服を着てました。毛皮のパーカー(としか思えない形)初めて見た。
フードがついて、襟はひもで結べるようになってます。胸元に貝などのビーズの装飾もあって、大変着やすくオシャレであたたかそう!
毛皮を縫った靴に脚絆。ズボンの膝下が擦り切れてて、大変リアル。でもまだ布はない時代ですから、素肌に毛皮を着てたんでしょうね。
一方、ネアンデルタール人は縄で毛皮を巻き付けて、上半身ほぼ裸。…寒くなかったのかな…。針って偉大な発明だと思いました。


  ケナガマンモス      ネアンデルタール人     クロマニョン人       クロマニョン人とネアンデルタール人の頭骨  ヤベオオツノジカ

お弁当食べて、隣のトーハクさんへ。運慶展は2017年に大きいのを見ましたが、四天王と無著・世親像にまたお会いしたくて…
その後、興福寺で四天王を見たんですが、この4体、お顔の塗装がかなりはげてまして、自然光だとそのまだらの方が目立ってしまう…
せっかくの造形の立体感が全然わからなくて、別像のようでした…もう一度トーハクさんのライティングで、あの迫力を味わいたい…
と思ってた方は多いようで、あまり広くない展示室が激混みでした。でも四天王はかなり近くに寄れるし、それぞれ360度見まわせます。
素晴らしいライティングで、四天王の造形の立体感が蘇ってました。嬉しい…お顔も双眼鏡でのぞくとすごい迫力。ポーズも決まってる。
特にすごいと思ったのは4体の背中の量感。分厚い筋肉がすごくリアルで、お堂にいるときは見えない場所なのに、実に巧みに造られてます。
今回、グッズもたくさん出てましたが、背中側の写真がなくてちょっとがっかり。図録にクローズアップはたくさん入ってるのになあ。

一方、無著・世親像のライティングは…前回の方が良かったかなあ…ちょっとお顔が平板に見えました。
前回は無著像と目を合わせられたけど、今回はその位置にご本尊の弥勒如来が座ってて…いや、この配置が本来なんですけどね。
彫像って、ライティングによってずいぶん変わるものだなあと実感しました。
今回は、四天王とトーハクでは初めてのご本尊が主役のライティングだったのか、それとも古い本館なので機材の問題なのか…??
特別展は再入場できます。昼過ぎはかなり混雑してましたが、夜間営業時間には空いてきて、ずいぶん見やすくなりました。よろしければ。
特別展は撮影禁止なので、例によって、ネットの画像を盗みました。(四天王の背中側の写真が撮りたかった…!!)


北円堂を模した展示空間           無著菩薩立像              多聞天      広目天      増長天      持国天

常に展示替えのあるトーハクさんの常設展、外国人観光客に大人気の龍の自在置物の他、今回は布物の面白いものが出てました。
着物類は、秋物がもう出てました。菊柄の着物があちこちに。手の込んだ刺繍がいろいろ見られてうれしかった。
一方、能衣装はまだ夏物が残っていて、透ける織の衣装が美しかったです。茶道具には更紗の裂が並んでて、これも好み。
今回は東洋館にも行ってみました。茶道具として収集された、主に明の時代の裂がたくさん出てました。
アジアの染織のコーナーに、主にインドネシアの布が並んでて、バティックや織柄の美しいものがたくさんありました。
印金といって、ろうけつ染めの上に金が入ったものがいくつもあって、照明でキラキラ光って、すごく豪華。初めて見ました!


   自在龍置物    振袖 白綸子地菊雲鳥蝶模様 振袖 鶸色縮緬地桜藤菊尾長鳥模様 狩衣紺地牡丹唐草模様紋紗  赤地丸文散し文様更紗  藍地花束文様印金バティック  藍地花卉文様印金バティック 花卉人物文様印金バティック

大変楽しかったお出かけですが、遊びすぎの上、例によって帰りが遅くなり、かなり疲労が…
館を出るのがちょっと遅くなった上、交通機関の乱れもありまして…時刻表のあてにならない昨今、もう少し気をつけねばと反省。




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