☆しろの雑記帳☆


2/28 昭和記念公園

また昭和記念公園に出かけてきました。…冬の間になまった足を何とかするべく…
また雨続きの晴れ間を狙ったつもりでしたが、晴れには晴れでしたが、すごい強風。…これって春一番でしょうかね。
お弁当食べてると水筒が倒れそうだし、お花が揺れてピントは合わないし、スマホはあおられるし、池に波までたってました。
朝はそこそこ人がいたのですが、あまりの風に皆さんお帰りになられたようで、午後は人気のない公園に風が吹きまくってました。

とはいえ、お花もいろいろ咲いてましたよ。川沿いに河津桜が咲いてました。桜園の寒緋桜はつぼみが膨らんでました。
盆栽園に紅房桜というのが咲いてました。初めて見た気がします。寒緋桜に似た、赤いお花でした。
サンシュユもそろそろ満開。小さいけど、線香花火みたいなかわいいお花です。
大花壇の菜の花畑もほぼ満開。一方民家園の裏の菜の花畑は、もう見ごろ後半な感じ。…菜の花も今年は早いなあ…
風が強いせいか、ミツバチがほとんどいなくて、ちょっと寂しかったです。
盆栽園の琉球アセビが満開でした。普通のアセビより、ちょっとお花が丸っこい気がします。


河津桜       サンシュユ      芝生広場の菜の花畑     菜の花       紅房桜       琉球アセビ      アセビ

公園にはこれからどんどんお花が咲きますが、咲く順序とか、以前とだんだん変わってる感じで、行ってみないと予想がつきません。
今年は桜も早いのかなあ。去年は桜と菜の花とホトケノザが一緒に咲いて、素晴らしかったのですが、今年はどうでしょうね。
とりあえず、足を鍛えるためにも、またちょくちょく出かけてみようと思います。


2/24 梅まつり

うちの自治体の花は梅なのですが、ちょうど引っ越してきた頃、ウィルス性の病気がまん延して、市内の梅園ほとんど伐採されまして
その後、病気の根絶確認後、新しい苗を植えたそうなんです。それから数年たち、どのくらい成長したか見に行ってみました。
ちょうど雨続きの晴れ間で、梅まつりのイベントもあると聞き、会場の「梅の公園」へ。

起伏のある広い敷地に梅の木がたくさん植えられ、園路を巡りながら景色と梅などのお花を観賞できます。
いろんな種類の梅が開花していて、そろそろ見頃でした…が、やっぱりまだ木が小さくて、敷地面積に比べてお花が少ない印象…
聞けば、植え替え完了からまだ4年とのことで、しょうがないですよね。梅の木が育つのは、かなり時間がかかるのでしょう。
伐採前の写真では、辺り一面梅のお花という感じでしたが、あの状態に戻るのにはあと何年かかるのかな…
引っ越し直後に来たときには、伐採した切り株だけでしたから、それに比べれば随分復活したと思います。

それに木が小さい分、お花が近くで見られるというメリットもありました。柵がなくて木に寄れる場所もあちこちありますしね。
木にはそれぞれ種類を書いた名札がついてて、管理も行き届いている感じ。
梅の木も種類によって、枝ぶりや花の大きさもいろいろなんですね。私のお気に入りは、枝やがくが緑っぽい白いしだれ梅でした。
梅以外にも水仙やミツマタやロウバイが咲いてました。葉っぱ多めの福寿草は、青梅草だと思います。
サンシュユもつぼみが膨らんでましたし、ゲンカイツツジもたくさんあって、きっと来月あたりきれいと思います。


まばらな印象の梅の木…  緑萼枝垂(りょくがくしだれ) 鶯宿(おうしゅく)  白加賀       青梅草(福寿草)          水仙

梅の公園の周りにも小さい梅園がたくさんあるのですが、どこも植え替え後の年数はほぼ同じで、ちょっと寂しい印象。
樹齢400年の名木があったそうなんですが、今は切り株の脇に昔の写真が展示されてました。実物を見たかったなあ。
お祭りの屋台で梅まんじゅうと、近くの農協で地元の梅干しを買ってきました。
数年後に、もう少し育った梅たちに、また会いに行きたいと思います。


2/15 ひさびさ〜の昭和記念公園

ひさびさ〜に、昭和記念公園に出かけてきました。1月はちょっとばたばたしていて、ご無沙汰しちゃってまして…
何だかすっかりもう春でした。それも、初春とちょっと温かくなった頃の花が一緒に咲いてる感じで、これも温暖化の影響でしょうか。
咲いていたのは、水仙、梅、福寿草、節分草、スノードロップ、クリスマスローズ、菜の花、寒桜、寒緋桜、琉球馬酔木などなど。

福寿草はいつも梅園に咲いてるんですが、今年は梅園外の群落の方がきれいでした。
梅は梅園の他、盆栽園も満開。寒桜の盆栽はもう散りかけでしたが、寒緋桜がすごくきれいでした。盆栽だと近くで見られて嬉しいです。
節分草も満開。今年は花が多い上、立ち入り禁止の柵を群落ギリギリにしていただけて、近くに寄れて、写真も撮りやすかったです。
でも他のお客さんが、どこかの山でもっと大きな花を見たとおしゃべりされてて、そんな大きな節分草があるなら、私も見たいなあ。
菜の花畑は今年は新しい品種とかで、背が低めの早咲きで、もうかなり咲いてました。でもやっぱり、こぼれ種の菜の花の方が早いです。
民家園の裏の小さい菜の花畑も、かなり咲いてました。どこの菜の花にもミツバチがたくさん来て、忙しそうにしてましたよ。


   福寿草       逆光のクリスマスローズ       節分草       盆栽園の緋寒桜      盆栽園の梅      大花壇の菜の花畑

鳥は、ツグミとカシラダカとカワラヒワを見ました。…久々に野鳥らしい野鳥を見た気がします。そんな珍しい鳥じゃないですけど…
最近、公園の鳥が減っちゃって、鳥撮りの方が来てくださらなくなって、鳥撮りの方にくっついてないと鳥を発見できないしろは
すでに鳥を見ることを諦めつつあったのですが、なんかちょっと励まされた感じで、嬉しかったです。
もちろん、メジロやシジュウカラやセキレイやヒヨドリなどもいましたよ。


民家園裏の菜の花とミツバチ       マガモ             ツグミ            カシラダカ      ボケボケですがカワラヒワ

暖かい日で、スウェットにダウンベストでも暑いくらい…もう厚手のダウンコートとか、真冬でも着る機会ないのかもですね。
公園のけっこう大きな桜の木が根元から折れていて、花芽が出てるから腐って倒れたわけではなさそう…
スタッフの方に聞いてみたら、先日の雪で倒壊したそうです。暖冬でも雪は降るんですよね。春を間近に、なんだかかわいそうでした。

ひさびさ〜に公園を歩き回ったら、けっこう足が疲れました。…トシなので、サボるとすぐ足がなまります。
せっかくの春ですし、足を鍛え直すためにも、また公園通いしようと思いました。


2/3 今月のお出かけ

先日お出かけしたばかりですが、まああれは不測の事態だったのと、今回行きたい展覧会の夜間営業日が限られておりましたので…
見たのは慶應義塾大学の図書館展示スペイン中世写本の楽しみ福沢諭吉記念慶應義塾史展示館と慶應義塾ミュージアム・コモンズの龍の翔る空き地
丸紅ギャラリーの企画展「ふしみ殿御あつらへ」小袖裂と復元小袖パナソニック汐留美術館フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築

慶應義塾図書館の、中世写本のファクシミリレプリカの展示、ヘブライ文字やアラブ文字のものもあり、さすが文明の交差路という感じ。
解説によれば、ロマンス語をアラブ文字で表記した写本とかもあるそうで、どういう人が読んでたんでしょうね。
イザベラ女王の時祷書とかまるで宝飾品のようでしたが…やっぱり双眼鏡で拡大すると印刷の点々が見えるのがちょっと悲しい…
慶應義塾史展示館は旧図書館だったとか。とても素敵な明治の洋館。照明などもネオゴシックで統一され、見ごたえ充分。
他に新しい博物館もあり、龍にまつわる所蔵品の展示をしてました。フランスの本物の写本の零葉が出ていて大変美しかったです。
やっぱり本物は良いですねえ〜♪他には龍の文様の中国古代の鏡、江戸の物語絵、英国の銅版画入りの活版印刷の古書などなど。
展示の規模はそれぞれですが、いろいろ見られて全部無料♪写真も撮り放題。なんだかお得で幸せな見学体験でした。


イザベル1世の時祷書15C後半 バルセロナハガダー(過越祭典礼書)1340頃    慶應大学旧図書館外観・階段   ラテン語時祷書フランス1480頃 紋章学の継承・紋章学1597

丸紅ギャラリーは、「ふしみ殿御あつらへ」と墨でメモ書きされた小袖裂の研究と復元、「辻が花染め」の歴史についての展示です。
日本のあちこちに裂が残る小袖の、注文主「ふしみ殿」とは誰か、そして小袖のデザインの推理、実際の復元作業と中間製品の展示。
小袖の時代に流行った「辻が花染め」が廃れて、歴史の中で言葉の意味も変わっていった経緯、辻が花染めの古裂の展示など…
大変興味深い内容を合計1時間くらいはある音声解説でじっくり学べます。展示の古裂もとても美しかったです。
絞り染めと墨の手描きで植物文様などを描く辻が花染め、独特の甘い色調や大胆なデザインが、けっこうツボでした。

汐留美術館のフランク・ロイド・ライト展は、建築模型や設計図、写真や実物家具など、盛りだくさんの展示でした。
モダニズム建築ってちょっと無機質で威圧的なイメージですが、ライトの家や家具はどれも機能的で居心地よさそう。そしておしゃれ!
平面図を見ながら当時の暮らしを想像するのが楽しくて、時のたつのを忘れます。ライトの個人的な生涯も初めて知りました。
でも、帝国ホテルの展示は、なんでこれを壊しちゃったんだろう、もったいなすぎる…と胸が痛んで見るのがつらい…(涙
元愛知県民なので、明治村で玄関部分を何度も見て、この奥はどうなってたのか、なんで全部残ってないのかと、いつも悲しかったです…
ライトファンは多いみたいで、最近めずらしくかなり混んでました。あと図録がちょっと予算外…建築の本って大体高額ですからね。
丸紅ギャラリーと汐留美術館は撮影不可で、例によってネットで盗んだ画像です。


染分練緯地島取に柳模様小袖裂(ふしみ殿御あつらへ墨書)  復元小袖  白練緯地檜葉重ね団扇立浪模様小袖裂  デローズ邸透視図1906   帝国ホテル椅子      帝国ホテル本館横断面図(部分)1915

今回も盛りだくさんに遊んで満足満足。東京には大学や企業の博物館がたくさんあって良いですね。またいろいろ探して出かけてみます。




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