☆しろの雑記帳☆


8/25 薔薇もいろいろ

ずーっと昔、ショージョマンガ描いていた頃、バックに華麗な薔薇の花が描きたくて
でも、ちっともうまく描けなくて、悲しかったんですよね。
とんぼ玉始めたときも、やっぱり薔薇っていうのはあこがれで
一生懸命作ったんですが、でも薔薇は難しく、やっぱりいまいちというか…
薔薇は皆さんあこがれますから、作られる方も、お上手な方も多かったですしね。

この、あこがれていた薔薇って、いわゆる高芯剣弁タイプ。
薔薇っていわれて、まずイメージするタイプのお花ですよね。
でも、薔薇って実はもっといろんな種類があって
お花についてお勉強するうちに、そういう薔薇もきれいだし
もっとゆるい感じの、花芯の見えているような薔薇の方が
自分に向いているのではないかと思うようになりました。

で、今回挑戦いたしましたのが、カップ咲きのクォーターロゼット咲きタイプ。
初めてこのタイプの薔薇を見たとき、私、けっこう驚いた記憶があります。
「この薔薇、つむじがたくさんある〜!」って(笑)
でも調べたら、今、このタイプとっても人気があって、けっこう主流品種だそうです。
園芸家の方も、最近は個性的な品種を求めていらっしゃるのかな。
つむじがたくさんある(笑)分、花びらが多くて密で、ゴージャスな感じですよね。

でも、このゴージャスな花びらの重なりが、なかなかイメージどおりに表現できず…
ガラスの場合、たくさん重ねると、花びらが薄くなって、玉に入れたときつぶれちゃいますし…

それから、この間ワイルドガーデンで見かけてかわいかったクマバチを作ってみました。
…が、これもやっぱり難しい…
セミと同様、ぽっちゃりボディの虫なので、羽根との比率が難しいんですよ。
それに、羽根の色が濃いので、細く引くと羽根の筋が不鮮明になってしまって…
次回は小さいお花と一緒にして、クマバチを大きく入れられるデザインにしてみます。

  

とりあえず、今回はこんな感じです。
よろしくお願いいたします。


8/2 ほんとの植物

図書館で借りて「ほんとの植物観察という本を読んでいます。
紫陽花の花は対生か互生か、桜の葉っぱの形で種類を当てる、などのクイズ形式で
葉っぱの付き方、つぼみの形、芽の付き方など、正しい植物の形を教えてくれる本です。

お花は大好きだし、とんぼ玉作るようになってそれなりに観察するようになりましたが
クイズ、全然当たりません。
葉っぱの形や葉脈の入り方、花びらの数や花芯の色なんかは、できるだけ再現しようと努力してますが
所詮、丸くて小さいとんぼ玉で、葉っぱの付き方まで表現できないので
あまり注意して観察していないのだなあと思いました。
きっとボタニカルアートを描かれる方なら、よくご存じで、クイズも正解されるのでしょうね。

自然のものの形には、その生き物の生態や進化の歴史に基づく理由があって
それを無視して絵にすると、やっぱりどこか不自然になります。
私もお花のとんぼ玉を作るようになって、なるべく正確な形を作ろうとか
お花と動物の季節や地域がちぐはぐにならないようにとか、一応考えてはきたんですが
でもまだまだ知らないことだらけで、きっと詳しい方には陰で笑われちゃってるんですよね(恥

所詮、私の技術では再現できないことの方が多いと思いますが
でも、できるだけのお勉強はしていかないとなあと、ちょっと反省いたしました。
この本、続編もあるみたいなので、図書館で探して読んでみます。




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