☆しろの雑記帳☆
★ 6/20 昭和記念公園 ★
昭和記念公園に行ってきました。目的は、新しく入手した中古デジカメの状態確認です。
そんなの、うちで適当なものを撮ればとお思いでしょうが、やっぱり遠くのお花にピント合わせたり、動くものを追っかけたりは、自宅では無理で…
前日雨だったので、傷んでるお花もありましたが、午前中のハーブ園に、前日の雨でおなかをすかせたらしきハチがたくさんいました。
カメラ持って追いかけまわしても全然逃げなくて、動画の動作確認がしっかりできて、大変ラッキー。
黒くてもふもふのマルハナバチ。なんとなく、クマのプーさんみがあります。コマルハナバチかクロマルハナバチかわからなくて
公園の人に聞いてみましたが、やっぱり不明。背中が黒光りしてて、他の写真で羽のふちが黒っぽいので、クロマルハナバチとしました。
前回見たのと別の群落のスカシユリがたくさん咲いてました。朝見たときは雨で花びらが痛んでましたが、夕方見たらかなり復活してました。
ユリの花って、意外に丈夫。こちらの群落は、黄色が多くて、ピンクもかなり咲いてます。

クロマルハナバチ(多分) クマバチ スカシユリ
雑木林に見たことのない花が咲いてて、なんだろうと思ったら、オオバギボウシのつぼみでした。
とがった花弁に見えるのは苞葉で、茎が伸びて苞葉がばらけて、そこからほんとのつぼみが出てくるんですね。初めて知りました。
開花したら普通のギボウシみたいになるようですが、最初の状態からは想像つきません。お花って不思議だなあ…
ちゃんと咲いてる株はなくて残念。次に行ったとき、もしお花が咲いてたら、また写真撮ろうと思います。
ネムノキが見ごろでした。ネムノキ、公園にあるのは知ってたのですが、見ごろに出会ったのは、これも初めて。
ピンクのお花がふわふわで、風にそよいで、大変可愛かったです。木が高いので、ここでカメラの望遠チェック!
風で葉っぱがあおられて、ちょっと大変でしたが、一応、晴天では望遠のピントも問題なしでした。
ハンゲショウも見ごろでした。これも不思議な植物ですねえ。ほんとに白粉を思わせるマットな質感です。
葉っぱの裏は緑色なのもさらに不思議。開花期が終わったら、表側もまた緑色に戻るんでしょうか。
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オオバギボウシ 花のような苞葉 少し開いてつぼみが見えます やや茎が伸びたところ ネムノキ ハンゲショウ
というわけで、新しい中古は一応問題はなさそうということにしました。
これが壊れてもさすがにこれ以上買うのはムリ。次に買おうとするときには10万以上になってるだろうし…涙
あきらめて、今持ってるカメラをできるだけ大切に使うようにいたします。
でも…この望遠付きコンデジがなかったら、旅行に行っても楽しみが半減だなあと、今から悲しいです…涙・涙
★ 6/12 昭和記念公園 ★
本格的に暑くなる前にアジサイを見ようと、昭和記念公園に行ってきました。…でも充分暑かった…
アジサイはきれいに咲いてました。まだちょっと色の薄いのもありましたが、ガクアジサイ系のはちょうど見ごろと思います。
個人的に、タマアジサイはちょっと色が薄めで、白い部分とグラデーションになってるのが好みなので、しろ的には今が一番見ごろかも。
ブルーとピンクが微妙に入り混じったお花や、白に少しだけ色が入ったようなのが、お気に入りです。
公園にはアジサイロードという、アジサイがたくさん植えられた小道がありますが、その他にもあちこちに咲いてます。
民家園や盆栽園の鉢植えにも咲いてましたし、雑木林のヤマアジサイなどもきれいでした。

公園のアジサイいろいろ
水生園と日本庭園のハナショウブは、すごく数が増えてました。今が一番たくさん咲いてるかも。
どちらも、隣にスイレンが咲き始めてるので、こちらもお見逃しなく。
あと、見ごろだったのはスカシユリ。西立川口から入って左手の坂の下の他、花木園売店周りのお庭でも咲いてました。
トンボもだいぶん増えましたが…今年はチョウトンボを見かけません…近年見かける機会が減ったような気が…
冬の鳥に次いで、夏のチョウトンボも少なくなっているのでしょうか。…さみしい。

民家園の水車とアジサイ 盆栽園鉢植えのヤマアジサイ 日本庭園の菖蒲園 菖蒲園と池のスイレン スカシユリ 民家園の蓮池のトンボ
八重咲ドクダミはどうなってるかと覗いてみましたら、変り咲きの2段目のお花が、ちゃんと咲いてましたよ!以前見たのは幻ではなかった!
雑木林の方は見ごろでしたが、水生園近くの群落は下のお花が見ごろ過ぎ。花びらがしおれたり、花芯が種っぽくなってました。
それでもまだ見られるお花がたくさんありました。水生園近くの方が群落も大きくて、変り咲きも派手なのがいろいろあって、見てて楽しい。
先週くらいが見ごろだったと思うのですが、なかなかすべての植物を見ごろで見るのは難しいですねえ。来年も見られると嬉しいなあ。

雑木林の変り咲きドクダミ 水生園近くの変り咲きドクダミ
しかしやっぱり暑かった…まだ6月前半なのに…8月とかめちゃくちゃ暑くなりそうで、ほんとに怖いです。
このまま温暖化が進行すれば、公園全体を熱帯植物に植え替えるとか、そういう事態になりかねないのでは…??
最近調子悪くなりつつあるデジカメですが、新しく中古を買って今回試してみました。…が、シャッターボタンに微妙な不具合が…
現状使えないことはないけど、これまでの経験からすると、不具合が出始めると、けっこう進行するのが速いんですよね。
一晩悩んだ結果、返品手続きに入り、別のをまた注文しました。…中古カメラなんて、当たり外れがほぼバクチみたいなモノなのです。
製造中止で出回る中古も少なくなってる今…次はなんとか当たりが来るとよいのですが…
★ 6/8 今月のお出かけ ★
今回は、まず以前テレビの百年名家で見てずっと行きたかった立教大学池袋キャンパスの展示館とチャペルに行ってきました。
東京の古い大学って、素敵ですねえ。前に行った慶應義塾も立派でしたが、立教大学も雰囲気あります。
古いレンガ造りの校舎がたくさん残っていて、緑のツタが絡まって、中庭には藤棚があり、アジサイが色づいて、すごくきれい。
中庭では学生さんたちが歓談したり、芝生でお昼寝したり、自由な雰囲気。留学生や海外からのお客様もたくさん出入りされてました。
中庭の奥の尖塔付きの建物は食堂で、舟底天井と梁がシックで美しいです。今でも学生さんたちがランチされてました。うらやましい…
展示館は昔の図書館のようで、前庭を隔ててチャペルと向かい合ってます。こちらも古い舟底天井や尖塔アーチ形の窓が素敵でした。
展示館では、立教大学の歴史が学べます。最初は築地の居留地にあったそうですが、手狭になり、1918年畑の真ん中の池袋に校舎を増設。
築地の方はそのすぐ後関東大震災で全焼。現在の大正の洋館もきれいですが、こちらも美しい明治の洋館だったようで、ちょっと見てみたかった。
チャペルも無料で見られますが、こちらは内部は撮影禁止。ちょうどオルガン(パイプオルガンと普通のオルガンと両方ありました)の練習中。
なかなかの音響で、嬉しくて、小一時間練習されるのを聞いてました。ときどきコンサートもあるそうです。行ってみたいなあ。
ツタの絡まるチャペルで…というのは青山学院がモデルらしいですが、こちらのチャペルの方がイメージに合うかも(笑
だって実際ツタがきれいでしたし、ツタっていうとなんかレンガのイメージがいたしまして…
その後、山種美術館の犬派?猫派?―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―へ。…山種さんの看板猫を一度拝んでみたいと思いまして。
山種さん所蔵の犬猫の絵と他館からの出品がいくつか。他に鳥の絵もいくつか出てました。皆さん犬猫大好きみたいで、かなり混んでました。
看板猫の斑猫さんのモデル、竹内栖鳳先生がお気に召して、強引に飼い主から買い取ってきたそうですが、でもあんまり絵と似てないような…(笑
柔らかそうな毛並みが巧みな筆致で表現され、緑の瞳が印象的です。犬の方では、応挙の子犬がやっぱりかわいい。まるまるころころしてます。
藤田嗣治の「Y夫人の肖像」、初めて見ましたが、個人的に美人画より肖像画の方が好きだなあ。
藤田の猫はすごく猫らしくて、猫が好きだったということがよくわかりますね。鳥の絵は牧進のスズメさんがかわいかったです。
(一部を除いて撮影禁止なので、例によってネットの画像を盗んでおります。)

美しいレンガ造りの校舎 ツタの絡まるチャペル 展示館の内部 築地にあった塔のある校舎 竹内栖鳳 斑猫 丸山応挙 雪中狗子図 藤田嗣治 Y夫人の肖像
この後、サントリー美術館のコレクション展 名品ときたま迷品に、また行って、写真を撮り損ねた分を撮ってきました。
現在年間パスで、本人とお連れ様一人無料なので、友人も一緒に。
今回はお天気もまあまあで、そんなに暑くもなくて良かったです。このくらいの気温でずっと推移してくれればありがたいのですが…
★ 6/6 吹上菖蒲公園 ★
相変わらずお天気が安定しませんが、晴れ間をぬって地元の自治体運営の吹上菖蒲公園に行ってきました。
コロナ中に何度か通ったんですが、当時は年中無料でした。でも現在はハナショウブの咲く時季は有料になってます。
…と聞いていたんですが、行ったら無料。花がなかなか咲きそろわず、行った日までは無料にされてたとのこと。ラッキー♪
吹上菖蒲公園は、谷戸地(丘陵地に谷が切れ込んでいる場所で、湧水があることが多い)の田んぼを、菖蒲園にしたものです。
ハナショウブの他、アジサイやタチアオイ、ヒガンバナや、ミズバショウなどの水生植物も、季節ごとに楽しめます。
ハナショウブは、早咲きから遅咲きまでいろいろな品種が植えられ、6月上旬から下旬が見ごろ。
手入れもよくされているようで、庭師さんらしい方たちが、せっせとお掃除や花がら摘みをされてました。
ハナショウブのボランティアガイドさんから、お花の品種や歴史の説明も聞けます。

谷戸地の菖蒲園 花がら摘み ハナショウブいろいろ 五三の雪
無料日最後ということからも想像されるとおり、ちょうど見ごろ初めくらい。白、ピンク、ブルー、紫など、様々な品種が咲いてました。
アヤメ属では普通3枚単位の花弁が、4枚、5枚単位の花弁のお花も咲いてる、五三の雪という品種。
画像で、3枚、4枚、5枚のお花が並んで咲いてるの、わかりますでしょうか。ちょっと雰囲気が違って面白いです。
キショウブを交配した品種も出てました。花びらが黄色の種類があるほか、花びらの中心近くの黄色い斑点が強く出てて、これも面白いです。
この黄色が目立つせいか、ハチがたくさん来てました。ガイドさんのお話では、マルハナバチが多いそうですが、クマバチも来てました。
斑点(蜜標)にかぶさった花柱枝(雌しべの一部)を押し上げて、ハチが出入りしてます。中に花粉のついたおしべがあるとか。
そういえば、ハナショウブの種って見たことないなあ。花がらはすぐ摘まれちゃうので、育種家の方くらいしか見る機会なさそうですね。
あとアヤメ属って、種間交配して大丈夫なんですね。同属内交配のレオポンには繁殖能力ないけど、アヤメ属では交配種に種子ができるということ?
ハナショウブは株分けで増やすから、種子ができなくてもかまわないのかもですが…。種の定義とか考えて混乱します。専門家の方に聞いてみたい…

キショウブとの交配種 竜眼 同じく白山吹 京舞 青根 早苗の舞 藤絞り
それは良いのですが、調子に乗って大量の写真を撮ってたら、デジカメの調子が悪くなってきました…。がああぁぁぁぁん…
この手のズーム付きコンデジ、もう生産中止で、中古も値段が高騰してるんです。…メーカーでも修理してくれるかどうか…
…とはいえ、スマホじゃ光学ズームないし、一眼レフは重すぎだし…中古は、値段はともかく、やっぱり当たり外れありますし…
デジカメって、私にとっては革命でしたし、ズーム付きのが出て、めっちゃうれしかったのに…何でなくなっちゃうの???…(涙
コンデジを消耗品のように使いまくる時代は終わってるんですね…新しい中古を買ったら、撮る枚数を少しは控えた方がいいのかも…(涙
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