☆しろの雑記帳☆


5/28 アイリス

今回の更新は、アイリスです。
菖蒲は終わって、そろそろ花菖蒲の季節…なんですが、今回はアイリス。
…すみません、花菖蒲のひらひらした複雑なお花の形がちょっと難しくて…
今回は、アイリスとさせていただきました。
でも、やっぱりイメージ的に水辺に咲かせたい気持ちがして
背景はブルー系に流し模様。
…こんな感じです。



花菖蒲もそのうち作れたら良いなあ…、まあ、それは今後の課題として…
今回はとんぼ玉と帯留めです。
よろしくお願いいたします。


5/16 クラゲ…の玉とちょっとお出かけ

せっかく山形までクラゲ見に行ったのですから、久々にクラゲの玉を作ってみました。
クラゲも薔薇と同じで、これぞクラゲ玉…!という制作方法が確立されているのですが
しろなぞが同じ方法で作ってみても、どうしようもない玉しかできないのがオチで
どうせしょうもない玉を作るなら、何か自分で考えた方法で作りたいと、試行錯誤しております。
以前はミニチュア作って埋めてたんですが、鉛ガラスって、ミニチュアには向かないんですよね。
それに、とんぼ玉に埋められるような小さなミニチュアって、しろにとってはすごく難しくて…
…で、今回は、一番慣れている、開くお花の技法を応用して作ってみようと思いました。

う〜〜ん…クラゲに見えるでしょうか…
食腕や触手は前と同じで平引きやレース棒を使っています。
でもね〜、両方とも適当に重ねちゃってますが、ほんとは触手は傘のヘリから生えているはずなんですよね〜
長く延びた触手の間から、ひらひらした食腕が見えているのがきれいなんですが
休むに似たるしろの考えじゃ、なかなか名案は思いつきません。
またそのうち考えてみよっと…
背景には、海草とクダクラゲ…のつもりです。

今回はとんぼ玉だけです。
どうぞよろしくお願いいたします。



ところで、先日上野の国立科学博物館でやっている恐竜博2016
東京国立博物館でやっている黄金のアフガニスタン展を見てきました。

恐竜好きなんですよね〜。やっぱり恐竜関係のイベントがあると、ふらふら出かけてしまいます。
でも、しろはどちらかというと巨大竜脚類を愛しているのですが
最近あまりはやってないみたいで、今回もお目にかかれませんでした。ちょっと残念。
今回の呼び物はスピノサウルスでしたが、しろ的には恐竜の赤ちゃんがツボでした。
大人と子供とずいぶん形が違うんですよね。やっぱり子供は丸っこくて、ちょっと可愛いです。
あと、化石のクリーニング実演というのがおもしろかった。
自分もガラスを削るので、一生懸命見てしまいました。
ルーターで削るのに水をかけないんですね。ガラスだったら割れちゃうんだけど、石は平気なのかな。


カスモサウルスの幼体の化石と子供のいる群れの復元図


外部電源の高級ルーター、あれでガラスも削れるかな。

科博は何度も行ってますが、中庭の薔薇が満開だったのははじめて。
けっこう日差しがきつかったのに、ここでお弁当食べると主張して、友人を困らせたしろでした。


中庭の薔薇園は隠れた見所です。

アフガニスタン展は、内戦中博物館の学芸員が必死で隠して守ったお宝とかで
たくさんの展示物から特に貴重なものを選んだのでしょうね。
宝飾品やガラス製品、見事な彫刻など、まさに至宝という感じです。
アフガニスタンって、中東、ロシア、インド、中国の真ん中辺りにあるわけで
展示物も、インドっぽいもの、中東っぽいもの、地中海風と、様々で、ちょっとびっくり。
しろ的には、可愛い魚の形のガラスの器や、地中海風のエナメル彩のガラス杯が見所でした。
でも、撮影禁止は当然としても、気に入った器の絵はがきがなかったんですよね。ちょっと残念。

トーハクの常設展示は、全然常設ではなく、行くたびにあちこち展示が変わってます。
所蔵品どれくらいあるのでしょう。一生かかっても絶対見きれないと思います。

今回のしろ的な目玉は酒井抱一の四季花鳥図巻。文字どおり、四季折々の花鳥を描いた巻物です。
今回は春夏の巻が展示されてて、どのお花も鳥もすばらしく美しかったです。
江戸時代などの衣装もいったい何着あるのか、たくさんかけてあるのに、行くたびに変わってます。
今回は七宝の展示があって、ふすまの引き戸がたくさんでていて、おもしろかったです。


いろんなお花があって豪華絢爛。どこを切っても絵になります。


       季節柄の菖蒲            ちょっと珍しい江戸時代の七宝のふすまの引き戸

夜8時まで開館延長してる日だからゆっくり見ようねと、友人と言ってたんですが
朝9時から延々と見てたら、足はがくがく、眼はかすむは、へとへとになって
結局6時頃帰りました。でもまあ、いつもよりゆっくり見られたんですけど。
トシもトシだし、うちから上野まで1時間半くらいはかかるので、ちょっと自重しませんと…
でもまたおもしろそうな展覧会があれば、ぜひまた行きたいな。


5/1 ゆく春を惜しむ山吹

連休中ですが更新です。お題は山吹。
…山吹、ほぼ終わっちゃってますよね…
近所の多摩川縁にきれいに咲いてたので、嬉しくなって作ってみたのですが
間にクラゲ旅行などしてたのもあり、すっかり遅くなってしまいまして…
いつもながら、実際に咲いているお花を見てから作り始めるのは、ちょっとムリがありますね。
やっぱり、一年越しで計画立てて、ネタを蓄積しておかないとダメかもです。

でも、昨日昭和記念公園に出かけたら、一重のは終わってましたけど
まだ八重咲きのはたくさん咲いてました。ちょっとほっとしました(笑
公園は、藤が満開で、睡蓮まで咲き始めて、トンボが飛んでて、なんだかそろそろ初夏の雰囲気。
春って、ぼやぼやしていると、あっという間に過ぎていくんですね。
どんどん咲いていくお花のそれぞれが待ち遠しく、そして終わっていくのがちょっと寂しい。
ゆく春を惜しむ…という言葉が、心にしみる春です。

ともあれ、山吹3種を一緒に咲かせてみました。一重のと、八重咲きと、白山吹。
白山吹は、ちょっと種類が違うのですが、和名は山吹になってますしね。
それにちょっと色違いがあった方が黄色も映えるかなと。
一応、とんぼ玉と帯留めです。



ところで、八重山吹って、園芸種なんでしょうか。
七重八重花は咲けども山吹の…って、太田道灌さんで有名な平安後期の和歌がありますよね。
実のひとつだになきぞ悲しき…といいますし、種で増えるわけではなさそうで
となると、そんな昔から人の手で種以外の方法で栽培されていたのでしょうか。
それとも、一重から八重の変異は、自然状態でも割と頻繁におこるのでしょうか。
まあ、どっちでもきれいだからいいんですけど、ちょっとふしぎな気がするんですよねえ。

なんて、考えていたら、先日クラゲ旅行のついでに見た鶴岡の休暇のお庭に
花心もあるタイプの八重山吹を見たんですよ。
初めて見たけど、葉っぱも山吹っぽいし、山吹と札が立ってたので、山吹なんだと思います。
花心がないタイプほど花びらは多くないけど、これなら、実のひとつだに…ってことはなさそうですね。


  鶴岡で見かけた実のひとつだにありそうな八重山吹  こちらはよく見る八重山吹、昭和記念公園でまだ咲いてましたよ

昭和記念公園は、チューリップでも有名なんですが、さすがにもう終わってました。
遠目に見るときれいなんですが、近寄るとアップに耐えられる個体はほとんどなく…(涙
また来年に期待です。
でも、公園は広いし、いつも何かしらお花が咲いてて、楽しめます。
いいお天気で、GWで開演時間も延びてて、家族連れ、ワンコ連れ、花撮りの方、皆さんそれぞれ楽しんでいらっしゃいました。
見頃だったお花の一部です。次は何が咲くのかな…また楽しみです。


まだ色が残ってるので、遠目にはきれいなんですが…      いくらか咲き残っていた個体を探しました


       日本庭園の満開の牡丹           湿地に咲いていた睡蓮、辺りでカエルの鳴き声がしてました


ポピーはまだこれからという感じ   満開の藤に熊蜂が忙しそうでした     日本庭園の菖蒲          木陰の鈴蘭の大群落





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