☆しろの雑記帳☆
★ 8/31 キバナコスモスとカイツブリ ★
8月ももう終わりですが、昭和記念公園へまた出かけてきました。
お目当ては、芝生広場の大花壇のキバナコスモスとツマグロヒョウモン(メス)の定番画像…だったのですが
なぜかあまりちょうちょがいなくて…今年は(も?)気候が変だから、数が少ないのでしょうか…
ミツバチと、モンシロチョウ、モンキチョウは結構いましたが、アゲハとかも少なかった気がします。
でも、広くて満開のキバナコスモスのお花畑は、とてもきれいでした。
そういえば、売店で公園産の蜂蜜売ってたんです。公園で養蜂されてるなんて知りませんでした。
…一口サイズの瓶でそれなりのお値段でしたので、しろにはちょっと無理…興味ある方はぜひ味見してみてくださいませ。
満開のキバナコスモスの大花壇 ナミアゲハ モンキチョウ いそがしそうなミツバチ
まだ秋のお花のシーズンではないですが、日本庭園では蓮の花が咲き残ってたし、トンボもいろいろ飛んでました。
チョウトンボがたくさん飛んでいましたが、今頃の個体は、羽根が破れているのが多くて、残念。
でも、日差しに映えてきらきらする羽根はやっぱりきれいです。
暑い日には、池の周りの東屋は、大変ありがたいですね。
ハーブ園のマリーゴールドとツマグロヒョウモン(オス) 名残のチョウトンボ ハスの実と赤とんぼ 日本庭園のハス
前回見かけたカイツブリのご家族はご健在でした。ヒナは4羽とも元気に育ってましたよ。
ご両親と一緒に、泳ぎの練習でしょうか、池の真ん中で潜ったり、浮かんだり…
いつも誰かが潜ってるので、なかなか、ご家族全員をフレームに入れるのが難しいです。
今年は、産卵がこれで4回目で、そのうちヒナが育ったのは2回と、他のお客さんから伺いました。
ところが、親の片方が、また巣に水草を足して直していたんですよ。…再度の繁殖にチャレンジでしょうか。
夏が長くなったとはいえ、野生動物のあくなき繁殖への情熱は、アタマが下がりますね。
池の石で羽根を乾かし中 泳ぎの練習に余念のないカイツブリご一家 巣を再建中の親鳥
いつも楽しい公園ですが、やっぱり暑い…
昼過ぎには、暑さに負けて引き上げたんですが、それでもシャワーを浴びたらぐったりして、夜まで寝てしまいました。
寄るトシ波に暑さがつらい…早く涼しくなるといいのですが…
と思う一方、冬場はコロナがまたひどくなるのではと思うと、心配です。
皆さまもどうぞお気をつけて、残りの夏をお楽しみくださいませね。
★ 8/22 今月のお出かけ ★
暑くても、コロナでも、今月も都心へ出かけて美術館巡りをしてまいりました。
今回のお出かけは、文化学園服飾博物館のヨーロピアンモードと松濤美術館の真珠−海からの贈り物です。
(画像は例によって、ネットで盗んできました。)
文化学園服飾博物館は、新宿のファッション学校文化服装学院に併設された美術館で、古今東西の衣装や関連資料を収集展示されています。
年に何回かテーマを決めて展覧会をされるのですが、大体1回はヨーロピアンモードがテーマで
今年は、社会の動きとモードの変遷がテーマで、社会や技術の発展の服飾への影響について、わかりやすく解説されてました。
個人的には、フランス革命前後の変化とか、ミシンや機械レース、合成染料などの影響とか、すごく興味あります。
あと、明治の錦絵に描かれた洋装の変遷とかも、面白かったです。
こちらの美術館、膨大な衣装の他に、帽子、靴、バッグなどの小物類、雑誌や絵画、ポスターなど関連資料も豊富にお持ちです。
小さい美術館なので、学芸員さんも親切。次の世界の藍染の展示も行ってみたいと思ってます。
18世紀ローブアラフランセーズ 19世紀初頭モスリンドレス 鹿鳴館時代の錦絵 美術館ロビーの壁画(フィレンツェ製)
次は、都心の閑静なお屋敷町のど真ん中にある松濤美術館。以前、アンティークレースと、沖縄の布の展覧会を見たことあります。
小さいけど、お洒落でマニアックなテーマの展覧会をされている美術館です。
今回は、古代から、近代日本まで、真珠を使ったアクセサリーの展示でした。
19世紀から20世紀初頭のヨーロッパのアンティークジュエリーと、戦前のミキモトさんのコレクションが中心。
私、バロック真珠をいろんなものに見立てたデザインが好きなんですが、今回はあまりなかったですね。
今回初めて見たのは、シードパールジュエリー。細かい天然真珠(シードパール)を、無数につなげて編んでいて
すごくきれいだし、こんな細かい真珠をよく穴をあけて細工できるものだとびっくり。
今は粒のそろった養殖真珠が手に入るけど、昔はこんなに細かい粒でも大切にして、技術を磨いて加工していたんでしょうね。
エリザベス1世の肖像画から作られたペンダント 19世紀初頭シードパールジュエリー 19世紀末ネックレス 戦前のミキモトの帯留
現在開催されている美術展は、春から初夏にかけて予定されていて、会期が夏にずれたものが多い気がします。
で、秋から冬にかけて、だんだん展覧会の数が減っていくような…
海外から物を移動するのが難しいので、仕方ないんですけど…旅行に行けないので、むしろ海外のものを見たいんだけどなあ…
田舎ですが、一応都内在住なので、国内旅行も行っていいのか行けないのか…
せめて、国内の地方の美術館などと、作品の貸し借りをするとか、工夫していただけると嬉しいのですけどね。
私も、都内でもあまり行ったことのない美術館とか、探してみようかと思います。
★ 8/18 帯留め更新 ★
アメリカ行きの郵便事情が一向に改善せず(ヨーロッパはだいぶん改善されました。ヨーロピアンの皆様、ありがとうございます)
もう、ひたすら大統領選挙を待ち望む日々…というわけで、引き続きグレているしろがね屋です。
このような事情で、今回は、在庫というか、サンプルで取っておいた帯留めをいくつかアップすることにいたしました。
なるべく涼しそうに、ちょっと秋っぽいの中心です。
よろしければご覧くださいませ。
★ 8/17 ピーカンのひまわり畑 ★
猛暑の中昭和記念公園へ出かけてきました。
お目当ては、芝生広場の大花壇のひまわり畑です。そろそろ見頃で、けっこう花期が短いと、公園ツイッターにあったので…
去年は、暑いからどうしようかと迷っているうちに、見頃が過ぎて、結局ほとんど種になってましたからねえ…
ホントに暑いので、出かけるのは一大決心だったのですが、行ってみてよかったです。
ひまわり、ほんとに満開でした。梅雨が終わって一気に暑くなったので、よーいドンで背が伸びて、いっせいに咲いた感じです。
背景は絵にかいたような夏空、そこに満開のひまわり、まるで夏休みの絵日記みたいな光景でした。
花壇の真ん中に見晴らし台が設置されて、上から見渡せます。ひまわり背が高いので、私みたいなチビにはありがたいです。
それから、花壇の脇にブルーのドア枠が置かれてて、みなさんそれを利用して撮影されてました。
大花壇の中には園路があるので、ひまわり畑の中を歩いて楽しめます。
お盆の日曜日なので、けっこうな人出。まあ、屋外ですから、感染リスクはそれほどないのではないかと…
ただ、ひまわりって横向きに咲くけど、なぜかこの花壇のひまわりは全部東向きでして、午後は逆光になるので、撮影には御注意を。
お出かけした日は、暑いけど、そこそこ風もあって、思ったほどつらくなかったです。…まあ、マスクは別としてですが…
ひろ〜〜いひまわり畑(一部です。左右にもっと広いです。) まん丸ひまわり いっせいに咲いてます ブルーのどこでもドア
芝生広場の反対側には、キバナコスモスがそろそろ咲き始めてます。こちらも広い花壇で
花壇の中に黄色のドア枠が置かれているのですが、テレビっ子のしろには、これがナショジオTVのロゴに見えて仕方なかった…
公園には、小型のひまわりの花壇もあって、こちらはシャボン玉自動発生装置が設置されてました。
ご家族連れが、大喜びで写真撮られてました。
お花は、百合とかトケイソウとか、百日紅などが見頃でした。
シャボン玉とひまわり キバナコスモス(ナショジオTVのアイキャッチのセリフが、脳内自動再生…) テッポウユリ トケイソウ
日本庭園では、北側の東屋、涼暮亭の付近に風鈴がたくさん吊るされていました。
盆栽園の金魚鉢の金魚がくるくる泳いでいて、涼しそうに見えましたが…実は、金魚も暑くてじたばたしていたのかも…
日本庭園の池のカイツブリは、今年二度目のヒナを育ててました。先月見た大きいヒナはもう巣立ったみたいですね。
巣の位置は前回と同じ、東屋のすぐ脇。随分人目になれたみたいで、皆が写真撮ってても、すっかり平気のようでした。
日本庭園の風鈴 カイツブリの親子、小さいヒナが可愛い 盆栽園の金魚 キバナコスモスとアゲハチョウ
覚悟を決めて出かけた甲斐があって、良かった良かったです。
ひまわりは、今週くらいは見頃と思いますが、公園のHPやツイッターでご確認ください。
ただし、大変暑いので、水分補給だけはお忘れなく。
★ 8/9 雨の昭和記念公園 ★
梅雨が明けたので、御岳渓谷へ久しぶりに出かけてきました。
去年は台風で橋は落ちるわ、水は濁るわ、この春はコロナで、遊歩道が閉鎖されたり、澤井ガーデンカフェさんも閉まってたり
その後は、梅雨が続いてなかなか出かけられず、いろいろいろいろありましたが、とりあえず遊歩道歩けて良かった。
梅雨明けすぐだったので、多摩川の水量は多め。あんまり日差しの強くない日だったので、ちょうどよいお散歩日和でした。
この時期なので、お花はあまり咲いてませんでしたが、ちょうちょがたくさんいました。
羽根の構造色がすごくきれいなチョウがいて、どうやらミヤマカラスアゲハのようです。初めて見たかも。
クロアゲハが集団で吸水してました。でも、日陰をひらひらしてる蝶は、なかなかピントが合わず、画像がブレブレのボケボケ…
連休なので、そこそこの人出で、ガーデンカフェもそれなりに賑わってました。
緑の紅葉と玉川 ノカンゾウとラフティングの子供たち ミヤマカラスアゲハ クロアゲハ
川沿いの植生も随分戻ってましたので、来年の春はまたたくさんお花が咲くといいのですが…
今年の春は藤の花が全然咲かなかったんですよね。枯れてはいないのですが、やはり台風でダメージがあったのか…
あと、いつもお弁当を食べるお気に入りの岩があるのですが、台風以来、そこへ降りる階段がずっと封鎖されてまして
今回やっとそこが開いてて、すごくうれしかったです。
…でも、全国の状況を見ても、大きな水害が頻発してるし、今年の台風もすごく心配です。
せっかく回復した多摩川の自然が、今後も無事でありますように…
★ 8/1 きもの展とサントリー美術館 ★
購入済みの春の展覧会の前売り券を消費するべく、またもや都心へ出かけてきました。
東京国立博物館の「きもの展」と、サントリー美術館のリニューアルオープン記念展「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」です。
どちらも会期がかなりずれ込み、どうなるのか心配していたのですが、やっと見てこられてほっとしました。
きもの展は、日本の着物の歴史や、発展、さまざまな技法についての展示ですが
さすがトーハクさん、驚くほどたくさんの着物が展示されていて、見ても見ても、見切れないほどの着物の数です。
感染防止のため、一人1時間半程度で見るようにと言われてましたが、それより超過しても全然見切れませんでした。
鎌倉時代の衣装の展示にはちょっと驚き。布製品って、そんなに残らないのですよ。鶴岡八幡宮に奉納されていたものとかで、納得。
個人的には、安土桃山から、江戸初期くらいのデザインが好きです。なんか、斬新で異国情緒があって、好みなんですよね。
着物の変遷が分かる屏風や浮世絵、江戸時代のデザインブック、装身具など、興味深い展示がたくさん。
ただ、海外からの出品物が、新型コロナの影響で届かず、見られないものもありました。
展覧会は予約制で、そんなに混んでなくて見やすかったですが、予約サイト見ると当日枠も結構空いてるみたい。
予約制だと、予定が変わってその日に行けないと、チケット無駄になってしまうので、どうしても敷居が高いですよね。
それに、欧米人が大喜びしそうな展示なのに、外国人観光客が誰もいなくて、これも残念…。グッズも人気だったと思うんですが。
上野には、いつもいろんな国の観光客がいて、海外旅行好きな私は親近感を覚えるのですが、今の上野はなんだかさみしいなあ…
あ、あと、お出かけの時は上着をお持ちになった方がいいです。布物の展示室は室温が低いので…(以前海外で風邪ひいた)
例によって、撮影禁止ですので、画像はネットで盗んできました。
安土桃山、縫箔紅白段練緯地短冊八橋雪持柳模様 18世紀、尾形光琳筆、白綾地秋草模様とそのレプリカの着用状態 19世紀 萌黄紋縮緬地雪持竹雀模様小袖
トーハクの常設展示を見てから、サントリー美術館へ。
日本古今の、生活にまつわる工芸品の展示です。服飾についての展示も当然あるので、きもの展とも重なる内容ですね。
こちらはほぼ写真撮影可だったのですが、やっぱり布物のあるの展示室は、照明も控えめなので、画像ボケボケでした。
上手く写真撮れませんでしたが、南蛮屏風や誰が袖図屏風、漆器やガラス器の展示も素敵でした。
祭事や花見の屏風絵と並べて、山口晃氏の人物メいっぱい細々描きこんだ細密画が並べてあって、ちょっとおかしかったです。
1615年、遊楽図(部分) 江戸時代 浅黄紋絽地流水花束模様 誰が袖屏風を模した展示 明治の多様な女性を集めた「真美人」図より
とりあえず、前売りが無駄にならなくて、良かった良かったですが…やっぱりなんだか不完全燃焼ですねー
日時予約のサイトがなかなかupされず、気をもんだり、美術館の営業時間がころころ変わって、予定が立てにくいし
それに、あちこちの美術館で行われていた金/土曜日の夜間営業が、ほとんど中止されているので
展覧会を2つ回って、ついでに常設展も見ようという欲張りしろには、ちょっと時間が足りないのです。
夏休みに予定されていた展覧会も延期が多いし、会期未定のものもあって、どうなることやら…
また楽しく都心で遊べるように、早くなってくれないかなあ…
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