☆しろの雑記帳☆


8/28 夏の終わりの御岳渓谷

先日、お天気の良い日に久々に御岳渓谷に出かけてきました。
真夏と真冬を除いて、だいたい月に1回は歩きに行っているのですが、前回出かけたのは5月の旅行の前。
旅行の後、ちょっとへばっているうちに、暑くなってしまって…ずいぶんさぼっちゃいましたね。
久しぶりに歩く遊歩道は、やっぱり気持ちよかったです。
日差しはあるけど、あまり強くなくて、とてもさわやかな日でした。
お散歩やカヤック、犬連れ、家族連れ、いろんな方たちが、夏の終わりの川べりを楽しんでいらっしゃいました。


    水面に映えるさわやかな緑         子供たちがたくさん水遊びに来てました     取ってこいがとても上手なワンコさん

夏の終わりは虫見時。チョウチョがたくさん飛んでました。


     クロアゲハ                   ナミアゲハ              ツマグロヒョウモン(メス)

クマバチさんはおなじみですが、隣にクマバチとほぼ同じ大きさのハチらしき虫が飛んでました。
こんな虫初めて。縞模様のクマバチ???って、そんなはずはないですね。
うちへ帰って、ネットの質問箱に投稿してみたのですが、どうやらオオマルハナバチらしいということになりました。
でも、ネットで調べると、オオマルハナバチの働き蜂は20mm以下、クマバチは20mmを超える…とありまして
私が見たハチは、ほぼクマバチ大で、20mmより大きく見えたのですが…特大の個体だったのでしょうか???
機会があれば、今度図鑑などで調べてみたいと思います。
でっかくて、もふもふで、丸っこくて、縞模様で、すごくかわいいハチでした。また会えるといいな。


オオマルハナバチ…らしい、でっかいハチ      こちらは正真正銘クマバチです

大好きな御岳渓谷、気候もよくなったし、またちょくちょく歩きに行きたいと思います。


8/24 ハマナス…とおでかけ

このところ、少しすごしやすい気候になってほっとしているしろがね屋です。
とはいえ、まだ8月ですからね、油断大敵…。
それはともかく、8月の更新は、ハマナス…のつもりです。
北の浜辺の涼しげで夏らしい風情を表現したかったのですが、ハマナスのちょっと不定形な花びらがうまく表現できず…
もうちょっと花びらを重ねた感じのも作ってみたのですが、お花がうまく広がらず…う〜む。
バラって、一重も奥が深いですよね。とりあえず今回はこれで…
地が砂浜なので、ほぼ同じデザインで、とんぼ玉2個。入ってるお花の数と大きさがちょっと違います。



ところで、先日東京にお出かけして、展覧会など見てきました。…どちらも撮影禁止で、画像なしですが…
東京駅近くの東京大学の博物館分館インターメディアテクで毎年夏に行われるレクチャーシリーズ 東大教室の「画工の教室」です。
東京大学が設立された当初、大学の業績を学外(おもに海外だったようです)に伝えるための紀要に
洋画や印刷術を学んだ画家が、画工としてたくさんの科学挿画を描かれていたとのことで、その主な画工の紹介でした。
野村重次郎、渡辺鍬太郎、長原孝太郎、大野延太郎、西野猪久馬(敬称略)…全然知らないお名前ばかり…
植物や動物画はもちろん、考古学の発掘物の精密な描写は驚き。今のように良い写真が撮れないので、精密な絵は必須だったのですね。

講義ではもちろんたくさん画像が使われてたのですが、現在知られていない分野だからか、ネットでも画像が出てこないのです。
渡辺鍬太郎先生は小石川植物園の植物画を描かれていたとのことで
以前植物園で購入した古い植物画のカードを見てみましたが、別の方の描かれた絵でした。
野村重次郎先生の昆虫画のレプリカが博物館に展示されてますが、作者の名前がない…おまけに暗くてよく見えない…
レプリカなんだから、もう少し明るくしてくれればいいのになあ…
インターメディアテクは、展示物に解説付けないのがポリシーのようで、たくさんの興味深い展示物があるのに
どういう由来の何なのか、さっぱりわからないものがわんさかあって、いつもフラストレーションなんですよね。
天下の東大さんも、予算が足りないご時世なのでしょうか…

でも、講師の方が、遺族が所蔵されている西野猪久馬先生のスケッチ(原画)をたくさん見せてくださって、感激。
一部彩色のスケッチが、逆に鉛筆の筆致もよく見えて、とても美しかったのです。
ハマギク、オオバコ、サクラ、ウノハナ…どれもきれいで、ああ、絵葉書ほしいなあ…
というわけで、講義はとってもおもしろかったのですが、ちょっとフラストレーションも感じたイベントでありました。



次は渋谷区の松涛美術館の琉球・沖縄のファブリックを紹介する美ら島からの染と織です。
画像は例によって、展覧会のHPから盗んでまいりました。
琉球王朝時代の貴重な紅型(国宝あり)や古い衣装の復元から、生活雑貨の布まで、さまざまな布が見られます。
紅型大好きなので、豪華な古い衣装にはくぎ付けでした。
琉球王家に伝わる図案集などもありました。戦争中はどこに保管されていたのか、焼失せずに残って、ほんとによかったです。
芭蕉布の絣織りのビデオがありましたが、糸作りから織りまで、すべての行程がものすごい手間がかかってます。
芭蕉布をまとった映像では、独特の透明感や質感が大変美しかったです。王朝時代から貴重な布だったのがよくわかりますね。
会期中、3回の展示替えがあるそうで、私の見たのは1期目。2期、3期も美しい衣装が出るようですので、お近くの方はぜひ。


8/18 夏の昭和記念公園

暑さに負けてうだうだしているうちに、とっくにお盆も過ぎてしまいましたが
昭和記念公園にお出かけしてきました。
…ほんとは、大きなヒマワリが咲いているうちに行きたかったのですが、すでに終わりかけで、お花の首が垂れてました。
いくらか見られるものを何とか見つけて撮影。お花畑というより、もうしばらくしたら、収穫時期って感じですね。
以前ポーランドで、ヒマワリの種を、お花の首から上そのままの形で売ってたのを思い出しました。
このお花、きれいに咲いている時期は一番暑い頃だから、なかなか見に行けないなあ…
脇の2番花は、小さいけどきれいに咲いてましたけどね。

これも恒例のサギソウ祭は今月いっぱいくらい。こちらは今年もきれいなお花がたくさん咲いてました。
今年の展示では、秋っぽくて涼しげな寄せ植えの鉢が素敵でしたよ。


見頃過ぎのヒマワリ畑          脇の2番花         サギソウの花壇         秋の草花との寄せ植え

それから、日本庭園で池のトンボを眺めてきました。
チョウトンボもいたのですが、やっぱりなかなかとまってくれず、撮影できませんでした。残念。
あとジニア、ダリア、ケイトウなどが、現在見頃でした。
多色のケイトウって、一株にいろんな色が出て、花束みたいです。なんか不思議。
トケイソウが咲いてたのが、今回一番うれしかったかも。繊細でふしぎな形のお花ですね。


日本庭園の蓮とアカトンボ           満開のジニア           花束みたいなケイトウ        トケイソウが咲いてました

大花壇のコスモス畑をのぞいたら、キバナコスモスがポツポツ咲きだしてました。
多分次回の見どころは、コスモスとチョウチョかな。これもまた楽しみですね。


8/3 睡蓮

梅雨明けした途端に…暑いですね…。
気候の変化もあって、なんだかうだうだしているうちに日がたってしまいましたが、やっと更新できました。
少しでも涼しげな絵柄にしたいなあということで、ベタですが睡蓮です。
地に銀箔と、あとシルバーパウダーをたくさんまぶして、水面のキラキラ感を表現してみました。
とんぼ玉2個です。よろしくお願いいたします。



もうトシですし、暑さがこたえますが、せめて夏のお花を楽しめたらいいなあ。
…でもやっぱり、早く涼しくなってほしいです…




前の雑記帳