☆しろの雑記帳☆


11/26 ホワイトクリスマス

なんだかもうすっかり冬ですね〜。バーナーつけてない日は寒いかも…
海外市場ではクリスマス商戦まっただ中です。
というわけで、日本的にはちょっと早いですが、クリスマス用の玉を作りました。

ええと、テーマはホワイトクリスマス。
といっても、このところ雪をまぶしてごまかすパターンが多かったので
雪ではなくて、白いお花とレース柄で表現しようと思ったわけです。

レース柄、一度作ってみたかったんですよ。
とんぼ玉で「レース」っていうと、レース棒を巻いた模様のことをさしますが
しろはレース棒が(も?)大の苦手。
でも、レースは大好きなんです。レース玉も、ほんとのレースも。
もともと、シースルーの工芸が好きで、レース編みも凝ったことがあるんです。
(今は、そんな時間のかかることやってる暇、全くありませんが…)

でも、レース柄、やっぱしむずかしかった…
いえ、レース模様のパーツを作るのは楽しかったんですが、パーツを玉に入れるのが…
いくら薄く切ってもガラスの厚みで、レース糸の感じが出ない…
大きなレース柄を入れたかったんですが、パーツが太いと機械を使っても薄くカットできないのです。
私の持ってる機械と腕では、どんなに薄く切っても1mm弱程度。
しょうがないから細めに引いて、クイ切りでなるべく薄〜く切って、並べて入れました。
おかげさまで、レース模様、さっぱり目立たず…
…せめて、レースっぽい雰囲気だけでもでてればよいのですが…う〜む。
細〜くのばしたので、パーツは山ほど余ってるんですけどね。
レースなら、また夏に使えるかなあ。そのときはもう少し上手に玉にできると良いのですが…

とりあえず、とんぼ玉と帯留め。
白いレースのクリスマス、よろしかったら見てやってくださいませ…




11/14 蠍

すっかり秋も深まって、ちょっと寒くなってきましたね。11月も半ばだから当然ですが。
ところが、今度の更新は、全然秋っぽくない玉で…。
何と、砂漠の蠍の玉。

蝉の玉が意外に受けたので気をよくして、調子に乗ってまた虫系です。
これも海外ではそれなりに受けたんですが、…やはり受ける範囲がより狭まったような…
さすがに蠍だけではどうしようもないので、お花を合わせようと姑息に考えまして
砂漠に咲く花を探したんですが…
砂漠の花っていうとやっぱりサボテンなのですが、丸っこいサボテン本体が難しくて…
ネットでさんざん検索して、3種類選んでみました。

ところが、この情景が実は大ウソで…
このお花、2種類は北米大陸の砂漠、1種類は北アフリカに咲く花で
どれも乾燥気候の植物ですから、一緒に咲かせようと思えば咲くんでしょうけど
自然の情景としてはあり得ない…

おまけに、砂漠の蠍は保護色で砂色してるんですが、この蠍は黒です。
黒い蠍もいるんですが、熱帯雨林の森陰にいるタイプなんですよね。
動物っていうのは保護色が基本ですから、砂の上では砂色、木の陰では黒っぽいのが当然。
でも、とんぼ玉の上で保護色されたら、模様が見えないわけでして…(涙
というわけで、大ウソの「蠍のいる情景」です。

とりあえず、とんぼ玉と帯留め…
それから、こちらの帯留め、めずらしく裏側に模様が入っているのですが
地模様の砂地を入れるのが難しくて、ごまかすために模様を入れたんです…
ですので、たぶんリバーシブルにはならないと思います。申し訳ございません…

というわけで、ウソとごまかしの蠍柄ですが、よろしかったら見てやってくださいませ。






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