☆しろの雑記帳☆
★ 11/23 山雀と紅葉 ★
今年は秋が長くてとっても幸せでしたけど、うちの近所ではさすがに寒くなってきました。
みなさまのお近くではいかがでしょうか…。
というわけで秋の玉なんですが、久々に紅葉を作ってみました。
以前に作ったときと同じく、開くお花と同じタイプのパーツで、ただし今回は七裂の葉っぱです。
…五列から七裂にしただけで、埋めるのがすごく難しくて
開かせるパーツが好きなんですが、これがギリギリっていうか、ちょっと無理があるかも…。
合わせたのは、しばらく前、御岳山で見かけたヤマガラです。
ボディのオレンジ部分がチャームポイントと思うんですが、鉛ガラスではなかなかきれいな色にならず…
…いろいろ引き続き修行が必要ですねえ…

とりあえず、こんな感じで、とんぼ玉と帯留めです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、海外では(日本でも?)すでにクリスマス商戦まっただ中。
時間があると思って、秋の玉を2種類作ってたら、完全に出遅れました…(汗
…っていうか、クリスマスってとっくの昔にネタ切れで
ないアタマを絞るのがつらいため、つい先延ばしにしていたというか…
でも、何とかがんばって、それらしい玉を作るようにいたします。…う〜ん、何作ろ…
★ 11/18 多摩川の紅葉 ★
そろそろ紅葉も見頃かなあと思い、多摩川の遊歩道を歩きに出かけました。
JR御嶽駅で下りて、多摩川の川縁に下りると、行楽客がたくさんいらっしゃいました。
ちょっと曇り気味でしたけど、秋が深まって川の水は更に澄み渡り、紅葉もちょうど良い感じ。
川縁の石に座ってお弁当を食べて、それから遊歩道をのんびり隣の沢井駅まで歩きました。
多摩川って、場所によっては川沿いの崖ぎりぎりまで民家がありまして
その民家の土地をちょっとお借りしてつなげて遊歩道を作ってあるらしいんです。
なんだか、農家の軒先を歩いているみたいな、ちょっとふしぎな遊歩道です。
多摩川と川縁の紅葉を眺めながら歩いていると
民家の庭先で地元の野菜やゆずや柿なんかが売られていたり
古民家を改築した不定期開店のカフェなんかもあったりして、お買い物まで楽しめます。

紅葉の遊歩道と多摩川の河面
沢井駅近くの造酒屋さんが川沿いにガーデンカフェやレストランを開いていらっしゃって
川を見下ろしながらお茶や軽食を楽しめます。
私はお酒は全然飲めないんですが、聞き酒コーナーもあるみたいですよ。
売店では手作り豆腐やお総菜、酒粕を使ったお菓子、地元の野菜などが売られています。
人気の酒蒸しまんじゅう(蒸し上がるたびにすぐ売り切れるので、なかなか買えないんです)をゲットして、お茶しました。
ギャラリーもあって、今回は陶器と写真の展示。
多摩川の野鳥とお花の写真がすごくすてきで、絵はがきを購入しました。

行楽客で賑わう川縁の崖の上のガーデンカフェ、左下に川が見えます
実は、11月のアタマにも一度来たんですが、まだ全然紅葉していなくて
緑の遊歩道もすてきだったんですが、また紅葉したら来ようと思ってたんです。
御嶽駅って、東京からだと1時間半以上かかりますが、うちからならせいぜい30分以下。
御岳山には駅からバスやケーブルカーを乗り継がないといけないけど
電車は川沿いを走っているわけで、遊歩道なら駅のすぐそばなんです。
気が向いたときにふらっと遊びに行ける、身近な自然というか、観光地なんですよね。
もうトシで身体もポンコツですが、水辺の木陰を歩くと、体調も良くなる気がします。
またちょくちょく遊びに行こうと思います。
★ 11/13 トーハク ★
友人が東京国立博物館の兵馬俑展を見に行くというので、一緒に出かけてきました。
兵馬俑はあちこちの博物館でやったのを何回か見ていますが、今回の呼び物は将軍俑。
将軍さまはさすがに作りも丁寧で、装備も立派でしたよ。
今回は兵馬俑の後ろに回って見られましたが、髷の描写とかすごくリアル。
頭部担当の職人さん、すごい腕ですよね。作られた年代を考えるとますますすごいと感じます。
特別展は撮影禁止なので、写真は撮影用の模刻像。
ちょうど秋の庭園解放の時期でした。お庭を見るのははじめて。
紅葉にはまだちょっと早かったですが、ガイドさんによる樹木ツアーとかもあって、楽しめました。

撮影用の模刻像、みんなこの前で記念撮影してました いくらか紅葉したモミジとカモの浮かぶ池
本館の現在のみどころは見返り美人でしたが、個人的には渡辺崋山の植物画がツボでした。
西洋画の技法を取り入れ、輪郭線を強調せず、より立体感が表現されていて
いわゆる日本画とも西洋画ともちょっと違う雰囲気。
10種類のお花が画面にちりばめられた構図も、なんだか現代的な感じがします。
絵はがき買いたかったんですが、個人蔵とかで売っていなくて、ちょっと残念。
崋山というと肖像画しか知らなかったのですが、いろんな技法でいろんな絵を描いた方だったみたい。
画集とかあったら見てみたいな。

渡辺崋山の植物画、掛け軸なので上手く画面におさまらず…
それから根付けの展示が、ハロウィーン特集なのか、動物やファンタジー系の遊び心の多いものになっていて
現代作家さんのものが多く、素材もいろいろで、興味深かったです。
でも、トーハクって展示室画暗いので、うちのカメラではピントが全然合わなくて…
いくらかまともに写ったものです…
このほかに、カボチャランタンとかチェシャ猫とか眠りネズミとか、おもしろい柄がいろいろありました。

軍艦巻と鮭 ツクシに登るカエルさん
トーハクって、いろんなものを持っていて、常に展示替えがされているのですが
HPで現在展示されているものがよくわからないので、特別展以外は行ってみてのお楽しみという感じです。
常設展の料金は高くはないんですが、うちからだと遠いので、もう少し事前に情報が欲しいかなあ…
あと、展示品の保護のため部屋がかなり暗いんです。老眼が更に進むとけっこうつらいかも…
でも、また機会を見つけてお出かけしようと思います。
★ 11/5 御岳の秋 ★
そろそろ紅葉が見頃かなあ…と思い、秋の御岳山に出かけてきました。
JR御岳駅で下りて、バスとケーブルカーで登り口まで上がります。
すんごい良いお天気で、さわやかな秋の空気は透明感があり、絶好の行楽日和。
平日というのにけっこうお客さんいっぱいでしたよ。
でも、紅葉はちょっと早かったかも…
モミジは赤くなっていましたが、もともと杉の木が多いのもあって、山全体が真っ赤になるわけではなさそうです。
モミジの木が多いところに行楽客が集まって、ピンポイントで紅葉を楽しんでいらっしゃいました。

長尾平周辺のモミジ、紅葉を見るならこの辺りが穴場です 貴重な紅葉を撮影する行楽客
前回、ロックガーデンがキツかったので、他に景色の良いところはないかとガイドさんに相談し
日の出山というところに行ってみました。ケーブルカーの駅から片道40分くらい。
杉の木立の中を登っていくと急に辺りが開けて、360度絶景の頂上に出ます。
といっても標高900mくらいなんですが、天気が良いこともあり、新宿の高層ビル群まで見えましたよ。
ここは秩父多摩甲斐国立公園の遊歩道の中の通過地点で、私のようなちょっとお散歩組の他に
本格的登山もされるような山ガールや山中高年の方たちがたくさんお弁当食べていらっしゃいました。
皆さんここを通過して、反対側の山道から別の駅や温泉まで歩かれるようですが、私は元来た道から帰りました。
ここは本格的登山というほどではないみたいなので、私もそのうちがんばってみようかな。

すみません、写真がぼけてて高層ビル群はうまく写りませんでした
まだ時間があったので、ちょっと遊べるところはないかなと、地図上では近く見えた七代の滝に行ってみました。
ところがこれがちょっと遊ぶどころではなく、崖のような山道を下りて、どんどんどんどん谷の奥の奥へ…
ものすごい急な階段で、転んで足をくじきそうだし、
そうでなくても高所恐怖症なしろはちょっとコワイくらいでした。
滝はとてもきれいで、辺りは深山幽谷の趣がありましたけど、すごい急流で周辺は足場も悪く
(実際私の目の前で転ばれた中高年の方がいらっしゃいましたが、大丈夫だったのかな…)
帰りは崖に設置された鉄のはしごを使いまいたが、私これ、登りはともかく、下りるのは絶対無理!
でも、山の水場って、植物がしっとり生き生きしていて、とってもきれいなんですよね。
二度と行かないと思うけど、でも楽しかった。

七代の滝、岩の間から清流が流れます 写真ではわからないですが、ここ崖なんですよ〜奥の階段もほぼハシゴです
帰りに御嶽神社の参道のお茶屋さんに入ったら、窓の外に取り付けたエサ場にヤマガラが来てました。
2匹いたんですが、つがいなのかな。
窓際に座ったお客さんがみんなで写真撮ってるのですが、慣れているのか平気みたいで
窓のすぐ近くでヒマワリのタネをついばんでいました。

リンドウがまだ咲いていました お茶屋さんのエサ場でヒマワリをついばむヤマガラさん
ケーブルカーは設備のメンテで1月半ばから3月まで運休だそうです。
その前にまた行ってみようかな。でも12月なんて、さぞ寒いでしょうねえ…
春になったらお花がたくさん咲くそうなので、それはぜひ見たいと思います。
★ 11/3 秋明菊 ★
秋明菊…すみません、もうお花終わっちゃってますね。
作り始めたときはきれいに咲いていたんですが、なかなか季節を追いかけるのは大変です。
秋明菊、あの花びらがちょっと乱れた感じが秋らしくて良いのですが、パーツで作るのはなかなか…
お花の形がゆがむのはしょっちゅうですが、
ゆがんじゃうのと、そのお花に似せてきれいに乱させるというのとは全然違うんですよね。。
花びらの形を変えて何度も引いて組み立てたんですが、あまり乱れた感じにならず
パーツを埋めてからケガキでつついたり、ひっかいたり…
う〜ん、花びら1枚ずつコントロールするのは難しくて、全体にぐちゃぐちゃになってるような…(汗
それに、どうしても花心が必要以上にでっぱっちゃって、埋めるのも難しい…
…一重と八重と両方作ったのですが、それらしく見えているでしょうか…
ところで、秋明菊って、キンポウゲ科なんですね。
菊科でないのは知ってたんですが、そういえば葉っぱの形がそれっぽいです。なるほど〜
でも、キンポウゲの仲間で秋に咲くお花って珍しいんじゃないでしょうか。
実物の秋明菊は終わっちゃってますが、とんぼ玉のお花は枯れませんので
よろしければご覧になってやって下さいませ。

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