☆しろの雑記帳☆


10/29 とんぼ玉展

今週末は知り合いの作家さんのグループ展を見に行ってきました。
同じ先生に習ってるお仲間同士のグループなのだそうです。
皆さんとってもお上手で、華やかなお花の玉をたくさんたくさん見せていただきました。
その作家さんの玉は、とっても色がきれいで、華やかでかわいくて、アクセサリーにぴったり。
…私の玉って、やっぱりちょっと地味かなあ。まあ、個性だから仕方ないですけどね。
でも、一緒に展覧会をするお仲間がいるって、ちょっとうらやましかったです。
私もいつかああやって自分の玉をたくさん並べて、いろんな方に見ていただきたいなあ。
…って、私には当分難しいので、単なる夢なんですけどね。

来週末は習っているお教室の先生のグループ展、11月には大鎌先生の個展もあるはずだし
さすがは芸術の秋、展示会が目白押しです。
楽しみだけど、自分の玉を作る時間が…(笑
HPの更新が遅れないように、気持ちを引き締めてがんばりま〜す。


10/24 伝統工芸展

週末に毎年恒例の伝統工芸展に行って来ました。
工芸って好きなんですよね。いわゆるファインアートに比べて低く見られがちだけど
人の目、お客様に喜んでいただくために精進して技術を磨くって、すばらしいことだと思います。
毎年楽しみにしてるパートドベールのご家族作家さん
今年は蓋ものでしたが、中でも長方形のブルーの箱が、すばらしくきれい。
そのほかにもいろんなガラス作品がありましたが、切り子の大皿が見事でした。
七宝も今年はいろいろ好みの作品がありました。
私は省胎七宝(地の金属がなくて透明)が好きなのですが、省胎でなくても良いものは良いですね。
どの分野の工芸でも、和モダンにデフォルメした植物文様が好み。
このお花がこんなふうに表現できるのかと感動したり
名もないお花がそれは美しく表現されていたり
参考になる作品がたくさんありました。

毎年作品があんまりすばらしいので、つい図録を買ってしまうのですが
図録って、写真集じゃないんですよねえ。
ピントもバッチリにきれいに写ってるんだけど、どの写真も作品の魅力がいまいち…
いつもうちに帰ってがっかりしちゃうので
今年はまず図録を買って、図録と引き合わせながら鑑賞しました。
こうやって印象をインプットしておけば、図録の写真を見て記憶がよみがえるかも…
って、やっぱりムリかな、私の記憶力じゃ。(笑


10/20 ガラス棒

佐竹ガラスさんから通販で、またガラス棒を6kg購入しました。
今年に入って、確か4回目…だったかな。(すでに、記憶が曖昧。)
ハンズや直営店で買ったガラスも合わせて、いったい何キロ買ってるんでしょう???
いくら買っても、パーツ作りで失敗するたびにどんどんなくなってしまうんです。
特にクリアガラスはいくらあっても足りません。

今回はクリアだけで4kg購入しました。
ガラスが届くと、まずクリアガラスを太さ別に分けます。
私、使い道によって、使いやすい太さがあって
たとえば開くお花には極細、玉に巻くときはかなり太め、などなど。
お上手な方ならどんな太さでも、自在に扱われるのでしょうけど
特に模様の上に巻くときなんて、細いのだと全然うまくいかないんですよ。

でも今回もいまいち太いのが少ないなあ。最近、佐竹さんのガラス棒、ダイエット中かしら。
最初買ったときは太いのがたくさん来て、細く引き直して使ってたくらいだったんですけど…
注文するときに「太めをお願いします」って頼めばいいのかなあ。
でも、もしかして、端材セットに入ってるような
太さ2cmのガラス棒が来ちゃったらどうしようって、ちょっと不安なんですよね。
(そこまで太いと、火に入れるとビシバシ割れてしまいます。)
とりあえず、玉に巻くのにちょうど良い太さのは、大事に専用にしておきます。
直営店にはちょうど良い太さのがたくさんあるので、今度行ったら購入してこよっと。


10/15 週末

この週末は悲しいことと、嬉しいことがあったんです。
すみませんが、ちょっと聞いてやってくださいませ。
まず、悲しかったことなんですけど、置き引きに遭っちゃったみたいなんです。
近所のホールでアンティークマーケットがあって、なじみのお店に古布紐を仕入れに出かけたんです。
お紐との色あわせのために、玉をいくつか持っていったのですが
お店の方や他のお客様が興味を持たれたので、玉を手渡して見ていただいてたんです。
それで、玉があちこちに散らばっちゃって、帰るときに回収したら、3個足りませんでした。
どこかに落としたのかと思って、お店の方にも探していただいたのですが、見つからず…
…持ってた中で、一番デザインの良い玉だったのです。がっかりしちゃいました…

私も不注意だったんですよね。
お店の方に玉とお紐を物々交換していただくことになり、一度家に戻ったんです。
そのときほとんどの玉は持って帰ったのですが
お店の方が特に気に入っていらっしゃった玉をいくつかおいていったんです。
でも、お店の方は私が全部持って帰ったと思いこみ、私はお店の方が見てくださると思ってて…
自分でお店を出すときは「商品」だと思ってるのでもっと気を遣うのですが、こんなことになるとは思わず…
これからは、自分のものは自分でちゃんと管理しないと…と、反省しました。

で、良かった方の出来事ですが、A3インターナショナルさんにお願いしていたダイヤモンドカッターが届いたんです♪
アメリカ製で、取説がすべて英語で…結局A3の方に電話で聞きながら、組み立てしました。
川上さん、お手数おかけいたしました。いつもほんとにお世話になってます。
使ってみたら、切れる、切れる。太いパーツも、不定形のパーツも1mm幅にきれいに切れます。
今までの苦労がウソのよう。美しく輪切りになったパーツを見てると、嬉しくて嬉しくて
作業台の前で思わず、鼻歌歌いながら踊ってしまいます。(笑

でも、この機械、刃を水で濡らしながら使うんです。
刃の下側が器になってて、そこに水をためることは聞いていたのですが
これが、刃を回すと飛び散るんですねえ。
私のうちは古いアパートで、畳の上にフローリングマットを敷いて作業台をおいているのですが
最初、この部屋の床において使おうとしたら、あたりが水浸しになり、あわてて台所へ。
で、台所の床で使用しようとしたのですが、ぞうきんがいくらあっても足りない状態で
結局流し台の上で使うことになりました。
う〜む、いよいよしろがね屋もキッチン工房か〜〜。
キッチンでバーナー使っていらっしゃる方に、いちいち出したりしまったりするのが面倒と伺ってて
そういう悩みだけはないなと、喜んでいたんですけどね。(私、大変な不精者なので…)

でも、これで心おきなく太いパーツを作れます。
泥棒にあったのは悲しかったけど、こんなことに負けずに
このカッターを使ってもっと良い玉を作りますね。


10/10 葉っぱっぱ

パーツ作りが好きなしろの最近のマイブームは、葉っぱです。(ちょっと前は花心でした。)
それも、レース棒を使った葉っぱ。技法としては、下の川北先生の蔦の模様です。
…って、ぜんぜんきれいにできないんですけど…とても同じものとは思えません〜〜(泣
あ、川北先生の玉を見て作ろうと思ったわけではないんですよ。
どちらかというと、自分ができないのでいっそう玉が美しく見えて、それも購入動機の一つだったというか…

普通のレース棒の葉っぱは、上手くできないけど作り方はお教室で習ってます。
で、無謀にも組み合わせ葉っぱ(蔦のような形)に挑戦したのですが、さっぱりで
悩んだ末、結局先生に相談して、先生の作られたパーツを見せていただいて
とりあえず作り方は納得しましたが…

まず、色が難しいんです。不透明ガラスだけだと葉っぱがぺったりした感じになっちゃうし
半透明ガラスだとレース棒の裏側が透けて見えてしまいます。
不透明と半透明を組み合わせて何とか理想の透明度を目指したいのですが
不透明も半透明も、色によって不透明度が違うんですよ〜〜
不透明のガラスはあんまり使った経験がないので、一から試行錯誤です。
ふと見れば、作業台の上は、いろんな色の使えない葉っぱがちらばって…
…まるで、掃除の行き届いていない場末の公園です。(笑

おまけに、玉に入れようとすると、これがまた難しくて〜〜(泣
できた玉を見ると、情けなくてため息が…
でも、きっとやってるうちにだんだん上達しますよね、ねっねっねっ。
季節柄、これから葡萄だの蔦だの作ることになるでしょうし、そのうちきっといくらかましに…
…なるかどうかはわかりませんが、とりあえず努力してみます。


10/3 川北友果先生とんぼ玉展

川北先生の展示会が開催中との情報に気づいたのは、日曜日の夕方でした。
いつも見ている椎葉先生のHPの情報ページを何気なく見たら、な、なんと…!!
詳しい日時の情報はなかったんですが、普通に考えたら土曜日から始まってますよね。
何で気がつかなかったんでしょう、椎葉先生のページなら、毎日チェックしてるのに〜!
まだお店の開いてそうな時間だったので、とにかく即電話。
やっぱり土曜日からで、土曜日には川北先生もいらっしゃってたとのこと…!
市内ならその日のうちに飛んでいったと思いますが、ちょっとまにあわなそうだったのであきらめました。
展示即売会なんですよ、良い玉から売れてなくなっちゃうんですよ。
川北先生の玉は大好きだけど、ネット上に画像もあんまり出てないし、個展の情報もなかったし
写真すら「きらめくビーズ」で見ただけ。こんなまたとないチャンスだったのに〜〜

とにかく、ネットで電車の時間を検索し、月曜日はばたばたと仕事を片づけて
定時に職場を飛び出して、電車に飛び乗りました。
場所は名鉄犬山駅前のイトーヨーカドー(!)内の和風雑貨屋さんでした。
私のお目当てはアザミの玉だったのですが、そのほかにもきらビに載ってる朝顔や雪の玉
川北先生お得意の笹の葉や紅葉や柿の実の玉、初めて見る蛍や椿なども、それは美しかったです〜
中でも目を奪われたのが、蔦の葉の玉。レースで作られた葉っぱの微妙な色合いが何とも言えません。
アザミと蔦の間で引き裂かれて、さんざん迷ってたら、お店の方や他のお客さんに
「一期一会ですよ」「こちらではあまり展示会もないですよねえ」「あとで後悔されますよ」
なんてあおられて、結局両方買ってしまいました…!
 
ご存じ、アザミの玉。美しゅうございましょう。     新作の蔦の玉です!画像は本邦初公開かも!?

私にしては大奮発だったけど、こうしてみてもほんとにきれい…!
帰りの電車の中でも、ずっとうっとり見とれてました。

『川北 友果・高井 梓のとんぼ玉展』
キャスタ たけ山 犬山市天神町1ー1イトーヨーカドー2F(犬山駅前)0568-62-1166
特別展示のとんぼ玉の他にも、かわいいガラス器や和小物が置いてあります。
お近くの方はぜひどうぞ。


10/2 モレッティ

先日のとんぼ玉講習会でA3インターナショナルさんの方に酸素バーナーをあんまり勧められたので
バーナーやガラスについて、A3さんや他の業者さんのHPを見てみました。
バーナーは頻繁に使うなら、酸素ボンベよりジェネレーターの方が割安みたいですが
でもまだまだ高いなあ…ジェネレーターだけで20万くらいします。
一方ガラスといえば、ホウケイ酸ガラスはちょっと高くて手が出ません。
それに発色が鉛とは全然違うみたいで、かなり敷居高そうです。
透明ガラスは職場でクズガラスが手に入るので、やるなら透明で細工物を作るということになりそうです。
でも、モレッティは安いですね。A3さんで購入すれば、佐竹さんよりキナリさんより安いくらい。

材料が安いのは魅力的なので、ハンズでモレッティお試しセットを買ってきてみました。
…これは高かった〜〜ひご棒みたいな短いガラス棒が18本で3000円もしました。
A3さんのHPでは、集中炎なら1.5cmくらいの玉ができるとのことです。
パーツが引けるか試したかったけど、なにしろ手持ちのガラスの量が少ないので
短いツイストパーツを作って、地玉に巻いてマーブルにして、クリアをのせて、水中花を入れて…
確かに1.5cmくらいの玉ができました。

やっぱりガラス、固いですね。かなりあぶっても、鉛ガラスのようにたらたらにはなりません。
でも一番の問題は、加熱すると、柔らかくなる前にガラスが灼熱して、真っ赤になってしまうことです。
玉全体が真っ赤になってしまって、色が全然わかりませんでした。
鉛ガラスはかなり加熱しても色がはっきりわかるので、目で確認しながら模様を入れていけるけど
これはどうしたらいいのかな〜〜
それとも酸素バーナーならこんなふうにはならないのでしょうか…???

とにかく、セットにはクリアが1本しか入っていないので、これ以上玉は作れません。
やっぱり、今の私にはかなり敷居が高そうですね。
余ったガラスはとりあえず、鉛ガラスと混ざらないようにお菓子の缶に封印しました。
たぶん、酸素バーナーが安くなる頃には、お教室や教則本も普及するでしょうから
そのときにまた挑戦してみようと思います。


10/1 とんぼ玉展示会

先日お教室で、私の先生の参加される展示会のDMを頂きましたので、ちょっと宣伝です。
私の先生は椎葉先生のお弟子さんなのですが、その椎葉先生とお弟子さんたちの作品展です。
いただいたDMをスキャナーで読み込んだので、ちょっと画像が荒いですが
まあ、細かいところは現場で生玉を見ていただくということで…(笑
椎葉先生のHPでもそのうち情報があがると思いますので、そちらの方が画像もきれいと思います。

とんぼ玉いろいろ展
2005/11/3(木・祝)〜11/5(土) 10:00〜17:00(金曜日のみ19:00まで)
名古屋市東区葵一丁目17-8 山田大学名古屋文化短期大学内 葵ギャラリー
地下鉄東山線新栄駅2番出口北すぐ 問い合わせ先052-930-1436
私も3日か5日に出かける予定です。よろしくお願いいたします。




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