☆しろの雑記帳☆


3/30 御岳渓谷の桜

公園は開かないし、海外郵便も復活せず、引き続きグレているしろです。
というわけで(どういうわけ?)、今日は御岳渓谷にお花見に行きました。
お花はちょうど見ごろでしたが、お天気は花曇り…でも、ぼやぼやしていると、桜ってすぐ散っちゃいますしね。
渓谷では、遊歩道沿いのソメイヨシノや、農家のお庭の桜、澤井酒造さんのガーデンカフェの桜など、いろんな桜を楽しめます。
個人的には、赤い葉っぱの葉桜が好みかなあ。ソメイヨシノもきれいですが、こういうのもしっとりしていい感じです。


渓谷を彩る桜     川面に咲きかかる桜      水辺の桜        晴れ間もありました     澤井ガーデンの枝垂桜     農家のお庭の山桜

渓谷には他にもいろんなお花が咲いてました。…もう山吹が満開ですが、ちょっと早いんじゃないのかなあ…
モミジの花も赤くてかわいいですし、クサイチゴも咲いてました。ヒメウツギのつぼみも膨らんで、今年はこれも開花が早そうです。
小鳥もつがいでさえずってましたね。シジュウカラさんは何とか撮れたけど、キセキレイはダメでした。
川べりの岩の上をあっちこっち飛び回って、フレームに入ったと思ったら飛んじゃって、意味不明な岩石の写真が増えるばかり…
今日も、遊歩道を歩いて、ガーデンカフェでお茶して、いつもの岩の上でお弁当食べて帰ってきました。
帰りに、近くの公園でツグミを見かけました。…今年は昭和記念公園で鳥見ができなかったので、ご近所で会えてよかった。
これもついでに画像を上げておきます。

 
  モミジの花       クサイチゴ         山吹       ヒメウツギのつぼみ     シジュウカラのつがい     近所の公園のツグミ

アメリカではワクチン接種が進んでるみたいですが、なかなか感染者数が減らないみたいですね。
イギリスはワクチンで随分改善された感じですが…やっぱり生活習慣も気を付けないと、ワクチンだけじゃダメなんでしょうか。
何とかアメリカ行きの郵便が復活しないかなあ…(溜息


3/27 またまたお出かけ

緊急事態宣言解除で昭和記念公園が開くものと思っていたら、なんと東京都の指示とかで、都内の有料公園軒並み閉鎖。
が〜〜〜ん。…あまりのショックにヤケになり、うさ晴らしにまたお出かけすることにしたしろです。(感染対策はしてます)
お出かけ先は八王子の東京富士美術館。特別展「絵画のドレス、ドレスの絵画」他、開催中。
うちから八王子は直線距離だとそれほどでもないけど、鉄道で行くとぐるっと大回りで、今まで行ったことがありませんでした。
で、知らなかったんですが、この美術館、某巨大宗教団体が運営されているとか。宗教苦手なしろはちょっとあせりましたが
まあ、美術館内に宗教設備があるわけでも、勧誘されるわけでもないようですし
青梅線の駅から、直通バスがあるのがわかったし(ただし、1時間に1本程度)、行ってみることにいたしました。

特別展の「絵画のドレス、ドレスの絵画」は、神戸ファッション美術館とのコラボ企画です。(前回とテーマがかぶっちゃってますね)
ファッション美術館は一度行ったことがありますが、ロココの衣装の白生地のレプリカを触らせていただけて
ローブアラフランセーズのヴァトープリーツがどうなってるか、やっと謎が解けて、大変うれしかったんですよね。
今回の特別展では、西洋のモードの変遷を示す衣装と、それに合わせた富士美術館所蔵の西洋絵画を並べて展示してます。
実物と絵画で衣装がよく似たものを選び、小物や家具も合わせて、絵画の風景を再現した展示があり、面白かったです。
戴冠式のナポレオン夫妻の衣装のレプリカとか大変豪華だし、扇や帽子などの小物も充実してました。

その他、常設展では、こちらの団体所蔵の西洋絵画と、特別展に合わせたファッションをテーマにした古写真が展示されてました。
西洋絵画はルネサンスから近代まで膨大なコレクションをお持ちで、ラトゥールがあったのは結構驚きました。
ルネサンスやオランダ絵画にも、素敵な作品がありました。特別展以外はほぼ撮影可です。(不可のはネットで画像を盗みました)

あと、ダヴィンチがフィレンツェのヴェッキオ宮殿の広間に描いた幻の壁画「アンギアーリの戦い」の写しの複製があります。
この壁画は、ダヴィンチが未完成で放り出して、今は残ってないのですが、当時有名で未完成状態の写しがいくつか残ってます。
美術館サイトには詳しい経緯は書いてないのですが、ドイツ語のWikipediaによると
写しの一つ「タヴォラ・ドーリア」という、イタリアのドーリア家に伝わった古い板絵を、バブル期にこちらの団体が購入して
その後、イタリアに寄付され(寄付の理由は不明)、現在美術館には、その複製が展示されているようです。
ダヴィンチの手稿からデッサンを集めて全体の構図を推測したり、他の写しと比較したり、研究成果の展示が興味深いです。
展示は壁画の一部の写しの複製ですが、ダヴィンチには珍しい躍動感のある戦絵で、完成した壁画全体を見てみたかったですね。


ジョセフィーヌ妃の戴冠式衣装  マネ「散歩」 バッスルスタイルのお散歩着  ルージュロン「鏡の前の装い」 これは夜会服ではなく結婚衣装とか  ラトゥール「煙草を吸う男」

美術館行きのバスの経路の多摩川沿いに桜の並木道があると聞いて、ついでに行ってみました。
桜はちょっと早かったけど、お天気が良くて、堤防の散歩道は気持ちよかったです。
その他、近くの多摩川沿いの公園の桜や、毎日お散歩してる近所のお庭の花を眺めております。
…まあ、桜はどこにでもあって、どこでもきれいですが、やっぱり公園の方が良いなあ…
桜だけじゃなくて、いろんなお花が一緒に咲いてて、それが広い敷地の緑の中にあるというのがいいんですよね…(めそめそ…
コロナいつ終わるんでしょうね…ラジオの情報番組で、趣味の多い人の方がコロナのストレスが多いという統計があるとかって
要するに遊び好きな人の方がダメージが多いということでしょうね。…私もその口です。(めそめそ…
皆様も、感染対策と、ストレス対策、お気をつけてくださいませね。

多摩川の桜並木のソメイヨシノ   近所の多摩川沿いの公園の枝垂桜   近所のお庭の濃い目のピンクの桜    近所のお庭の花桃


3/21 今月のお出かけ

緊急事態宣言も今日で解除らしいですね。…関東圏の感染状況はかなり不透明ですが…まあでも公園が再開されるなら嬉しいです。
それはさておき、いまだ宣言下の東京を突破して、今月もお出かけしてきました。
今回は泊りがけ(友人宅)で、東京の文化学園服飾博物館「ヨーロピアンモード 19世紀末からの服装改革」
インターメディアテク「東大植物学と植物画――牧野富太郎と山田壽雄vol.2」
それから千葉市へ移動して一泊し、国立歴史民俗博物館特集展示「海の帝国琉球−八重山・宮古・奄美からみた中世−」と
「アイヌ文化へのまなざし−N.G.マンローの写真コレクションを中心に−」と「桜の意匠」。
何度も書いてますが、歴博はうちから大変遠くて、泊りがけじゃないと行けないんですよね。
「桜の意匠」以外は撮影禁止でしたので、例によってネットで盗んできた画像です。

文化学園のヨーロピアンモードは大体毎回見に行ってますが、今回は女性の衣装と社会の変遷がテーマ。
大まかなモードの変遷とともに、コルセットやバッスルなどの下着や、19世紀以降のスポーツウェアがたくさん展示されてました。
ファッション雑誌の図版を見ると、19世紀初頭から今と変わらない水着もあったみたいですが
現物が残ってるのは、ちょうちんブルマー型とか、泳いだら溺れそうなデザインのものばかりで、ちょっと怖かったです。
今回の展示では、19世紀初頭のウェストの緩いタイプのドレスが好みでしたが、ネットに画像が見つかりませんでした。

インターメディアテクの東大博物館で発見された古い植物画の展示、去年のvol.1に続きvol.2も見に行ってきました。
繊細なペンの筆致が美しく、双眼鏡で飽かず眺めてしまいます。
特に好みなのは緑のインクで描かれたタイプ。古い石版画みたいで素敵です。ネットの画像で見つからなくて、ご紹介できず残念。
ただ…今回、展示室の植物画付近のライトだけが、なぜか明るくなったり暗くなったりしていて
聞いたら、電圧の異常らしくて、現在調査中とか…鑑賞してると、大変気になるので、早く何とかしていただきたいです…
それはそうと、この発掘植物画、東大博物館の資料集として発行されていて、注文生産で購入可能だそうです。
思ったよりは安かったけど…窓口で注文して、出来上がったら取りに行くわけで…しろには交通費の方が高くつきそう…
銀行振り込みで宅急便で送ってくれないかなあ、無理ですよねえ…。というわけで、現在検討中。でもほしいなあ…

 
ロココ期の上流階級の普段着 19世紀初頭のサイクリングウェア 同じく水着        セイヨウミザクラ     ヒツジグサ     ネジバナ

歴博の特集展示は、基本入館料だけで見られるので、大変お得。特に琉球の展示は充実してました。
沖縄本島以外の島についてはほとんど知らなかったのですが、各地に立派なグスクがあって、中国からの交易品が出土してるとか。
昔の地図がたくさんありましたが、島の間の距離感が実際と全然違っていて、どうやって航海してたのか、ちょっと不思議。
近くの島は見えるのかもしれないけど、本島と宮古島とか、かなり離れてるんですけどね。
江戸時代から現代まで、島間の距離とは別に、本土の都合で行政区域が分けられたり、地図を見るといろいろ考えさせられます。

N.G.マンロー氏はスコットランド出身のお医者さんで、本業の傍ら、日本の貝塚を発掘したり、アイヌ文化の研究をされてたとか。
日本人女性と結婚して帰化し、1942年に北海道の二風谷で亡くなってるそうです。
マンロー氏がヨーロッパにアイヌ文化を紹介するためにイヨマンテを取材した映画が上映されてます。(無声なのが残念)
当時の貴重な写真もたくさん展示されていました。

「桜の意匠」では、江戸や明治期の着物や装飾品、桜の名所を紹介する浮世絵やすごろくなど、いろんな桜文化が紹介されてます。
桜の枝と短冊の意匠の着物を掛けた衣桁の図の屏風が素敵でした。着物部分は友禅染と刺繍で装飾した布を貼り込んでます。
いろんな桜の品種を紹介した江戸時代の園芸書も面白かったです。桜の品種ってたくさんあるんですねえ。
ただ、続け字で書かれた品種名がさっぱり読めない…江戸の続け字辞典みたいなの、どっかにないかなあ…


海の帝国琉球より冊封使船送迎之図  中国との交易品  アイヌのタシロ(山刀)とマキリ(小刀)     桜樹短冊模様小袖屏風    明治期の振袖     江戸の園芸書

欧米ではワクチン接種が進んで、海外旅行に行ける人もいるみたいですが、日本からはまだまだ入れてもらえそうにないですね。
とりあえず、昭和記念公園が開いたら、春のお花を見に行きたいです。


3/8 御岳渓谷

また御岳渓谷に出かけてきました。…昭和記念公園は閉まったままだし、近所のお庭じゃ写真も撮りにくいし…
御岳渓谷の遊歩道は農家の庭先の敷地で、お庭のお花も遊歩道の続きみたいな感じなのです。
お天気がいまいちでしたが、お花はいろいろ咲いてましたよ。
もう早稲の桜が咲いてました。やっぱり温暖化かなあ。品種は何でしょう…公園じゃないので、種類がわからない…
水仙各種、名残の椿、クリスマスローズもあちこちに…
…昭和記念公園のクリスマスローズ、今頃さぞきれいに咲いているでしょうねえ…くくく…(涙


スノードロップ      早稲の桜         枝垂桜         房咲きの水仙      クリスマスローズ        乙女椿

お出かけした日、釣り竿持ったおじさまがたくさんいらっしゃったので伺ってみたら、釣りの解禁日だったそうです。
何が釣れるのかなあ。…渓流は流れが速いためか、私、あまり魚影を見たことがないのですが…
のんびり釣り糸を垂れるおじさま方を眺めながら、のんびりお弁当食べて帰ってきました。
…早く公園も解禁されてくれないかなあ。…それまではまた渓谷にお出かけすることになりそうですけどね。




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