☆しろの雑記帳☆


10/23 今年のコスモス…

なんだか不順な天候の間の晴れ間を突いて、昭和記念公園のコスモスを見に行ってまいりました。
この時期の毎年の楽しみは、パステルカラーの黄色のコスモス、…なんですが…
台風の後にさらに雨続きで、残念ながらお花がかなりよれよれ…遠目にはきれいなんですが、近くで見るとかなりかわいそうな状態…
淡い黄色にちょっとピンクが入るのがきれいなのですが、きれいに色づいてる花は全然ありませんでした。
今日はピーカンの暑いくらいのお天気だったのですが、しおれたお花が1日で復活するわけないですものね。
黄色のコスモスはまだしばらく花期が続くので、その間数日でも晴れ間が続けばまたつぼみが開くと思うのですが
明日からまたお天気下り坂ですし…天気予報を眺めながら、また行けたら行ってみようと思います。

 
写真がぼけているのできれいに見える黄色のコスモスのお花畑と、咲き残っていたお花

でも、公園内、秋のお花がいろいろ咲いてましたよ。
ホトトギスとシュウメイギクは満開でしたし、コムラサキの実もきれいでした。
ダリアも八重のはしおれてましたが、一重のはきれいに咲いてました。花びら厚めの一重のお花が、こういうときには強いんですね。
頑張って咲いてくれているお花を見ながら、緑の中を歩くのは、やっぱり気持ちよかったです。


ホトトギスって不思議な形ですよね       満開のシュウメイギク        紫がきれいなコムラサキ

民家園では秋のイベントで、麦わらやヒョウタンの細工物の展示や、縄作りの実演がありました。
縄を綯ってるのって、テレビとかでは見たことあるけど、生で見るのは初めてかも。
雨続きの晴れ間ですから、公園中あちこちで造園業者の方が作業されてました。
枯れたお花を刈ったり、枝の剪定や、日本庭園では雪吊りの準備されてました。おもしろいので、足を止めて眺めてしまいました。
雪吊りの真ん中の柱は15m近くあるとかで、材質はヒノキ。同じ木材でなんともう7年目とか。丈夫で長持ちでびっくり!
離れたところの何方向かからチェックして、歪みや傾きのないように設置されていました。完成が楽しみですね。


わら細工などの飾り物          稲わらから縄を綯います        機械でガンガン刈り取ってました          雪吊りの準備

公園スタッフの方のお話では、今年は花期がずれたり、柿の実がならなかったり、例年と違うことばかりだそうです。
でも、気候変動がひどくなっていけば、咲く花も咲く時期も、木の実や紅葉や、鳥や動物も、以前と違うのが普通になってしまうのかも…
美しい公園がいつまでも続くように、祈るばかりです。


10/20 今月のお出かけ

秋になったのは良いけど、台風はたくさん来るし、雨は多いし、天候不順で…やっぱり気候変動は起きているんでしょうね。
最近は災害の後のインフラの復旧もなかなか進まないみたいだし、ニュースを見るたび不安な気持ちになります。
とはいえ、せっかくの芸術の秋、天気予報とにらめっこしながら、都心にお出かけしてきました。

まずは世田谷美術館チェコデザインの100年展
東京には区立の美術館たくさんあって、それぞれおもしろい展覧会をされているのですが
区民の方以外には行きにくい場所にあることが多く、こちらの美術館もなかなか見に行けないでおりました。
でも、チェコ好きの友人と、この展示はやっぱり行きたいよね、ということで、重い腰を上げたわけです。
やっぱりアクセスなかなか大変で、バスの便が少なく、帰りは駅まで30分くらい歩いてしまいましたよ。

展覧会の共催はプラハの国立工芸美術館とのことでしたので、そこの所蔵品が多いのでしょうか。
(私がその美術館に行ったときは、デザインというよりは、伝統工芸的な展示が多かったような…?)
アールヌーボー、キュビズム、アールデコから、戦後、共産主義時代、冷戦後まで、時代に沿った展示でした。
チェコのキュビズムは、キューブというより幾何学主義という感じですが、幾何学模様と有機的な模様を融合して素敵なんですよ。
戦前のものもおもしろかったけど、戦後、プラハの春以前の生活用品や書籍のデザインも良かったです。
なんていうか、斬新で知的だけど、気取らず親しみやすいというか、しろ的にとても好みなのです。
子供用のおもちゃがたくさんあって、民芸品も新しいものも、ちょっとキッチュでかわいくて、見ていて楽しかった。
ミュージアムショップもチェコデザインのおしゃれなグッズが充実してました。…しろが購入したのは、ペーパークラフトのお城ですけどね。
展覧会は撮影禁止なので、例によってネットの画像を盗んでまいりました。

   
 チェコキュビズム装飾の書籍装丁          1957年のチェゼタスクーター           60年代のアコーディオン動物おもちゃ

さて、移動して今度は、Bunkamuraザ・ミュージアムリヒテンシュタイン侯爵家の至宝展へ。
オーストリアとスイスの間にある小国、リヒテンシュタイン公国の大公家個人コレクションの絵画と陶磁器の展示です。
コレクションはウィーンなどで公開されているらしいですが、完全予約制でなかなか見られないとかで、この機会に行ってみることに…
調べたら、2012年に国立新美術館でもリヒテンシュタイン展をされてたようで、絵画はこのときの方がたくさん出ていたみたいですね。
今回の見どころはどちらかというと陶磁器で、中国の景徳鎮や日本の古伊万里に
ヨーロッパで金属(主に真鍮に塗金)の台や装飾をつけて、用途を変更したものがたくさん展示されてまして、これがなかなかゴージャス。
壺に取っ手や注ぎ口をつけたり、花瓶に足や装飾をつけて燭台にしたり、東洋人には思いつかないアイデアで、興味深かったです。
それから、お花の静物画と花模様の磁器を並べて展示した部屋は撮影可で、花柄好きなしろは大喜びで写真撮りまくり。
一面に雪割草を描いたティーセットが豪華でしたが、18世紀初頭の雪割草の園芸種が現在のものと瓜二つで、ちょっとびっくり。
写真は、ティーセット以外は、同じくネットの画像でございます。

   
    歴代大公の肖像画のうちの一枚      用途変更陶器の中では小品ですが、これしか画像が見つからず…   豪華絢爛、雪割草のティーセット

さて、お出かけは楽しかったのですが、また台風がくるみたいですね…。
昭和記念公園もイノシシが出没とかで、これも多摩川氾濫の影響ではないかと…(河川敷に野鳥や動物が生息してるようなので…)
お出かけの計画が立たないのはもうしょうがないですが、もう大きな災害は起きませんように…。


10/5 菊と金箔

すみません…また間が開いてしまいましたが、更新です。
秋っぽく、菊のバックをきらきらにしてみたいと思い、金箔の上にモザイクや葉っぱを乗せてみたのですが
金箔って上に色を乗せると銀箔ほど光を反射しないんですね。
そこで銀箔にしてみたのですが、赤紫の地に銀箔を乗せたらなんだか黒っぽく変色が…
そういえば、色ガラスの上に銀箔を乗せたことなかったかも…何か化学反応が起きてしまうのかなあ…
結局、銀箔は透明の地にして、赤紫の地にはなるべく多めに金箔を乗せてみました。
う〜ん、ちょっと紅葉っぽいイメージのきらきら感が出ているといいのですが…(まあ、菊なので、本当は紅葉しないのですが…)



とんぼ玉3個です。よろしくお願いいたします。




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