☆しろの雑記帳☆


10/28 秋の昭和記念公園

コスモスが見頃と聞いて、久々に、昭和記念公園へ行ってきました。ピーカンではないですが、まあまあの日より。
ほんとは日曜日の方がお天気は良かったのですが、この日は無料日。年間パスもあることだし、密を避けて、別の日に…
それでもかなりの人出で、無料日を避けて正解でした。ちょうど、民家園の秋祭りが始まってましたしね。

お目当てのイエローコスモスは、今年はピンクのコスモスや、他のお花と一緒に植えられて、ミックスガーデンになってました。
天候不順で、咲き遅れているお花もあるようですが、今咲いているのは、ジニアやケイトウ、日日草など。
淡い黄色のコスモスの間にピンクのお花が映えてます。お花畑の間をぐるぐる歩いて、たくさん写真を撮りました。


イエローコスモスの多い部分    イエローコスモス     彩がきれいです    ピンクの種類は「ピコティ」     ミックスガーデン

コスモス以外にも、秋らしいお花や紅葉があちこちで見られました。
一番紅葉の色付きが進んでいるのは、日本庭園の紅葉です。公園内にはいろんな樹があり、環境もいろいろなので
これから秋が進むと、あちこちで順番にきれいな紅葉が見られるんですよね。楽しみです。
シュウメイギクやダリア、ホトトギスなど、秋の定番のお花も満開でした。
日本庭園の盆栽園では、秋らしく実物の盆栽がずらっと並んでました。盆栽だと、こういう木の実も近くで見られて嬉しいですね。
民家園の秋祭りでは、畑の収穫物や飾り物を並べて、わら細工の実演などもやってます。


        日本庭園の紅葉は見頃に近づいてました       ミックスガーデンのジニアとツマグロヒョウモン 民家園のひょうたん飾り    シュウメイギク


盆栽園の色鮮やかな実物;カキ  カマツカ(赤くておいしそう) ツタ(小さい葡萄みたい)    粒々のコムラサキ   カリン      これは日本庭園のマユミ

先週は雨続きでしたが、コスモスやシュウメイギクは、新しいお花が咲いて、きれいに見られますよ。
コスモスのミックスガーデンでは、遅れている他のお花がまだ咲くのではないかと思います。
でも、ちょうど見ごろのはずのハナミズキ、実はきれいについてましたが、葉っぱが紅葉せずに枯れちゃってる感じでした。
うちの近所の街路樹のハナミズキは、紅葉はきれいなんですが、実の付きが悪くて…やっぱり天候不順のせいでしょうか。
コスモスが終わると、紅葉が進んで、それから鳥見の季節になるはずなんですが…今年も順調に季節が進むのか、ちょっと心配。
この冬も、コロナで出かける場所も限定されるでしょうし、せめて身近な自然を楽しめるといいのですが…


10/18 千葉の博物館

東京で行きたい展覧会がちょっと不足気味でしたので、足を伸ばして千葉まで行ってまいりました。
まずは千葉県立中央博物館へ。お目当ては、最近話題のチバニアンの解説展示です。
チバニアンというのは、地質年代の区分で、指標である地磁気逆転の痕跡がはっきり残る、千葉県内の地層から名前が付きました。
この地層の地図や写真、地層剥ぎ取り標本、解説パネルなどが並んでいますが…やっぱりちょっと地味かも(すみません)。
剥ぎ取り標本を見ても、一見ただの土の壁で…。本物の地層を見てみたいなあ。(すごく交通の便が悪いらしいですが…)
でも、こちらの博物館、歴史部門も自然科学部門も、充実した展示なのですよ。なかなか全部は見きれないので
今回は特集の「千葉の縄文」と千葉の地質、それから歴史部門で千葉氏の歴史についてお勉強してきました。(歴史部門撮影禁止)

この日は友人宅に滞在し、翌日は国立歴史民俗博物館へ。こちらも、膨大かつ充実した展示の博物館です。
こちらの展示も見きれないので、企画展示「性差の日本史」と最近リニューアルされた常設展の古代史部分を中心に見学。
「性差の日本史」は、日本の女性の政治、生業、売買春などをテーマにした通史の展示です。(企画展は撮影禁止)
中世の不動産取引の記録など興味深い展示ですが、江戸、戦後の遊郭の展示は悲惨さが文書等で克明に示され、沈痛な気持になります。
歴博の常設展の古代史は、旧石器時代、縄文時代の、生活が模型やジオラマでわかりやすく展示され、大変見ごたえがあります。
石器作りや毛皮なめし、狩りの様子など、一生懸命見てたら、時間も体力も消耗し、古墳時代辺りですでにぐったり。
リニューアル部分も、まだまだ面白そうな展示がいろいろあったのですが…


チバニアンの地層は右下の川のカーブ部分  企画展で唯一撮影可の古代の織機  歴博の黒曜石の石器作りのジオラマ  石器で革を加工する模型  弥生時代の高床式倉庫

歴博は、何度か来ているのですが、膨大な展示物を、全部ちゃんと見られたことがありません。
交通の便が悪くて、どこの駅からも遠く、冬期は4時半で閉まってしまうので、いつも時間切れ、体力切れで、終了。
私の家からは遠くて、千葉市内の友人宅に泊まるのですが、それでも遠いし、近くにホテルもないので泊りがけで通うのも難しい…
せめて、千葉駅周辺にあればなあ…こんなに立派な博物館が、地元の人しか十分見られないなんて、なんだかもったいないです。
でも、コロナで延期になっている企画展で楽しみなものがありますし
今回見られなかった展示も、機会があればまた挑戦したいと、懲りずにもくろんでおります。


10/9 久々の探鳥会

しろは、日本野鳥の会の地元支部の会員なのですが、春からずーっと探鳥会はコロナでお休みだったのです。
10月になって、やっと再開された探鳥会に、先日出かけてまいりました。
電車で二駅離れた多摩川の堰や河原での野鳥観察。
みなさん、マスク等を装着し、いつもはみんなでぞろぞろ歩くところを、10人くらいのグループに分かれて
スタップの方が用意してくださるスコープも、ちょっと目から離して覗いたり(私は眼鏡かけてるので、まあ大丈夫ですが)
やはりコロナ禍のイベントは、いろいろ気を遣って面倒ですね。

でもまあ、コロナは鳥にはあまり関係なく、どちらかというと、気候変動の方が影響あるのではないでしょうか…
いつも今頃は川にアユがいっぱい泳いでいるのですが、今年は全然見られず、何でも先月に遡上は終わってしまったそうで
サギとか、お腹を空かせているのではないかと、ちょっと心配…(まあ、他の魚もいるのでしょうけど…)

とりあえず、今回は、去年見られなかった、ノビタキがやっと見られたのがちょっと嬉しかったです。
…対岸だったので、ホントに小さくしか見られませんでしたが…画像もボケボケで、こうやって見るとただの染みですね…
あとは、カワセミやモズなど、定番の鳥さんもいらっしゃってました。
…なんか、コンクリートの瓦礫の上にいる鳥が多いのですが、これは去年の台風で護岸のコンクリートとかが
割れたのがそのままになっているのです。でも、瓦礫の下が隠れ家になってもいるようで、まあこれはこれでいいのかも…?


        カワセミさまはあちこちにいらっしゃいました       こちらも定番のモズさん   これはモズの幼鳥です


ボケボケですが、イソヒヨドリらしいです こちらはイソシギ   真ん中の染みみたいのがノビタキさん   河原の茂みのモンシロチョウ    こちらはキタテハ

すみません、河原は広いので、鳥が遠くて…私のカメラではこんなボケボケ写真しか撮れないのですよ…
あんまりなので、接写で写した河原のチョウの写真も混ぜてあります。

やっぱり、万年初心者で、コンデジ撮影のしろにとっては、河原より公園の方がありがたい…のですが
いつも楽しみにしていた昭和記念公園の探鳥会が、コロナの影響でとんでもない事態に…
10月から再開されてはいるのですが、感染防止のため、なんと事前申し込み先着20名限定なのだそうです。
20名というのもかなり厳しいですが、募集がいつ開始されるのか、毎回バラバラで全くわからないのです。
公園に問い合わせたところ、毎回準備ができ次第、HPにUPする形で、来月の募集もいつになるか全然不明とのこと。
…前の探鳥会が終わったら、公園のHPにアクセスして、毎日確認するしかないみたい…
ただでさえ狭き門なのに、応募できるかどうかも運しだいなんて…もう当分公園の探鳥会には参加できないのかも…
まあ、探鳥会に出なくても、鳥は見られますけどね…私がいつまでも自力で鳥を発見できないのが問題なだけで…(涙

ホントに早く何とかなってくれないかなあと、毎日BBCのHPで世界の感染状況のページを眺めて、ため息をついています。
そろそろ気候も寒くなりますし、皆さまもどうぞお気をつけてお過ごしくださいませね。




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