☆しろの雑記帳☆


6/28 麗しのギャラリー

ちょくちょくおじゃましている大先生方のHPに、最近ギャラリーページができたんです。
うれしいな〜〜♪
だって、さすがに大先生の玉はお値段がはるので、そんなに沢山は買えないですから
画像だけでも眺められるなんて、ホントにしあわせ♪♪

ごぞんじ大鎌章弘先生のギャラリーページ
蝶々や蜻蛉、百合や孔雀のとんぼ玉、どれも麗しくてうっとり。
カット玉やドロップペンダント、ホウケイ酸ガラスのマーブルもただただため息です。
小倉わかな先生の玉も、繊細で可愛くて、見てるとわくわくしちゃいます。

瑠璃工房さんのページにはいろんな作家さんの作品が並んでます。
竹内大祐先生の新作の圧巻万華鏡モザイク、八木重導先生のめくるめく色合いのレース玉。
玉を仕立てたジュエリーも豪華で、目を奪われます。

一流のプロの先生の玉を見ると、そのすばらしさに言葉を失ってしまいます。
私と同じ材料を使われてるはずなんだけどな〜〜(笑
ガラスを使って、小さな玉の中に、こんなすばらしいことができるんですね。
私もつたないながら、がんばらなくちゃって思います。


6/17 古布布ネックレス!

いつもすてきなアクセサリーを作って画像を送って下さるお客様から
新しいネックレスの画像をいただきました。
 
きれいでしょ〜♪
布は古布なのだそうです。
つぶし玉って、こんな形にお仕立てできるんですね。
お客様のアイデアとセンスにびっくり!
艶のある布がとんぼ玉の黒地にぴったりで、お召し物にもよく合ってます。
ありがとうございました!
またすてきなのができたら、ぜひ見せて下さいませね〜♪


6/13 理化学ガラス器具の作り方

NHK教育放送の深夜番組で、先生が録画して理科の時間に使うための映像を流してます。
夕べのテーマは実験用のガラス器具の使い方で
ついでに、ビーカーとフラスコを作るところの映像もやってたんです。
ガラス器具は耐熱ガラスで、簡単なものは機械製作、複雑なものはハンドメイド
…くらいは知ってたのですが、実際に作ってるのを見たのは初めて。

どちらもようするに型吹きの技法でしたが
ビーカーはラインで機械吹き、丸底フラスコは職人さんが作ってました。
フラスコはビーカーに比べたらずいぶんお高いのですが、なるほど、納得。
おもしろかったのはビーカーの注ぎ口。
加熱しながら回転するローラーに当てると、きれいに成形されます。

目盛りのついていないできたてのガラス器具は、透明でほんとにきれいでした。
あの状態で一個ほしいなあ…
普段職場で見慣れているものの作り方がわかって、ちょっとおもしろかったです。


6/11 ミニチュア

今作っているクラゲの玉。クラゲの作り方はいろいろあるみたいですけど
私のは正式に習ったわけじゃなくて、自己流なんです。
要するに、ミニチュアを作って埋め込んでます。
ミニチュアはクロッカスのときにも作りましたし
来月は水芭蕉に挑戦しようと思っているのですが、これもミニチュア埋め込みになる予定。

…しかし、ミニチュア作りってめんどくさいです…
ミルフィオリは、1本引いてしまえば、あとは切って玉に入れるだけですが
ミニチュアは、1個1個作らなくちゃならないのです。
ミルフィオリなら、玉に作るときに失敗しても、また切ればいいのですが
ミニチュアはまた一から作らないといけないわけで…
ミルフィオリパーツを作るのは大好きですが、ミニチュアはいまいちめんどくささが勝ります。

ミニチュア作りのポイントは、とにかく小さく作ることです。
玉に入れるとつぶれて広がっちゃうし、レンズ効果でさらに大きく見えるので
私の場合、最初に思った大きさの1/3くらいに小さくしないと、使い物になりません。
クラゲを最初に作ったとき、玉いっぱいに広がって、まるでエチゼンクラゲの足が伸びたみたいでした。
今度の水芭蕉もがんばって小さく作らないと、スマトラオオコンニャクになっちゃうかな(笑
上手くいくかどうかわからないけど、がんばりますね。


6/5 お道具 その4

今回のお道具紹介は、前回の予告どおり、ダイヤモンドカッターです。
ダイヤモンドの粉を埋め込んだ回転刃で、ガラスを切断する電動工具です。
…うちの機材の中では、一番高かったんですよ。おまけしていただいて、それでも6万円もしました…
こんな道具です。写真じゃちょっとわかりにくいかな。(台所の床が傷だらけですみません(恥)
 
左側の画像では回転刃が見えます。その下のくぼみに水を入れて、右側のように蓋をして、その上で切ります。
刃が回ると、水が辺り一面に飛び散ります。…水がないと切れないのです。
それも、お湯じゃなくて、水が良いそうで…冬場は寒くて寒くて…
びしょびしょになるので、これだけは作業台では使えず、台所工房になってます。

回る刃がちょっと怖かったけど、だいぶん慣れました。
それはもう、クイ切りに比べたら、薄く、きれ〜いに切れますよ♪厚さ1mm弱くらいになります。
でもね、切っただけでは使えないんです。
ガラスを削りながら切るので、切断面が磨りガラスになり、そのまま玉に入れると真っ白に濁ります。
実はその事実を知らずに購入し、大変ショックでした…
購入業者からは研磨機で磨くようにいわれましたが、研磨機は9万円もするとのことで
考えた末、ネットオークションで安い電気炉を購入し(5万円弱)、表面を焼いて使ってます。

電気炉を購入する前は、一枚、一枚、ピンセットでつまんで、バーナーの火で焼いてました。
でも、直火であぶるのは、ゆがむは、割れるはで、大変難しく…
それに、ある程度厚みがないときれいに焼けないので、パーツを玉に入れると美しくないのです。
せっかく薄く切れるカッターがあるのにもったいない…ということで、電気炉を導入したわけです。

研磨機で磨くと、さらに薄くきれいになるとのことです。
先日講習会で大鎌先生の蝶のパーツを見せていただきましたが、まるで薄いプラスチックシートみたいでした。
厚さ0.3mmくらいかなあ、あれだけ薄ければ、パーツの上にクリアをのせなくても焼き縮まないんですね。
でも、大きなパーツを薄くきれいに磨くには、腕も機材も高級でなければ…
おすすめは、20万くらいのアメリカ製の研磨機とのことです。
で、1枚何十分もかけて磨くそうですが、やっぱり水を流しながらの作業で、冬場は寒くて大変だし
滑って水に流れちゃったり、手を削って血まみれになったり…とても大変なのだとか…
研磨もはまるとマニアックにおもしろいと、先生はおっしゃってましたが…
…私は当面、電気炉でいこうと思います…

というわけで、次のお道具紹介は、電気炉です。お楽しみに。


6/4 クリエーターズマーケット

名古屋で行われる手作りもののお祭り、クリエーターズマーケットに遊びに行きました。
去年は出展させていただいたんですけど、出展すると他のお店を見られないんですよね。
それで今回はお客様として遊びに行くことにしたのです。
Tシャツや布小物、手書きのカード、アクセサリー、食器、雑貨…手作りものなら何でもあり!
見てると何でもほしくなっちゃうので、なるべくガラスのブースを中心にまわりました。

とんぼ玉や吹きガラスの食器は定番ですが、最近増えてきたのが酸素バーナーのお店。
ホウケイ酸のおもしろいペンダントをいろいろ出品されてたAquariusさんのお店でお買い物しました。
日本の作家さんでも、定番のインサイドアウト以外に個性的な作品を作られる方が出てきたんですね。
それからとんぼ玉の舞玉さんと布小物の島さんのブースで、舞玉さんのストラップを購入。
ストラップの売り上げはジャワ島地震の募金に使われるとのことです。詳しくは舞玉さんのブログでどうぞ。
 
  舞玉さんのストラップ。透明感が可愛いです。  ホウケイ酸のペンダント。とってもお値打ちでした!

いつもお世話になっているシルバー作家のMAID IN TaKaOさんのブースで
新作の蜘蛛のペンダントや蜻蛉のリングをじっくり見せていただきました。
ネットで仲良くしていただいている作家さんたちのブースにもおじゃまして
いっぱいおしゃべりさせていただきましたよ。
名古屋周辺のとんぼ玉作家さんとたくさんお会いできて、とっても楽しかったです。
皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますね。


6/3 海のマーブル

海の玉を作っています。…でも、クラゲがつぶれるんです(泣
ヒトデを入れて、イソギンチャクを入れて、泡入れて、クリアかけて、オウムガイ入れて…
すでに中くらいのとんぼ玉の大きさです。
その上にミニチュアで作ったクラゲを埋めるとなると、巨大な玉になってしまいます。
で、クラゲの周りにのせるクリアの量を遠慮すると…いつの間にかクラゲが扁平に…

一方、このところ練習しているマーブルは、あいかわらずポンテがきれいにはずれません。
そこで、コソクなことを思いついたわけです。
マーブルなら大きく作っても大丈夫だから、クラゲを立体で入れられるはず…!
玉の片側を海の底にして、上下のあるマーブルにすれば、ポンテあとを下側にしてごまかせる…!
…で、できたのがこれです。

でも、やっぱり鉛ガラスの塊って、透明度がいまいち…
もちろん表面のでこぼこや失透もあるのですが
濃度の違う砂糖水を混ぜたみたいに微妙に屈折率の違うかんじで、すっきりクリアじゃなくて
中に入れたものがゆがんで見えて、美しくないんです。
大鎌先生の鉛のペーパーウェイトはもっときれいに透明だったので、もっと練習すればマシになるかな…
でも、やっぱり透明ガラスは、ホウケイ酸やソーダの方が扱いやすいのでしょうね…
鉛ガラスの、ちょっと重たい、屈折率の高い透明感は、個人的には好きなのですが
やっぱり、塊にするといまいちかも…

ところで、ポンテあとはどうなったかというと…どうにもなりません…(泣
全然うまくはずれず、最後はクイ切りで切る始末(大泣
あとをヤスリでこすってもきれいにはならず、さわるとざらざらしてます。
…こんなのマーブルじゃない!っていわれそう…
このマーブルを作りながら、ポンテはずしを練習しようと思ったのですが、ダメでした。
この、いきなり本番をやりたがるところが、身の程知らずなんですよね。
反省。

この、なんちゃってマーブル、お店に出そうか、ダメ箱に入れようか、考え中です…
あ、扁平クラゲの玉の方も鋭意作成中ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。




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