☆しろの雑記帳☆
★ 2/26 フェルメールとレンブラント展+ボタニカルアート展 ★
もう春になるんだし(今日は寒かったけど…)、どんどん遊びに行くぞ!ということで
今日は森アーツセンターギャラリーのフェルメールとレンブラント展と
汐留ミュージアムの世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々展に出かけてきました。
森アーツセンターというのは、あの「六本木ヒルズ」というところにあるのです。
お上りのしろにとっては、なんだかハイソで今どきな人々が集う、ちょっと近寄りがたいところって感じ…
ドキドキしながら出かけたんですが、ヒルズの構造が複雑で迷いまくるし、高速エレベータはちょっとコワイし
…やっぱし田舎者には敷居が高いかも…
でも、展覧会はおもしろかったです。
呼び物のフェルメール「水差しを持つ女」、フェルメールはいくつか見たけど、これはかなり好きな方かも。
開けた窓からの光が白い壁に反射して、白い頭巾を透かし、女性と光が一体になったようなふしぎな雰囲気。
肖像画もなかなかよかったです。オランダのこの時期の肖像画、好きなんですよね。
レンブラント、そのお弟子さん、フランスハルス、あとホントホルストって知らない画家でしたが、これもよかった。
ハルス、実はけっこう好きなんです。日本には来そうにない集団肖像画をオランダで見たいなあ。
ボタニカルアート展も、すっごくみごたえありました。
そんなに広い会場ではないのですが、さすがキューガーデン所蔵。
イギリスのボタニカルアートの黎明期から現代まで、様々な作品が取りそろえられていました。
それから、植物学にまつわる歴史や、派生した芸術作品、有名なお庭の映像資料など。
万博のクリスタルパレスの内部を描いた絵画とか、風俗資料としてもおもしろいです。
初期の植物デッサンのようなものから、植民地からプラントハンティングしていた頃の植物画
そして、現代でもボタニカルアートは、植物研究には欠かせない資料なのだそうです。
確かに現代の方が技術的にも進歩しているし、作家さんも多いし、個人的にも見ていて楽しいですね。
それに、技術を活かした遊びのような絵もあって、様々な豆類の種ばかりコラージュした絵とか、とっても可愛かった。
一番すてきだったのは、ダーウィンの土手というイラスト。
進化論のダーウィンが生物同士のつながりを考察したという地元の土手が、現在でも残っていて
そこの植物や動物をデッサンし、それを組み合わせて描いたものなのだそうですが
ものすごくたくさんの草や生き物などが重なり合って、それぞれリアルに描かれていて、じっと見てると
「草の影に虫が…」「こんなところにあんなのが落ちてる」「こんなお花も咲いている…」
と、次々発見があり、小一時間見ていても飽きないのです。
現代のアートの技術と、ダーウィンの象徴する生物学の歴史が、里山の小さな自然に凝縮されているような絵でした。
今日はミュージアムトークもあり、学芸員の方にいろいろ解説していただきました。
そのあとちょっと質問したら、調べて回答しますということで、メールアドレスを残してきたのですが
なんと、うちに帰ったら、お返事のメールがちゃんと届いていました。
なんて迅速で親切なんだろうと、ちょっとびっくり!嬉しい驚きでした。
ボタニカルアート展は図録も買ってきたんですが、とんぼ玉のネタになるかなあ…
あんなに精密な表現はガラスでは難しいけど、お花の美しさを少しでも描けるようにがんばりたいです。
…といいつつ、せっかく春になるんだから、お花もいろいろ見に行きたいですし…
まだまだ遊びたいなあと、もくろんでいるしろでした。
★ 2/20 ガレ展+鳥撮りにチャレンジその2 ★
昨日は庭園美術館のガレの展示会と、ついでに隣の国立科学館付属自然教育園に出かけてきました。
昭和記念公園での鳥撮りがけっこう楽しかったので、また別の鳥さんが撮れれば良いなあと…
でも、前回は手入れの行き届いた公園で、今回はなるべく手を入れないことがポリシーの自然教育園。
公園だと、剪定された木が間隔開けて並んでるし、木の下まで近寄れますが
今回は枝は茂り放題だし、背の高い巨木は多いし、人間は遊歩道からでられないし…
高〜い木の梢にいる鳥を望遠で撮ろうとしても、手前の枝が邪魔になってピントは合わず
日頃うつむいて仕事してるものですから、上の方を長時間見上げてたら首が寝違え気味に…(恥
いつかは御岳山とかに挑戦したいと思いますが(その方が距離的にはうちから全然近いんですけどね)
当面、こういうちょっと自然っぽいところで練習するのが妥当なようです。
でも、近所の市街地や公園で見かけない鳥も撮れましたよ。
相変わらず、ぼけぼけ写真ですが…

水辺のキセキレイ オナガ…と思います ツグミはいっぱいいました

メジロちゃん…可愛いなあ おなじみのジョウビタキ(メス) ヤマガラさん
こちらの鳥、幼鳥だと思うんですが…
うちへ帰って本やネットで検索しまくったんですが、なかなかヒットせず…
お詳しい方ならきっとおわかりになると思うんですが…

エナガの幼鳥だと思うんですが… シギかなあと思って探したんですが
近くに成鳥らしいのもいましたし どうやらゴイサギの幼鳥のようです
それからこちらは、隣の庭園美術館の庭の梅の木で撮った写真。
やっぱり、公園とか庭園だと、人間のテリトリーに鳥さんに来ていただいている感じで、初心者向きですね。

梅にメジロの定番画像のはずなんですが ヒヨちゃんは人を怖がらないし
ものすごい逆光。…補正したんですが…ううむ 体もでかいし…初心者向きですねえ
一応お花も…自然教育園のユキワリイチゲと福寿草、庭園美術館の梅の木の1本です。
お花はじっとしててくれるから、ありがたいですね〜。

美術館は撮影禁止なので、お庭の写真だけです。
今回の展示会は「ガレの庭」というテーマで、お花などのスケッチがたくさん展示されていました。
なかなか直筆イラスト見る機会ないですよね。当然ですが、絵もお上手でした。
美術館の建築とアールヌーボーのガラスがマッチして、雰囲気ぴったりでした。
この日はギャラリートークがあって
美大生の方何人かが、それぞれお気に入りの作品や、作品の背景などを解説して下さいました。
昨日はよい天気で、ずいぶん暖かくなってきたなあと思いました。
これからどんどんお花が咲きますね。
機会を見つけて、また遊びに出かけたいともくろんでおります。
★ 2/19 ギョリュウバイ ★
冬ってほんとにお花の種類が少なくて、困ってしまいます。
寒牡丹か椿系か、スプリングエフェメラル系か、あとは…オセアニア系くらい?

こちらはギョリュウバイ、英語ではニュージーランドティーツリーだそうです。
去年の暮れ、夢の島熱帯植物園の屋外スペースのオセアニアコーナーで見かけました。
名札がついていなかったのですが、カサカサのお花が鈴なりに咲いていて
以前作った花簪の色違いかと思っちゃいましたよ。
もちろん別のお花で、花簪はキク科の草花で、こちらはフトモモ科の灌木とのことです。
でも、このそっくりなカサカサさ加減、親戚ではなくても、同郷のお友達って感じ。
赤の他にピンクもあるようなので、花色は濃いめのピンクで作ってみました。

今回はとんぼ玉だけです。
どうぞよろしくお願いいたします。
★ 2/7 鳥撮りにチャレンジ ★
ここしばらくバーナーもしくはPCに向かって延々と作業をして、すっかり煮詰まってしまい
おまけに肩こりと運動不足で体ガチガチ。
そこで久しぶりに昭和記念公園に、お散歩しに行ってきました。
目的はリフレッシュと、それから新しいデジカメの練習です。
前に使ってたコンデジがどんどん老眼…というか、ピントが甘くなってきて、買い直したんです。
調べたら、前のを買ったの3年前。3年しか持たないなんて…やっぱりヘビーユーザーだからかなあ…
現在、デジカメは安くて軽くて簡単か、一眼レフ等の高スペックに二極化しているようです。
そりゃそうですよね、今時は皆さんスマホで撮ってるんですよね。(しろはガラケイユーザー)
でも、スマホの接続料金の高さと、商品画像をスマホで撮って大丈夫なのかという不安から、またコンデジ購入。
しろの必要条件は、マクロが高性能で、色合いがきれいに写ること。(とんぼ玉撮るためです。)
ところが、希望価格帯でなかなか条件が合わず、ちょっと高めのを買ったら、これがオーバースペックで…
GPS機能とか、30倍ズームとか、いらないのに〜〜!(一眼レフのサブ機として想定された機種のようです。)
でもまあ、せっかくズーム機能があるなら、一度「鳥撮り」に挑戦してみようかなと、思ったわけなんです。
今日は良いお天気で、公園にはたくさんの鳥撮りとバードウォッチャーの中高年がたくさんいらっしゃいました。
これまで公園や山に出かけるたびに、小鳥はいないかなあと探してたんですが、声はすれども姿は見えず…
ところが、一眼レフを構えている方の目線を必死で追うと…あっあれは鳥ではありませんか…!!
必死で構えて、液晶画面を見ながらズームして、撮ろうとしたところで…なぜか必ずフレームから飛び去っていく…
もう笑うしかないしろと、写真を撮り終え悠然と去って行かれる鳥撮りのおじ様…(涙
ということを何度も繰り返し、親切な先輩方の指先を必死で追いながら
少しずつ自分でも鳥を発見できるようになりました。
とはいえ、写真が撮れるかというのはまた別で…地面にいる鳥はまだ良いんですけど
枝に留まってると、ズームしているうちにどの枝だかわからなくなってしまったり
もうちょっと近づこうとすると、気配を察して逃げちゃったり…
でもまあ、喜んだり、悔しがったり、それなりに楽しんで帰って参りました。
所詮コンデジですから、とんぼ玉の参考資料に使えるような写真は撮れませんし
こうやって鳥と親しめるだけでもよいかなあと…
ズームでもちゃんとピント合いますし、肉眼で見るよりよく見えるだけでもありがたいです。

椿の蜜によってきたヒヨドリ アオジ…らしいです コゲラ…だと思います セキレイはうちの近所にもよく来ます

ジョウビタキ 左がメス、右がオス 大好きなシジュウカラさん、背中の色合いがたまりません
もちろん、お出かけしたらちゃんとお花も撮ってきましたよ。
お花の少ない時期ですが、クリスマスローズ、梅園、福寿草、水仙
それから節分草の大群落がありました。
あんなにたくさん咲いているのを見たのは初めて。半透明ガラスのような花びらが美しい…

クリスマスローズ いろんな梅がありましたがこれはつぼみも白い白梅

福寿草 梅林の下に咲いてました 節分草、後ろに群落が見えます 西洋水仙
購入したのはNikonさんのS9900という機種です。
Nikonさんのカメラは色合いがきれいに撮れるので、このところずっと使っています。
とんぼ玉はマニュアルで調整して撮りますが、観光写真はオートで済ませる予定。
うちに帰って確認したら、オートでも色調はきれいだし、明るく撮れてて、よかったよかった。
…でも、ちょっと暗いときにマクロでズームすると、ピントが合いにくいことがあって
また古くなったらピントが甘くなってくるのではと、ちょっと不安なんですよ。
Nikonさんのコンデジは、色合いは信頼できるけど、ピントにやや不安ありかも。
…まあ、私がヘビーユーザーなのが問題なんでしょうけどね…
暖かくなったら、このカメラ持って、山や旅行に行きたいですね。
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