☆しろの雑記帳☆


9/26 やったあ!

連休中はがんばって玉を作ったので、最終日はちょっとさぼってお買い物に行きました。
うちから自転車で10分くらいのところの骨董屋さんのモールを初めてのぞいてみたのです。
う〜む、いかにもの雰囲気です。西洋アンティークも日本の骨董も、高いものも安いものもなんでもあり。
見る目のある方は、こういう中から掘り出し物を掘り出すのが楽しいんでしょうね。
ガラスもいろいろありました。ラリックのオブジェやデンマークのイヤーボトル、ほしかったです〜

でも、今回のお目当ては古布のお店。いつも探してるとんぼ玉用の古布紐です。
で、お店の一件でとうとう見つけたんですよ、3mm穴に通る古布のお紐!
色数が少ないのが残念ですけど、お店の方はまた新しいのが入るとおっしゃってました。
前に使った古布紐は太かったので、専用のとんぼ玉を作ってお仕立てした形で出してましたが
これならお客様にとんぼ玉を選んでいただいて、お仕立てすることができるかも。
何とか「定番外お仕立てアイテム」として、お店に出すように考えてみますね。


それから、別のお店で洋服に仕立て直そうと思って羽織を買いました。
実はフリマとかのイベントでアーティストっぽく見える服がほしいなって思ってたんです(笑
でも、私、着物の知識がまるでなくて…
ほんとは綿の紬か型染めがほしかったのに、値段が絹地の何倍もするなんて、知りませんでした〜〜
カジュアルな雰囲気ならヘタクソでもごまかしがきくと思ったのに…
それに絹じゃ裏地がいるんじゃないでしょうか…そんな難しいもの作れるはずが…
だいたいうちにはミシンもないんです。でも、でも、着物って手縫いですよね、ねっねっねっ
とってもすてきな柄なんですけどね〜。いったいどうなることやら…
…とりあえず、図書館で本を借りて、勉強してみます…


9/23 太パーツ

9月下旬更新分の玉は何とかプレビューにこぎつけまして、現在10月上旬分を作成中です。
大きな模様を作りたくて、すごく太いパーツを引きました。
ところが、これを薄く輪切りにするのが難しくて…切っても切っても失敗ばかり。
パーツがどんどんムダになっていくので、マジで泣けてきちゃいます。(泣
太いパーツを切るためのダイヤモンドカッターをA3インターナショナルさんに頼んであるのですが
輸入元で品切れとかで、なかなか手に入らないんですよ。
せめて、10月下旬の更新には何とか間に合いますように!!

先日、竹内大祐先生の講習会でパーツを見せていただいたのですが
すごく太くて立派なパーツだったので、どうやって切っていらっしゃるのかきいてみました。
そしたら、「クイ切りで切ってますよ。だから半分くらいダメになっちゃいますね」って。
そ、そんな…!瑠璃工房さんにはダイヤモンドカッターはないかしらと、びっくり。
先生は割と平気そうにおっしゃってましたけど、パーツなんて楽々作れるので気にならないのかな。
竹内先生のお道具はどれもシンプルなものばかりだったので、先生のポリシーなのかもしれません。
でも…やっぱりもったいない〜〜

というわけで(?)道具に頼る凡人の私は
瑠璃工房さんにすらおいてないダイヤモンドカッターを首を長くして待ってます。


9/20 FUJIFILM FinePix F401

商売道具のデジカメが最近不調でした。画像の色が妙に青いんです。
特に青紫の玉がどうしても青くなっちゃいます。これではお客様から苦情が来ちゃうかも〜
画像ソフトで加工しても、何ともいえず気持ちの悪い色なんですよ。
どうしよう、まだ1年半しか使ってないのに、もう故障??
修理するにも、保証期間は切れてるし、だいたい型落ちだから部品があるかしら?修理代は???
新しいの買うとなると、またさんざん調べないと〜〜ああ、めんどくさい〜〜

悩んだあげく、職場で同じ機種を使ってる方に相談してみたところ
それはこの機種の欠陥で、メーカーで無料修理してもらえるとのこと!
その方も同じ症状が出たことがあるのだそうです。
ほっとして、さっそくサポート窓口へ電話。無事修理がすんで、戻ってきました。
使ってみると、液晶表示はまだいまいちだけど、撮れた画像は大丈夫みたいです。
なにはともあれ、次のお店の更新に間に合って良かったです〜〜

この機種は購入した時点ですでにかなり型落ちでしたけど、割と使いやすいんですよね。
とんぼ玉の講習会へ行くと、たいてい同じ機種を持ってる方がいらっしゃいます。
そんなに接写がきくわけでもないのですが、ガラスを撮るには良い機種なのかも。
もし、これを読んでいらっしゃる方で、同じ機種で同じ症状が発生されている方は
どうぞ0120-47-5432へ電話してみてくださいね。
宅配業者が引き取りに来てくれて、2,3日で戻ってきますよ。むろん無料です。


9/15 ドロップペンダント

講習会で習ったドロップペンダントを練習しています。
おもしろいです!
模様を入れる面積が広いし、丸い形ってもともと好きなので、お絵かきがいっそう楽しいです。
とんぼ玉だと紐を通す穴があるので、それが見えないように中心に半透明を巻くのですが
ドロップは全体を透明にできるのも嬉しいです。

でも、とんぼ玉とはやっぱり勝手が違って、難しいですね。
ガラスって、丸い形の方が火が通りやすいらしく、平らだとなかなか溶けないです。
地のガラスの重ね方も、どんな順番でどの程度の量のガラスを重ねたらいいか、試行錯誤。
ガラスは柔らかくなると、ガラスのなりたい形に動いていくんですが
芯に巻き付けていくときと、ドロップを作るときと、動きが違うんですよ。
最初、点うちでひっかいて葉っぱを作ろうとして、ひっかきそびれたので火に戻したら
なぜか周りのガラスが寄せてきて、葉っぱが奥の方に潜ってしまいました。
玉ならあり得ないガラスの動きだったので、しばし呆然として見つめてしまいました。
ううむ〜〜、ガラスって、奥が深いですね〜〜


とりあえず、いくつか作ったペンダント。
もうちょっと練習して、ましなのを選んでお店に出してみようかと思ってます。


9/13 大鎌先生ワークショップ! その3

ワークショップでは、とんぼ玉業界のこれからについて、いろんなお話を伺いました。

= ガラスとバーナー =
来年のA3さん主催のワークショップは酸素バーナーのものが多いので
A3の川上さんにエアバーナーのもお願いしますって頼んでみたんです。
そしたら、川上さんがおっしゃるには「来年は酸素バーナー強化年間です」とのこと。
鉛ガラスって20〜30%くらいの鉛を含んでますが、佐竹のガラスもそうで
ひどい人だと、バーナーでガラス棒を溶かすだけで、空気中にとんだ鉛でアレルギーが出るのだそうです。
講習会で狭い部屋でみんなでガラスを溶かすとかなり身体に悪いかも。
だからバーナーワーカーの健康のためにも酸素バーナーを普及させたいのだとか。
私は鉛ガラスの色が好きなのですが、そう言われると説得力ありますよね。
川上さんに、パイレックスのクズガラスが職場にいっぱいあるって言ったら大受けで
それならぜひ、酸素に切り替えましょうと勧められました。(笑
今は酸素ジェネレーターが高価だけど、使う人が増えればかなりお安くなるはずとのこと。
バーナー込みで10万円切ったら考えますとお返事しておきました。
いよいよ日本にも、酸素バーナーにモレッティ、パイレックスの時代がくるのかもしれません ね。

= グラスビーズ グローバリゼーション =
夜の交流会の話題はまず、インターナショナルランプワークフェスタ in KOBEでした。
参加者の方もほとんど参加予定のようでした。もちろん私もです。
フェスタには外国(主にアメリカ)から作家さんがたくさん招待されてます。
それがメインイベントで、交流会でもその話題で持ちきりでした。
日本のとんぼ玉業界はすそ野が広がってるけど、みんなが人まねをして同じ玉を作ってる、
アメリカのようにもっとオリジナリティが尊重される業界にしていきたい…というお話です。
耳の痛いお話ですね〜。
しかし、だから視野を広げるためにアメリカのビーズを…といわれましても
私、ビーズに限らず、アメリカの現代アートって、どうも趣味に合わなくて〜〜
洋もののガラスで好きなのは、ヴェネツィアのレースグラスのゴブレット(伝統工芸の極み! )とか
ガレやドーム(これもすでにアンティークですね)とか…私、頭古いんですね、きっと。
でも「とんぼ玉業界」というのは日本とアメリカにしかなくて、技術交流するならアメリカと いうことのようです。
アメリカのビーズの本を何冊か持ってるけど、でも、大鎌先生の玉の方が絶対好きなんだけど なあ。
でも、その大鎌先生のおすすめなので、とにかくフェスタではがんばってお勉強いたします。


9/12 大鎌先生ワークショップ! その2

今度の講習会は新しい経験が盛りだくさんでした。
というわけで、引き続き講習会の話題です。

= バルト工房さんのこと =
ワークショップの会場は瀬戸のガラス工房バルト工房さんでした。
私は初めてだったのですが、吹きガラスなどのお教室もやってる、老舗の工房のようで
A3さんのワークショップではたびたび利用されてるみたいです。
…ただ、バーナーワーク主体の場所ではないためでしょうか、空調設備がいまいち…
吹きガラスなどでは作業場は暑くて当然なのでしょうが
軟弱ものの私は、最近は30℃以上の場所でバーナーを付けたことがないので、へろへろでした。
(でも、自宅のエアコンの設定は29℃なんですよ。)
前に参加されてた方は、ペットボトルを凍らせたり、いろいろ工夫されてました。
もし今後参加される方がいらっしゃったら、とにかく飲み物をたくさん持っていってくださいね。

= 今回幸運にもお会いできた方々 =
大鎌先生はプロのとんぼ玉業界でも人気者でいらっしゃるみたいです。
講習会に親しい作家さんがよく遊びにこられるようで、前回長野の合宿では赤木先生にお会いしましたが
今回のお客様は東海の重鎮、椎葉先生でした。
私、長いこと名古屋でとんぼ玉してるくせに、実はお会いするの初めてだったんです。
1日目の晩の交流会にいらっしゃって、いろんなお話を聞かせてくださって
おそれおおくも、私たち名古屋へ帰る参加者は駅まで送っていただいちゃったのです。
いろいろありがとうございました!差し入れのアイスクリームも、とってもおいしかったです。

それからやっぱり初めてお会いしたのがA3インターナショナルの川上さん。
いつも注文でわがままきいていただいて、本当にお世話になってます。
今回もいろいろお道具について伺って、ダイアモンドカッターの購入を決めました。
この間のハンズメッセで電気炉を買うのをあきらめた分、奮発することにしたんです。
ダイアモンドを付けた刃がモーターで回って、太い不定形のパーツでも薄くきれいに切れるそうです。
パーツを薄く切るのは難しくて、クイ切りだとせっかく作ったパーツがどんどん無駄になっちゃうことがあって…
それに組み立てに失敗して気泡の入ったパーツでも、これさえあれば割れずにきれいに切れるんですよ。
(そうじゃなくて腕を上げろよって、思っちゃいますけどね(笑)
アメリカ製で、今入荷待ちということですが、届くのが楽しみです。


9/11 大鎌先生ワークショップ! その1

9/10、11、私の地元、愛知県の瀬戸市での A3インターナショナルさん主催の
大鎌章弘先生のワークショップに参加しました。
大鎌先生の講習会は、去年の冬の長野に続いて2回目です。
この講習会、募集開始1週間くらいで埋まっちゃったんですよ。
東京からの参加者もいらっしゃって、びっくりしちゃいました。
熱心な方が多いだけあって、皆さんお上手な方ばかり。
HPで有名な○○さん、とんぼ玉コンクール入選の◎◎さん、など、そうそうたるメンバーでした。
この週末は瀬戸では焼き物祭りがあり、おまけに会場の最寄り駅は万博会場行きバスの発着場所。
駅周辺はすごい人混みでしたが、私たちは喧噪を離れて工房にこもってガラス溶かしてました。(笑

今回のお題は紫陽花のドロップペンダント。お花と葉っぱのパーツ、ドロップの作り方を習いました。
でも、今回私が学んだのは「不透明ガラスの効果」だったと思います。
私にはガラスは透明であるべきという固定観念がありまして、実際透明だから好きなんです。
それに、不透明ガラスは融点が高くて、扱いにくいですしねえ。
でも、今回やってみてわかったけど、不透明を使ったパーツでしか出せない効果があるし
それで玉の透明感が消えるわけじゃないんですね。
これからはがんばって不透明にも挑戦してみようと思います。

ラッキーなことに、今回も講師デモ席のすぐ隣の席だったんです♪
ただ、その席に設置されたバーナーがファン内蔵式のポータブルタイプで
使ったことがなかったので、なれるまで苦労しちゃいました。
火が細いので、大きなかたまりが溶かせなくて
結局、花びらパーツを引っ張るのは先生に手伝っていただきました。(恥
これがそのお花と葉っぱをいれたドロップペンダントです。
お花は手伝っていただいちゃったので、完全に私の作品とは言えませんね。
それに、ドロップの1個目は割れちゃって、あせって2個目を作ったら模様が流れちゃって…(泣
今度ちゃんとパーツから自分で作り直そうと思ってます。


大鎌先生のデモのペンダントトップは、ほんとにきれいでした。
それに、そのあと作っていただいた桜と紫陽花の玉の美しかったこと…!!
玉ができあがっていくところを、うっとり見とれてしまいました。
新作のマーブル(穴のあいていない玉)も見せていただきましたが
どれも繊細、華麗でいつまで眺めていても飽きません。

大鎌先生は、今度11月に名古屋で個展を開かれるのだそうです。
関東や関西の展覧会はなかなか行けなかったので、これが初めてです。
ギャラリーにずらりと並んだ大鎌先生の玉、想像しただけでわくわくしちゃいます♪
また詳しい情報を入手いたしましたら、こちらで紹介いたしますね。


9/1 わ〜い!

インターナショナルランプワークフェスタ in KOBEの参加申し込みが始まりました。
内外の作家さんのデモンストレーション、コラボイベント、作品やお道具の販売、オークション
イベントは盛りだくさんです!
…でも、内容充実してるだけに、参加費もバカになりませんね。
せめてその他経費(交通費・宿泊費)はうかしたいなと悩んでいたら
神戸在住のお客様が安いホテルを紹介して下さいました。
主催者の方が紹介して下さる会場近くのホテルの半額くらいで泊まれそうです。
お客様って、ほんとにありがたいですね〜(しみじみ)
ただし、あと心配なのは会社の休みが取れるかどうか。
日・月・火なんですよね。月曜日は大丈夫だと思うのですが、二日休めるかなあ。
がんばって上司に交渉しないと〜〜




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