☆しろの雑記帳☆


5/27 古布のお紐!

私の家の近くのホールで、年に2回アンティークマーケットが開かれます。
全国から和洋さまざまな骨董屋さんが出展されて、毎回楽しみにのぞきに行ってます。
ほしいものはゼロが多すぎて買えないのはわかってるのですが、目の保養も勉強のうちですから(笑

古布を仕立てていらっしゃるお店で、ほしくていつも探している古布の丸くけ紐を見つけました!
それもとってもお値打ち価格!おまけにすごい種類があるんです。
古布は割とどこででもあるのですが、細い紐に仕立てるのは難しく、少なくとも私には無理。
でも、紐の色あわせってけっこう難しくて、紐だけ見て買うと合わないことがあるんですよね。
すぐにおうちに飛んで帰り、自分の玉をとってきました。

店頭で玉と紐を合わせながら合うのを探してたら、お店のオーナーさんや周りのお客様が興味を示されて
なんだかとんぼ玉のお話で盛り上がってしまいました。
とんぼ玉はブームだし、こういう場所においでになる方の中には、コレクターの方もいらっしゃるみたい。
何本もお譲りいただいた上、なんと持ってた玉とお紐を物々交換していただいちゃいました♪


こちらが購入したお紐です。
写真ではわかりにくいけどシックですごく良い感じなんです。やっぱり古布は手触りも風合いがありますね。
それに縫い代がすごくしっかりしてます。丁寧な職人芸、良い仕事してますねって感じ。
数に限りがあるので、定番アイテムに入れるのはちょっと無理。
それに太さにちょっとばらつきがあるので、いつもの3mm穴だと通らないのもあるし
お紐に合わせた玉を作って、首飾りにお仕立てしてお出ししたいと思います。
どうぞお楽しみに。

お紐をお譲りいただいたお店をご紹介いたします。
古布創作工房 作ヱ門
奈良県橿原市東坊城町260-2 電話0744-28-2633 fax 0744-28-3066
古布と、古布をお仕立て直したお洋服や小物を販売されています。
橿原神宮のお近くで、観光にも便利な場所だとか。私も奈良に行ったらぜひまた伺いたいです。


5/23 クリエーターズマーケット

クリエーターズマーケットのブース番号が決まりました。
アート・オブジェ・グラフィック・雑貨エリアの「D15」です。
…す、すごい真ん中です。
なぜ、どうして?去年の秋は、あんなに端っこだったのに???
ぜんぜん準備できてないのに、こんな良い場所をいただいてよろしいのかしら…(汗・汗・汗
…どうしよう、がんばらないと〜〜

クリエーターズマーケットは名古屋で年に2回行われる、手作りもののお祭りです。
2005/6/19(日)、場所は名古屋港近くのポートメッセ名古屋、3号館です。
当日は他にもとんぼ玉やガラスのお店がたくさん出店されると思います。
きっと楽しいイベントになります。
お近くの方は、ぜひおいで下さいね。


5/18 試行錯誤…

しろがね屋が季節玉を作り始めて、もうすぐちょうど一年になります。
夏の花玉、紫陽花と朝顔から始まったんですよね。たしか。
季節が一回りして、また同じお花の咲く季節が巡ってきたわけです。
それってつまり、何を意味するかというと、要するに、もしかして、…ネタ切れ…??
いえいえ、そうならないように、努力いたします。はい。(汗

そんな折り、自分ではアクセサリーは着けないけど、HPには鋭い批評をくれるという
大変ありがたい(笑)お友達からご意見をもらいました。
「去年の紫陽花の玉もいいけど、額紫陽花の方が綺麗だと思うよ。何で作らないの?」
う〜む、額紫陽花…。紫陽花の玉はよくあるけど、額紫陽花は見たことないかも。
でも、6月に紫陽花を出さないのもなんだし、去年と同じことをやるのは芸がない。
ネタ切れといわれないためにも、ここは挑戦するしかないかも。

去年は全部点うちで作ったので、今年はパーツでやってみることにしました。
パーツの紫陽花は9月の大鎌先生の講習会で教わる予定なのですが、残念ながらそれじゃ間に合いません。
紫陽花のお花は形はシンプルだから、パーツ自体は何とか作れるのですが
小さいパーツをゆがまないようにたくさん重ねるのが難しいのです。
いろいろ試したのですが、結局重ねるのはあきらめて、並べて入れることにしました。
(重ね方はたぶん大鎌先生が教えてくださるので、また来年挑戦いたしましょう。)

でも、一番難しいのは実は真ん中の点々なのです。
点々に周りの額花が被さってる状態を表現しようと、点々にクリアを被せてから額花をのせると
クリアでつぶれて点々に見えなくなっちゃう。
でもクリアをのせないと、点々が額花より出っ張って見えて、すごい違和感。
クリアでつぶれても点々に見えるくらい、小さな点々をのせることにしましたが…かなり練習が必要そう。
まだまだ商品化には遠いですが、もっと練習してましになって、6月の更新で出せますように。
(ダメだったら、去年と同じで勘弁してくださいね。)


5/14 ガラスでごはん その3

私は吹きガラスをやったことがないのですが、吹きガラスって材質は何ガラスなんでしょう。
鉛ガラスなら、鉛がかなりの量入っているはずなのですが…

日本には食品衛生法という法律があって、陶器やガラスの食器から鉛が溶出しないように定められています。
輸入品は国が、国内流通品は自治体が、抜き取り検査をしているはずですが
作家ものの陶器やガラスが検査されているという話は聞かないなあ。
(作家ものは高いので、予算の関係でたぶん無理でしょう。)
クリスタルガラスは鉛が30%前後含まれていますが、ちゃんと作られたものは溶出しないはずです。
でも、佐竹ガラスのHP見てみたけど、あそこの鉛ガラスが何%鉛含有なのかは見つけられませんでした。
手作りガラスのネットショップで良心的なところは、「食品を入れないでください」って表示されてますが
しろうとさんの手作りものの展示会でも、よく吹きガラスのお椀やコップが並んでますよね。
まあ、ご飯食べるくらいでどうということはないと、私は気にしないことにしてますが。

もしこれを読んでご心配になられた方がいらっしゃったら
最寄りの保健所に問い合わせていただけば、分析機関を紹介してくれると思います。
検査は作品を壊さずにできるので、ご安心を。ただし、分析料金はお安くはないはずです。
要するに、器に酢酸溶液(お酢のようなもの)を入れて24時間おいて
その液に鉛が溶け出してるかどうかを検査するわけです。(詳細は保健所に聞いてください。)
ちなみに、検査は機械を使うので、おうちでは無理ですよ。


5/12 ガラスでごはん その2

実は私にはちょっとした夢があります。
大したことじゃないんですけど、ガラスのお茶碗にガラスのお箸で、ご飯を食べてみたいなあと…(笑
でも、耐熱ガラスのお茶碗って、売ってるのを見たことないです。
作家もので茶碗型の器はありますが、吹きガラスは高台がないことが多いので、ご飯を食べるには熱いかも。
それにあったかいご飯を入れたり、レンジでチンしたりするには、やっぱり耐熱ガラスですよね。

実は一度だけ耐熱ガラスのお茶碗を見たことがあります。
永谷園の宣伝で、抽選でガラスのお茶漬け茶碗がもらえるというのがあったのです。
ガラスが磨りガラスで今ひとつ好みでなかったので、応募しなかったのですが、ちょっと後悔…
あれがガラスのお茶碗をゲットする唯一のチャンスだったのかも。

一方、お箸の方は先日黒壁のお店で見つけました。
でもお店の人に強度を聞いたら、おもてなしの菜箸くらいなら…というお返事。
つまり、日常使いにしたらすぐ割れるということで、それにはちょっと二の足を踏むお値段でした。
どうせすぐ壊れるなら、いつか自分で作ろうかな、なんて思ってます。
要するにガラスの棒を引っ張ればいいわけで
2本同じ大きさに引くのが難しいだろうけど、10本くらい作れば、どれか合う大きさがあるでしょう。
鉛だともろいので、ソーダの透明で引けばいくらか耐久性があるかも。
ガラスのお茶碗が手に入ったら、お箸を作ってみようと思ってます。


5/10 ガラスでごはん

ガラスの器が大好きです。
カップやグラスももちろん好きですが、お皿が好きなんですよね。
むかし結婚式の引き出物によくあったみたいな、でこぼこに模様のついたガラスボールじゃなくて
向こうが見える程度に模様がついた、透明感のあるすっきりしたお皿が好み♪

でも、ガラスの器って割れやすいんですよね。
昔、もの知らずだった私は、買ったばかりのお気に入りのガラスのお皿を電子レンジでチンして
見事にヒビを入れました。(泣
…アンティークだったのに、高かったのに、とっても気に入ってたのに〜〜(大泣
それ以来、お皿は必ず耐熱ガラスのものを選んでます。
私はスパゲティでも、大盛りサラダでも、焼き魚でも、何でもガラスのお皿にのせて食べたい人で
熱い料理をのせるには、やっぱり耐熱ガラスが安心。
それに、違う形のものを重ねたり、多少ぶつけても割れないので、がさつ者の私にはほんとにありがたいです。

でも、耐熱ガラスでお皿って、あんまりないんですよ。
で、今愛用しているのは、耐熱ガラスのタルトやキッシュ用のクッキング皿。
なにしろオーブンに入れても平気という代物ですから、重宝してます♪
今日はご飯をのせてチンして、カレーライスを食べました。
ガラスで食べるご飯はおいしいですよ。…ちょっと重いのが難点ですけどね(笑


5/5 しろのGW日誌 その6

このところずっととんぼ玉作りにがんばってたので、今日は自分にご褒美で、一日遊ぶことにしました。
長浜の黒壁スクエア、ご存じかと思いますが
町おこしでできた、古い町屋を利用したガラスの美術館やお店や工房がたくさんある場所です。
行ったのは初めてですが、たくさんガラスものを見られて楽しかったです。
いっぱいお買い物をしました。消費って楽しいですね♪♪
ドイツ製の大きなガラスの器とゴブレット、耐熱ガラスの大皿(耐熱ガラスでお皿ってあんまりないんですよ)
それから露天の骨董屋でフリマのディスプレイ用に綺麗な帯を買いました。(絹なのにたった千円でした!)
調子に乗って大きなものばかり買って、重いわかさばるわ、大変でした。
美術館で展示物にぶつかるからあずけるように注意され、実際お店や通りではしょっちゅうぶつかってました。(笑

でも、黒壁に行った密かな目的は、磯野昭子先生のカエルの玉を買うことだったのですが…
取扱店のとんぼ玉ギャラリーKoKoさんに行ったら、在庫なしでした。
ときどき入荷するけどいつも3日で売り切れるとか…
個展でも完売と聞いていたので、あまり期待はしていませんでしたが、ちょっとがっかりでした。
名古屋周辺では取扱店がないのです。またいつかご縁があると良いのですが…

器はいろいろ買ったけど、玉は結局買いませんでした。
おみやげ用の工房のものより、半プロや素人作家さんの作品の方が手がかかってて綺麗なんですよね。
工房の維持費や働いていらっしゃる方が食べていくためには
あまり時間をかけずに量産することが必要なのはわかるのですが
プロになった方が作品に手間をかけられないって、なんだか寂しいですね。
私も、素人らしく、がんばって手間暇かけて作品作ります。
さて、また週末は次の更新用の玉を作らなくっちゃ。


この器、写真ではわからないけど大きいんですよ。直径24cmもあります。
下に敷いているのは買った帯、ガラスに良く合います。

  
 器を買った黒壁ガラス館        磯野先生の玉をおいてるお店です       有名な骨董屋さんらしいです
一番大きなガラス屋さんです     運が良ければ、カエルさんに会えるかも     ここが一番おもしろかったかも


5/4 しろのGW日誌 その5

今日はバーナーを付けずに、一日コンピューターとたわむれておりました。
作った玉の写真を撮って、ソフトで加工して、HTMLファイルを作成しました。
今回は何しろがんばってたくさん玉を作ったので、画像作成も大変でした。
私はバーナーしてもそんなに肩凝らないのですが、画像作成は肩と首が痛くなっちゃいます。
画面をにらんでるからかな。
というわけで、今日はご報告する玉がないのですが
HPの方は、明日の晩にはプレビューの予定です。
どうぞよろしくお願いいたしますね。


5/3 しろのGW日誌 その4

うちの職場はカレンダーどおりなので、今日から連休後半戦です。
今日は朝からがんばってお花の玉を作りました。
春の花玉と折々玉。今回は薔薇の新色もありますので、お楽しみに。

さて、今日のご報告は曲がり玉です。
この間から練習していたのですが、難しいです〜〜
まずデザイン。長くて曲がった玉にふさわしいデザインが思いつかないのです。
ガラスを厚くできないから、大きなお花は私には無理だし
地玉もガラスを何層も重ねられないから、ぼかし地も難しいです。
心棒が細くてふらふらするから、複雑なひっかき模様もできないし…
あちこちのとんぼ玉HPをのぞいて、長玉のデザインを研究しましたが、果たしてこれでよいのかどうか。

で、まあとにかく長い玉を作って、心棒を曲げたのですが、曲げるタイミングが難しいみたい。
それに、離型材を厚く巻きすぎると離型材が曲がりきらなくて、おへそのところがつぶれてしまうのです。
かといって、離型材が薄いと、曲げた心棒を抜くのが、むちゃくちゃ大変だし…
とりあえず、いくつか作ったのですが、どれもこれもおへそのところがすごく汚いのです。
ルーターでちょっと削ったんだけど、ごまかしきれず…
それにこの形の玉を削るのははじめてだから、あとで割れちゃうかも
(こんど、この玉がお店に並んでなければ、割れたと思ってやってください。(泣)

下のは流し模様にしたのですが、裏側を見ると、流し模様が逆流してますね。(笑
だったら裏側はお花入れる必要ないのですが、作ってる最中は焦ってて、どちらが裏か表か考えてる余裕ないのです。
こんな未熟な玉ですが、よろしければ見てやってくださいませ〜〜



5/1 しろのGW日誌 その3

昨日、一昨日と暑かったのでどうなることかと思いましたが、今日は涼しくて、ほっ。
去年の夏と作業台の配置を変えたので、窓を開けると風で炎が揺れるんです。
かといって今からクーラーつけるのはいくら何でも…地球に優しいバーナーワークを目指したいです、できれば。

さて、今日のご報告は花菖蒲です。(私、あやめと花菖蒲と杜若と、全然区別付かないのですが…)
オーソドックスには点うちで横から見た図を描くのですが
平面的なのが気に入らなくて、パーツで作ろうと思い立ちました。
となると、上から見た図を描かねばならず、ああでもない、こうでもないと頭をひねって
できたのが下の画像の左側です。…う〜む、微妙…
やっぱり、おとなしくふつうの点うちの方がよいかなあ。…これ、花菖蒲に見えます??
とりあえず、両方お店に出して、お客様に選んでいただきましょう。(無責任?)


しかし、次の更新ではすでに端午の節句は過ぎてますね。
つつじも今が満開で、更新の日にはすでに散っているかも…。
季節に追われて、とうとう追い越されそうなしろがね屋です。




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