☆しろの雑記帳☆


3/31 割れ玉の連鎖…

作った玉を徐冷剤に入れたら…
コツン
…何かに当たったような感覚…
いや〜な予感がして、早めに出してみたら…案の定、コナゴナ…
徐冷剤の中を探ったら、以前短く切って冷ましていたパーツが出てきました。
理屈はよくわからないのですが、徐冷剤の中で熱いガラスと冷たいガラスが当たると
熱い方が必ず割れるんですよ。

パーツを取り出して、気を取り直して作業再開。
できた玉を、徐冷剤のさっき入れたところが暖まってて良いかと思い、同じ場所へ入れたら…
コツン
ま、またもや…?!
あとで探ってみたら、さっきの割れ玉のかけらが出てきました…
玉はやっぱり割れてましたよ〜(泣

パーツの出来具合を見るための試作品だったので、割れてもまあ目的は達せられたのですが…
今後は徐冷剤の中は、よくお掃除しよっと。
とんぼ玉作られる皆様も、どうぞお気をつけてくださいませ…


3/25 モザイク〜〜!

行って参りました、びいどろ家さんの内田・増井先生のとんぼ玉展示会。
雑記帳に「朝一に行きます」と書いたのですが、ネットの情報で作家先生一同午後からご来場と聞き
地元の作家さんもお教室の先生も午後からと伺って、ど〜しよ〜かな〜と考え
…結局、朝一と午後からと2回会場に参りました(笑

でもそれだけの価値がありましたよ、この展示会。
朝あった玉が、午後になったらだいぶん減ってたんです。やっぱり展示会は朝一に行かないと。
内田先生定番のクラゲさんや増井先生の点打ち・線書き、松島先生のコアグラスももちろんすごかったですが
内田先生の新作モザイクに、パーツ大好きしろは大興奮!
玉を入れた箱の前に座り込んで、一つ一つ手にとっては、指紋つけまくりで、なめるように見てきました。

午後から内田先生がいらっしゃって、作り方をいろいろ教えてくださいました。
本当に親切な方で、パーツもいろいろ見せてくださるし、聞けば何でも答えてくださいます。
…聞いてできるかどうかは、別問題ですけどね。
でも、できないだろうけど、やってみたいな〜モザイク。すごくおもしろそう。
内田先生は、毎日10時間くらい作業されてるそうですが、仕事が楽しくて仕方がないそうです。
うらやましい…こんなに作れたら、そりゃ楽しいでしょうね。

展示会には地元の知り合いの作家さんもたくさんいらっしゃってましたが
なんと安曇野から八木先生、竹内先生、赤木先生がツアーでいらっしゃってたんです。
それから蜘蛛の玉の小野先生、「とんぼの眼」の坂西先生など、そうそうたる先生方が集まり
まるで、ちょっとしたイベントでした。…つくづく、すごい展示会でした…!

で、これがしろがつれて帰ってきた玉です。
写真では大きく見えるけど、長さ21mmです。模様の細かさがおわかりいただけますでしょうか。

え?しろは前に「玉購入禁止令」発令中だって書いてたのじゃないかって?
いえいえ、内田先生にいろいろ教えていただいたプチ講習会と
作家先生方にお会いできたイベントの参加費なんです。玉はその記念品(笑)
…というのは、冗談というか、言い訳ですが、見てたらどうしてもほしくなっちゃいまして(笑

さて〜、大興奮の展示会でしたが、自分の玉も作らないと…
この目の保養が、今後の玉作りに生かせると良いのですけどね。


3/19 お道具 その2

お道具紹介その2は防護メガネです。
ガラスが溶けたときに出るナトリウム光は目に悪く、長時間見続けると白内障になるとか…
白内障はやっぱり怖いので(というか、手術で目を開けたままメスを入れるのが怖い…)
お店を始めてしばらくして、メガネを購入しました。
例によってA3インターナショナルさんから購入した「ディディミウムLエコノミー」。
私は近眼メガネをかけてるので、その上からかけられるタイプです。

普通のメガネの上にかけられる防護メガネは、この他にフリップで留めるタイプもあります。
A3さんに両方試用させていただき、こちらを選びました。
私みたいながさつ者はフリップを壊しちゃいそうだったので…
柄にゴムをつけて装着してます。ちょっとみっともないけど、私はこの方が落ちにくいです。
冬場はバーナーで空気が乾燥するのでマスクかけたりしますが
このゴーグル状の二重メガネにマスクって、かなり怪しい…(笑


メガネもいろんなタイプがあるみたいですね。
12月の神戸のインターナショナルランプワークフェスタでは
業者さんのブースにメガネもたくさん並んでました。
みんな酸素バーナーの光がまぶしくてデモを見るのが大変で、飛ぶように売れてましたね。(笑
以前、大鎌章弘先生の講習会で、参加者の半数以上がメガネ保有者で
さすが大鎌先生の講習会に参加される方は、日頃から長時間バーナーつけていらっしゃるんだなあと
妙に感心した覚えがあります。
工芸はやっぱりある程度時間かけないと上達しないので
うまくなりたい方はやっぱりメガネがあった方が安心・安全かもですね。


3/17 意外

たまたま本業のお仕事で出張したついでに、大阪の東急ハンズをのぞいてみました。
新大阪から割と近い江坂店の方です。
職場の方に聞いたところでは、東急インと同じビルなんだそうで
同じフロアにカフェや他のテナントもあって、名古屋とはまた雰囲気が違いました。

さてさて、お目当てはとんぼ玉コーナー。
関西地方は作家さんも多いし、きっと充実しているのでは
…と思いきや、結構あっさりしてました。
佐竹さんのガラス棒がなくて、キナリさんだけだったのがちょっと意外。
あとで佐竹さんのHPを見たら、ガラス棒を置いてるのは心斎橋店の方でした。
まあ、関西ではとんぼ玉が盛んだから、ハンズでなくてもガラスが買えるので
すべての店舗に置く必要もないのかなあ。
今度機会を見つけて心斎橋店の方ものぞいてみたいですね。


3/14 展示会情報

名古屋のガラスギャラリーびいどろ家さんから展示会のDMがとどきました。



右側の内田先生、最近他でも展示会をされて、ネットで感想とか読んでたんですけど
モザイクがすごいとは聞いておりましたが、ううむ、ここまでとは…!!
この画像ではわかりにくいかもしれませんが、こ、これはすごいです〜〜
真ん中、増井先生の線書きのお花も超絶技巧だし、左の松島先生のコアグラスもモザイクがすばらしい…!
いや〜、ほんとにとんぼ玉、バーナーワークの技術の進歩は目を見張るばかりです。
とんぼ玉のすそ野が広がった分、頂点も高くなってる感じですね。

これは、実物を見るのが楽しみです〜〜
しろはもちろん初日の朝一で出かけますよ。
もし会場でお会いしましたら、よろしくお願いいたしますね。

松島巌・増井敏雄・内田敏樹 三人展
手造りガラス びいどろ家
愛知県名古屋市正木4丁目8番7号れんが橋ビル1F TEL:052-671-2250
3月25日(土)〜4月2日(日)am10:00-pm:6:00


3/11 お道具 その1

前々からやろうと思っていた、お道具紹介です。
とんぼ玉されているお客様もいらっしゃるし、お道具ってお互いに興味ありますよね。
私の個人的な感想だけなので、お役に立つかどうかはわからないのですが…


まずは、カーボンごてです。
カーボンって、水に入れちゃいけないって、ご存じでした!?…って、知らなかったの私だけ?
カーボンは熱くなってもガラスがくっつかないのですが
熱いままだと、ついさわってやけどするので、水につけて冷やしてたら
講習会で周りの方にしかられちゃいました。熱いまま水につけると割れるのだとか…
以前、金物のお道具と一緒に箱に入れて持ち運んでて、傷だらけにしちゃったこともあります。
カーボンは柔らかいんだから、当たり前ですよね(恥)それ以来、プチプチでくるんでます。

左側は大鎌章弘先生の講習会で購入したものです。
細長いので離型材にさわらないように玉を転がすにはぴったりです。
右側は「Aki's Shaper」。大鎌先生考案のお道具です。
薄く成形されていて、へらのようにもこてのようにも自在に使える便利なお道具
…のはずなのですが…私、使いこなせないでおります。
これに限らず、大先生が使っていらっしゃると何でも実に使い良さそうに見えて
買ったら私もあんなにできるかな〜〜と、つい購入してしまうわけですが
…お道具買ったからって、腕が急に上がるわけもなく…(泣

真ん中はスタンプシェイパー、A3インターナショナルさんで購入しました。
先がいろんな形にとがらせてあって、パーツの成形にも使えます。
玉はもちろん、幅が広いので小さいパーツも転がせるし、パーツを平らにつぶすときも便利。
汎用性があって、初心者向きかも。これは結構おすすめです。

また、他のお道具もちょっとずつご紹介いたしますね。


3/6 アゲハ…

せっかく電気炉を買ったのですから、なんとかアゲハチョウを飛ばさねば…とがんばっています。
でも、やっぱり難しいなあ…
パーツを組むのも難しいなら、できたパーツを玉に入れるのも難しいです…

まずパーツは、羽根の筋や模様をそれぞれパーツで作り
それを組み合わせて前羽根を作り、それから後羽根を作り
触覚を作り、それらを組み立てて半身の蝶を作り
それを鏡面に合わせて、もう一度引きます。
羽根の模様にもよるけど、7回から9回はパーツを引く作業があるんです。
…さすがのパーツ大好きのしろも、ちょっとへとへと…

それに、模様の色…
ガラスって、何度も引っ張って薄くなると、色がくすんで灰色っぽくなっちゃいます。
アゲハチョウの羽根の鱗粉の輝く色合いを出したいのに
青い色ガラスを3色試してみましたが、どれもなんだかさえない色で、全部同じに見えます。
あんなに苦労して作ったのに〜〜
ガラスがモレッティなら、もっときれいな色が出るんだろうな〜〜

そして、太く引いて、ダイヤモンドカッターで切って、玉に入れるのですが…
お花と蝶々のバランスがこれもまた難しい…
実物ならいろんな大きさのお花ですが、小さな玉の上に表現すると
どれもだいたい同じ大きさになっちゃいます。
それに合わせて蝶々の大きさを調整しないと…
百合より巨大だったり、コスモスより小さいアゲハチョウって、やっぱり変ですもんね。

でも、大きなパーツを玉に入れるのが、これがまた私には難しくて…
蝶々をゆがませないようにすると、隣のお花や全体の形がゆがんで…(泣
…とりあえず、できたのはこんな感じです。

…このほかにもだいぶ作ったのですが、そちらはさらにゆがみが激しくて…
これは数こなさないとだめだな〜〜
パーツはたくさんできているので、もうちょっとがんばって練習してみます。
だんだん上手になりますように、どうぞ祈っててやってくださいませ。


3/1 講習会

通っているとんぼ玉のお教室で、毎年外部講師の先生をお招きして講習会をされます。
今年は沼田恵美子先生、きらめくビーズでもおなじみですよね。
ネコちゃんやペンギンさんの可愛いモザイク玉を作られる方です。
今回はネコのパーツを中心に教えていただけるそうです。
(参加者が作るのはなしです。デモンストレーションのみです。)
8月27日(日)、場所は名古屋市の郊外です。終わったあとのパーティ代も含めて\8000。

私は申し込みましたよ〜
興味のある方は、しろがね屋までメールでご連絡ください。
お教室の連絡先をお送りいたします。




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